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【高島屋】「LA VIE EN ROSE 橋爪 彩 展」東京・大阪で開催!




LA VIE EN ROSE 橋爪 彩 展
2024年8月22日(木)→ 9月9日(月)/日本橋高島屋S.C. 本館6階美術画廊X
2024年9月18日(水)→ 9月30日(月)/大阪高島屋 6階ギャラリーNEXT

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/801/69859-801-a73db8938fd0650e19986fe9f2c30015-2159x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「La patience」

 高島屋では、8月22日(木)から日本橋店(東京)、9月18日(水)から大阪店にて「LA VIE EN ROSE-橋爪彩展」を開催いたします。

 橋爪彩氏は、東京藝術大学大学院修了後に渡欧し、世界からは異邦人として見られる日本人であることの疎外感と、世界共通の感情の存在を認識する体験をします。そしてその経験等をもとに、リアルと虚構、官能と無垢など、イメージのコントラストの強いシュールな印象の、写実的で繊細な画面の油彩画を制作していきます。眩い照明の下のスタジオセットのような部屋で、不自然とも思えるポーズをとる若い女性モデルたち。白く仄かに発光する口元は何かを訴えかけようとしていますが、髪の毛で目は隠され、表情はよくわかりません。辺りには現代社会へのメタファーなのか意味ありげにビビッドな色のファッショナブルな服や靴、アクセサリーや紙幣などが配置されています。そうした鑑賞者の憶測を他所に、それら作品は“唯これが私をとりまく世界”と煙に巻きます。

 高島屋では初となる今回の個展では、新作を中心に薔薇のあるモチーフの作品を主に発表いたします。薔薇は美の象徴であると同時に邪悪なイメージや狂気をも連想させます。棘があるとも知らずに、否知っていても尚、その背徳的な美や香りに人は惹きつけられてしまいます。橋爪氏は薔薇をキーワードに、現代の欲望と無常観、西洋への憧れと日本人としてのアイデンティティを、過去の名画へのオマージュも入れて昇華し、連綿と続く人類の創作行為やこの世界への果てしなき欲求を表現いたします。この機会にぜひご高覧ください。


■作品一例
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/801/69859-801-28d49d3919180d3bde8b8fda813dddf2-2075x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「la rose d'ingres」 116.7×91.0cm 2023年 パネルに油彩


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/801/69859-801-5d9ef24fb4092c6953d69f228062c2b5-2159x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「La patience」 162.0×130.3cm 2023-24年 パネルに油彩

■作家略歴 

橋爪彩 SAI HASHIZUME
2003 東京藝術大学美術学部絵画専攻油画科卒業
2006 東京藝術大学修士課程絵画専攻(油画)修了
2006-07 ベルリン美術大学に研究生として在籍
2009-10 フランス・パリ滞在

助成・レジデンス
2004 第19回 ホルベインスカラシップ
2006 AIR in KREMS Top 24(クレムス/オーストリア)
平成18年度 文化庁新進芸術家海外留学制度研修派遣生(メンヒェングラッドバッハ/ドイツ)
平成19年度 ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツに滞在
平成20年度 吉野石膏美術振興財団在外研修員としてパリに滞在
平成26年度 現代芸術振興財団

個展(2010年以降)
2011 「After Image of the Red Shoes」イムラアートギャラリー東京
2012 「sometimes we can’t choose where we die」イムラアートギャラリー京都
2013 「lost virginity」G-tokyo
2014 「Beautiful Stranger」POLA MUSEUM ANNEX
2015 「She who dies with the most shoes wins」A. STYLE/Jiang art gallery(香港)
2017 「Girls Start the Riot」アトリウムギャラリー/ポーラ美術館(神奈川)
   「This isn’t Happiness」イムラアートギャラリー京都

主なグループ展(2010年以降)
2012 ポーラミュージアムアネックス展2012「華やぐ色彩」ポーラミュージアムアネックス(東京)
   その他、アートフェア等多数出品
2013 高橋コレクション展 「マインドフルネス!」霧島アートの森(鹿児島)、札幌芸術の森美術館
  「YAMATO DYNAMICS」ミヅマアートギャラリー(シンガポール)
  「DOMANI・明日展2013」国立新美術館(東京)
2014 「ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉」国立国際美術館(大阪)
   高松コンテンポラリーアートアニュアルvol.04「リアルをめぐって」高松市美術館
2015 China-ASEAN Biennale(南寧)
2016 「Premio Combat 2016 Prize」Museo G. Fattori(リボルノ/イタリア)
2017 「無声的行進」ELSA GALLERY(台北)
「アートのなぞなぞ 高橋コレクション展」静岡県立美術館
「ニッポンの写実 そっくりの魔力」北海道立函館美術館、豊橋市美術博物館、奈良県立美術館
「マインドフルネス! 2017高橋コレクション展」山形美術館
「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」東京藝術大学大学美術館(東京)
「Inspired アイデアの源泉、イメージの継承」高松市美術館
「Art Stage Singapore」(シンガポール)
2018 「高橋コレクション 顔と抽象─清春白樺美術館コレクションとともに」清春芸術村(山梨)
2020 「Metropolice2020」高島屋日本橋店(東京)
2021 「上田薫とリアルな絵画」茨城県近代美術館
2022 アートフェア東京2022
アート大阪2022
2023 ART BASEL 香港

賞歴
2003 O氏記念賞(大橋賞)
2004 シェル美術賞 岡部あおみ審査員奨励賞
2013 第5 回絹谷幸二賞

パブリックコレクション
国立国際美術館(大阪)、株式会社ポーラ、高橋コレクション、高松市美術館

コミッションワーク
2012 ポーラ銀座(東京)
2014 POLA RED B.A グランドイメージ

主な装丁画
高階秀爾『ニッポン・アートの躍動』(講談社)
島田雅彦『美しい魂』(新潮社)
金原ひとみ『ハイドラ』(新潮社)
大道珠貴『ミルク』中公文庫(中央公論新社)
桜庭一樹『このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集』文春文庫(文藝春秋)
島本理生『ファーストラヴ』(文藝春秋)


■お問合せ先
 日本橋高島屋 03-3211-4111(代表)
 大阪高島屋  06-6631-1101(代表)



















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