東日本大震災復興支援「子どもにやさしい空間」と災害時の子どもの心のケアの研修を開催【プレスリリース】
[16/11/28]
提供元:PRTIMES
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11月29日(火)・12月3日(土)10時〜17時30分 ユニセフハウス(東京港区)
[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/820/resize/d5176-820-275262-1.jpg ]
公益財団法人日本ユニセフ協会(東京都港区・赤松良子会長)は、東日本大震災緊急・復興支援活動の中で得られた知識や経験を、将来の“万が一”への備えに活かしていただくべく、災害時の避難所等で子どもたちが安心・安全に過ごせる環境を提供する「子どもにやさしい空間」活動の研修会を、2015年から各地で開催しています。
今回は通常の研修に加え、「子どもにやさしい空間」活動を東北や熊本で実際に行われた方のお話や、国際災害支援の考え方や実践、緊急時の子どもとの関わりに関するより詳しい解説を加えた、拡大版の研修を企画いたしました。
東日本大震災の後も、大型台風の上陸、熊本地震等、各地で大規模災害が多発する中、これまでの災害時の経験の共有や緊急時の子どもの心のケアへの理解がますます求められています。特に今回は、研修の内容を、日常的にも緊急時にもそれぞれの場所で活かしていただける、臨床心理士、看護師、子ども支援関係者などの専門家を対象にしています。
* * *
■ 「子どもにやさしい空間」とは?
[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/820/resize/d5176-820-122304-0.jpg ]
災害や事故は、子どもたちから一瞬にして「日常」という“心の支え”を奪います。「子どもにやさしい空間」は、不安や様々な危険に包まれる子どもたちが安心して安全に過ごせる「居場所」=様々な年齢の子どもに合った「遊び」や「学び」の場を提供する活動です。ユニセフ(国連児童基金)は、世界の緊急支援の現場で、20年以上にわたりこの活動を展開。“水”や“医療”、“食糧”、“テント(避難所)”等と同様、最優先で取り組まなくてはならない支援の一つとして位置付けています。
東日本大震災の支援の現場でも、日本ユニセフ協会のみならず、多くの支援団体がこの活動を展開しました。しかし、実践に関わられた心理ケアの専門家などからは、支援の現場で使える標準的な指針の整備の必要性が訴えられました。また、「大きな災害が頻発する日本でこそ災害支援のスタンダードに」という声も上がりました。これらの声に応えるため、日本ユニセフ協会は、独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市 総長:樋口輝彦)の協力を得て、ユニセフが2010年に発行した『A Practical Guide for Developing Child Friendly Spaces(子どもにやさしい空間づくりの実践的ガイドブック)』の日本語版の制作。国内での実践に実際に活用できるツールにするため、NCNP精神保健研究所災害時こころの情報支援センターの金吉晴氏はじめ、東日本大震災の現場で実際に支援活動に従事した日本ユニセフ協会のアドバイザーらが内容を再構成し、2013年10月、日本版『子どもにやさしい空間ガイドブック』を発行しました。その後、研修内容やツールの実地検証も兼ねた医師や臨床心理士を対象にした簡易研修(本年2月、災害時こころの情報支援センターで実施)を経て、研修プログラムを作成。現在全国に研修講師を派遣しています。
日本版『子どもにやさしい空間ガイドブック』は、日本ユニセフ協会のホームページから無償でダウンロードしていただけます。
http://www.unicef.or.jp/news/2015/0355.html
報道機関のみなさまにおかれましては、この取り組みの趣旨をご理解いただき、全国各地で“万が一”に備えている方々が一人でも多く「子どもにやさしい空間」活動に関わっていただけるよう、ぜひ本件をご取材・お伝えいただけますようお願い申し上げます。
* * *
■ 第一回目開催
1.開催日時 2016年11月29日(火)10:00〜17:30
2.会場 ユニセフハウス2階会議室
東京都港区高輪4-6-12(品川駅・高輪台駅よりそれぞれ徒歩7分)
3.研修参加者 臨床心理士、看護師、国際協力団体職員、子ども支援関係者等30名
4.講師
成澤知美 (災害時こころの情報支援センター)
入江真之 (NPO法人くまもとスローワーク・スクール代表)
赤坂美幸 (公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
小野道子 (日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
本田涼子 (日本プレイセラピー協会/日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
大滝涼子 (子どもにやさしい空間研修講師)
谷杉佐奈美(子どもにやさしい空間研修講師)
■ 第二回目開催
1.開催日時 2016年12月3日(土)10:00〜17:30
2.会場 ユニセフハウス2階会議室
東京都港区高輪4-6-12(品川駅・高輪台駅よりそれぞれ徒歩7分)
3.研修参加者 臨床心理士、看護師、国際協力団体職員、子ども支援関係者等30名
4.講師
成澤知美 (災害時こころの情報支援センター)
野口比呂美(NPO法人やまがた育児サークルランド代表)
赤坂美幸 (公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
小野道子 (日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
湯野貴子 (日本プレイセラピー協会/日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
大滝涼子 (子どもにやさしい空間研修講師)
太田雅子 (子どもにやさしい空間研修講師)
* * *
■ 研修内容 ※両日とも同じ内容です
第一部:「子どもにやさしい空間」研修
「子どもにやさしい空間」とは?【講義とディスカッション】
どんな時に必要なの?/緊急時の子どもたちの状況は?/どうして必要なの?/「子どもにやさしい空間」ってどういうもの?/どう役立つの?/6つの大切なこと
「子どもにやさしい空間」の実践【講義とディスカッション】
子どもたちの状況を把握しよう/活動内容を組み立てよう/場所や設備を考えよう/人員配置を考えよう/活動を振り返り改善しよう
「子どもにやさしい空間」〜実際に作ってみよう【グループワーク】
第二部:「災害時の子どもの心のケア」研修
心理社会的ケアとは
国際災害支援における子どもの保護と子どもにやさしい空間の実践
日本における子どもにやさしい空間の実践
緊急時の子どもとの関わり
遊びで子どもの回復力を支える
研修会のご取材をご検討いただける際は、会場準備等の都合上、誠に恐れ入りますが、下記FAX返信用紙またはEメールにてご一報いただければ幸甚です。
◆日本ユニセフ協会 広報室行◆
FAX:03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
■ご芳名:
■貴社名:
■ご所属部署名等:
■貴媒体名:
■お役職名:
■Tel:
■Fax:
■携帯電話:
■Eメール:
■カメラの有無: □ あり (スチール/ムービー) □ なし
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間としてユニセフを代表する唯一の組織として、ユニセフ活動の広報、政策提言(アドボカシー)、募金活動を担っています。 www.unicef.or.jp
■ 日本ユニセフ協会による東日本大震災支援活動について
日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部や被災地の団体や自治体、企業などの協力を得て、震災発生直後から支援活動を展開。学校や保健サービスの再開などの緊急支援活動や児童福祉施設再建支援などを実施しました。現在は、「心理社会的ケア支援(心のケア)」、「子どもの保護支援」、および「子ども参画による復興計画づくり支援」の3分野を中心に活動を継続しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011.htm
[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/820/resize/d5176-820-275262-1.jpg ]
公益財団法人日本ユニセフ協会(東京都港区・赤松良子会長)は、東日本大震災緊急・復興支援活動の中で得られた知識や経験を、将来の“万が一”への備えに活かしていただくべく、災害時の避難所等で子どもたちが安心・安全に過ごせる環境を提供する「子どもにやさしい空間」活動の研修会を、2015年から各地で開催しています。
今回は通常の研修に加え、「子どもにやさしい空間」活動を東北や熊本で実際に行われた方のお話や、国際災害支援の考え方や実践、緊急時の子どもとの関わりに関するより詳しい解説を加えた、拡大版の研修を企画いたしました。
東日本大震災の後も、大型台風の上陸、熊本地震等、各地で大規模災害が多発する中、これまでの災害時の経験の共有や緊急時の子どもの心のケアへの理解がますます求められています。特に今回は、研修の内容を、日常的にも緊急時にもそれぞれの場所で活かしていただける、臨床心理士、看護師、子ども支援関係者などの専門家を対象にしています。
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■ 「子どもにやさしい空間」とは?
[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/820/resize/d5176-820-122304-0.jpg ]
災害や事故は、子どもたちから一瞬にして「日常」という“心の支え”を奪います。「子どもにやさしい空間」は、不安や様々な危険に包まれる子どもたちが安心して安全に過ごせる「居場所」=様々な年齢の子どもに合った「遊び」や「学び」の場を提供する活動です。ユニセフ(国連児童基金)は、世界の緊急支援の現場で、20年以上にわたりこの活動を展開。“水”や“医療”、“食糧”、“テント(避難所)”等と同様、最優先で取り組まなくてはならない支援の一つとして位置付けています。
東日本大震災の支援の現場でも、日本ユニセフ協会のみならず、多くの支援団体がこの活動を展開しました。しかし、実践に関わられた心理ケアの専門家などからは、支援の現場で使える標準的な指針の整備の必要性が訴えられました。また、「大きな災害が頻発する日本でこそ災害支援のスタンダードに」という声も上がりました。これらの声に応えるため、日本ユニセフ協会は、独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市 総長:樋口輝彦)の協力を得て、ユニセフが2010年に発行した『A Practical Guide for Developing Child Friendly Spaces(子どもにやさしい空間づくりの実践的ガイドブック)』の日本語版の制作。国内での実践に実際に活用できるツールにするため、NCNP精神保健研究所災害時こころの情報支援センターの金吉晴氏はじめ、東日本大震災の現場で実際に支援活動に従事した日本ユニセフ協会のアドバイザーらが内容を再構成し、2013年10月、日本版『子どもにやさしい空間ガイドブック』を発行しました。その後、研修内容やツールの実地検証も兼ねた医師や臨床心理士を対象にした簡易研修(本年2月、災害時こころの情報支援センターで実施)を経て、研修プログラムを作成。現在全国に研修講師を派遣しています。
日本版『子どもにやさしい空間ガイドブック』は、日本ユニセフ協会のホームページから無償でダウンロードしていただけます。
http://www.unicef.or.jp/news/2015/0355.html
報道機関のみなさまにおかれましては、この取り組みの趣旨をご理解いただき、全国各地で“万が一”に備えている方々が一人でも多く「子どもにやさしい空間」活動に関わっていただけるよう、ぜひ本件をご取材・お伝えいただけますようお願い申し上げます。
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■ 第一回目開催
1.開催日時 2016年11月29日(火)10:00〜17:30
2.会場 ユニセフハウス2階会議室
東京都港区高輪4-6-12(品川駅・高輪台駅よりそれぞれ徒歩7分)
3.研修参加者 臨床心理士、看護師、国際協力団体職員、子ども支援関係者等30名
4.講師
成澤知美 (災害時こころの情報支援センター)
入江真之 (NPO法人くまもとスローワーク・スクール代表)
赤坂美幸 (公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
小野道子 (日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
本田涼子 (日本プレイセラピー協会/日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
大滝涼子 (子どもにやさしい空間研修講師)
谷杉佐奈美(子どもにやさしい空間研修講師)
■ 第二回目開催
1.開催日時 2016年12月3日(土)10:00〜17:30
2.会場 ユニセフハウス2階会議室
東京都港区高輪4-6-12(品川駅・高輪台駅よりそれぞれ徒歩7分)
3.研修参加者 臨床心理士、看護師、国際協力団体職員、子ども支援関係者等30名
4.講師
成澤知美 (災害時こころの情報支援センター)
野口比呂美(NPO法人やまがた育児サークルランド代表)
赤坂美幸 (公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
小野道子 (日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
湯野貴子 (日本プレイセラピー協会/日本ユニセフ協会東日本大震災支援本部アドバイザー)
大滝涼子 (子どもにやさしい空間研修講師)
太田雅子 (子どもにやさしい空間研修講師)
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■ 研修内容 ※両日とも同じ内容です
第一部:「子どもにやさしい空間」研修
「子どもにやさしい空間」とは?【講義とディスカッション】
どんな時に必要なの?/緊急時の子どもたちの状況は?/どうして必要なの?/「子どもにやさしい空間」ってどういうもの?/どう役立つの?/6つの大切なこと
「子どもにやさしい空間」の実践【講義とディスカッション】
子どもたちの状況を把握しよう/活動内容を組み立てよう/場所や設備を考えよう/人員配置を考えよう/活動を振り返り改善しよう
「子どもにやさしい空間」〜実際に作ってみよう【グループワーク】
第二部:「災害時の子どもの心のケア」研修
心理社会的ケアとは
国際災害支援における子どもの保護と子どもにやさしい空間の実践
日本における子どもにやさしい空間の実践
緊急時の子どもとの関わり
遊びで子どもの回復力を支える
研修会のご取材をご検討いただける際は、会場準備等の都合上、誠に恐れ入りますが、下記FAX返信用紙またはEメールにてご一報いただければ幸甚です。
◆日本ユニセフ協会 広報室行◆
FAX:03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
■ご芳名:
■貴社名:
■ご所属部署名等:
■貴媒体名:
■お役職名:
■Tel:
■Fax:
■携帯電話:
■Eメール:
■カメラの有無: □ あり (スチール/ムービー) □ なし
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間としてユニセフを代表する唯一の組織として、ユニセフ活動の広報、政策提言(アドボカシー)、募金活動を担っています。 www.unicef.or.jp
■ 日本ユニセフ協会による東日本大震災支援活動について
日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部や被災地の団体や自治体、企業などの協力を得て、震災発生直後から支援活動を展開。学校や保健サービスの再開などの緊急支援活動や児童福祉施設再建支援などを実施しました。現在は、「心理社会的ケア支援(心のケア)」、「子どもの保護支援」、および「子ども参画による復興計画づくり支援」の3分野を中心に活動を継続しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011.htm