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伊東四朗×大竹まことがアナログ時代に心を馳せる!・・・アナログ放送終了特別番組「あ・な・ろ・ぐ大会議 伊東四朗×大竹まこと GG放談」をWOWOWで放送!




7月23日(土)にWOWOWで放送されるアナログ放送終了特別番組「あ・な・ろ・ぐ大会議 伊東四朗×大竹まこと GG放談」の番組収録が14日、東京都内の銭湯で行われた。番組に出演するは、自称アナログ大好きの伊東四朗と大竹まこと。白を基調としたスーツ姿で現れ、銭湯の脱衣所で懐かしのフルーツ牛乳・コーヒー牛乳を飲みながら、去り行く「アナログ」時代に心を馳せた。

伊東が初めてテレビを見たのは昭和27年の中学生の時分だったという。ボクシングの試合を街頭テレビで見て興奮したと語り、一方の大竹は、昭和29年の小学校にあがる少し前に友人の家に見に行った、というまるで映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界を彷彿させた。モノクロからカラーに遷り変わるセンセーショナルな時代に「偽カラー」テレビとの遭遇があったことを明かした大竹は、「親父がカラーテレビを買ってきたっていうから、興奮して実物を見たら、レンズの上・真ん中・下が3色に分かれているだけの“このレンズをつければカラーになる”っていういかがわしい偽物だったんですよ。今のひとたちは知らないよね?」と偽物カラーテレビを愛おしそうに振り返った。

2人がテレビに出演するようになった当時は「生番組」が主流で、だからこそハプニングも多々あったという。「生番組」について伊東は「出る側としての意見だけど、プレッシャーを味方につけないと、この仕事はできないからね。それは生でもそうじゃなくても同じ」とし、いつの時代も変わらないストイックな姿勢を見せた。大竹は失敗談として、「昔、とあるお笑い演芸会に呼ばれて行ったら、会場の客がご高齢の方々ばかりだったんです。何をやっても一切笑わないので、自分でも何やってるのか分からなくなって生中継で立ったまま気絶しましたよ。そのときのディレクターなんて東北に飛ばされましたからね・・」と「生番組」ならではの仰天エピソードも飛び出した。

アナログの旧き良き時代を心から敬愛している2人も、デジタルを迎え入れる準備は密かににしている様子。アナログからデジタルに移行するため、テレビを買い替えたかと大竹に尋ねられた伊東は、「うちケーブルだから買い替える必要ないっていう話を角野卓造から聞いていたんだけどさ、母ちゃんが“あの人の話、信用していいの?”って言うんだよ。だから不安になってテレビを買っちゃったよ…」と役者仲間である“角野”の話をネタに笑いを誘った。

また、デジタルのよさ・テレビの醍醐味を「スポーツ中継」と断言した伊東。「その場に行かなければ見られなかったものが、家にいて生で見られるっていうのはスゴいことだよ。国内ならまだしも世界中のものが見られるのはやっぱり時代の流れを感じるしスゴいよね。WOWOWでは海外のスポーツ中継や番組を見られるからいいよね」と、デジタルのよさも忘れずにアピールした。
今のテレビ番組に関しては、「間がない。お客さんが待たないよね。待つからこそ分かる面白さもあるのに、その感じがなくなっているのは寂しいなぁ」と、アナログのよさも引き継ぎながらデジタルへ遷り変われればという希望のコメントを残した。

番組ではその他、東京スカイツリーが臨める神社や、小料理屋などでロケを敢行。小料理屋では女将役としてなんと内海桂子師匠が豪華出演を果たした。
BSアナログ放送終了となる7月24日(日)を前に、これまでを振り返り次世代への“出会い”の扉をたたく「あ・な・ろ・ぐ大会議 伊東四朗×大竹まこと GG放談」はWOWOWで7月23日(土)夜8時より放送。尚、この番組は無料放送される。
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