自動車の売上低迷によってつまずくカーナビゲーションシステム市場
[09/08/25]
提供元:DreamNews
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先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、英国調査会社IMS Research発行の最新英文調査報告書「THE WORLDWIDE MARKET FOR AUTOMOTIVE NAVIGATION SYSTEMS - 2009 EDITION」の販売を開始いたしました。
世界の自動車市場が困難に直面していることは明らかです。今や自動車の売上低迷はOEMカーナビゲーションシステムなどの関連装置にもその影響が及んでいます。しかし車載エレクトロニクスの絶え間ない進化は、消費者のカーナビゲーションに対する期待を押し上げており、状況は上向くと考えられます。
「カーナビゲーションなど、今なお普及段階にある新しい分野においてでさえも自動車業界の不況の影響は避けられない状況です」とIMS ResearchのシニアアナリストKevin Furr氏は述べています。同氏は、2009年の世界におけるディスプレイ型OEMナビゲーションシステムの販売台数は5%減少し、800万台程度になると予測しています。
さらに現状は悪化する可能性もあります。乗用車の販売は世界的に低迷することが予測されており、2009年には17%減となると同氏は見ています。「途中段階でのシナリオですが、自動車販売が低迷しても、こうした車へのOEMナビゲーションシステムの搭載率は車両モデル数やナビゲーションシステムが提供されている地域の拡大とともに増加しつづけると予測されます。」
世界のカーナビシステムに関する調査報告書「THE WORLDWIDE MARKET FOR AUTOMOTIVE NAVIGATION SYSTEMS - 2009 EDITION」の中で、Furr氏はこうした動向について説明しています。また新たに見られる傾向としては、コネクティビティの更なる実装が挙げられます。「かつては議論の的だった車載PCというコンセプトは、もはやそれほどの勢いはありませんが、様々なものが車に接続されることで、交通情報や最新地図情報、ポータルサービスなどを利用できるようになっています。」
Furr氏は、世界におけるOEM接続ナビゲーションシステムの売上が、2012年までに倍増すると予測しています。
【 英文市場調査報告書 】
THE WORLDWIDE MARKET FOR AUTOMOTIVE NAVIGATION SYSTEMS - 2009 EDITION
自動車用ナビゲーションシステムの世界市場:2009年版
http://www.infoshop-japan.com/study/iz82026-automotive-navi.html
出版社IMS Research
出版日2009/06
【 本件に関するお問合せ先 】
株式会社グローバル インフォメーション
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3アーシスビル 7階
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