【写真・コメント】 ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』製作発表レポート
[24/01/31]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
2001年の同時多発テロの裏で起きた実話を基にしたブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』。3月の日本初演開幕に先立ち、在日カナダ大使館にて製作発表が開催、全12名のキャストが登壇した。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-4a2da61d0962fb3f678f-0.png ]
(撮影:田中亜紀)
この物語は、私たちに、世界に希望を与えた。
数々の演劇賞を受賞したブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』が2024年3月に豪華キャストで日本初演決定!日生劇場60周年イヤーの締めくくりを飾る。
12人の出演者のみで100人近くの役を次々に演じドラマが交錯する。開演と同時に一気に展開されていく濃密な100分間。
トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ニューヨーク・タイムズ紙の批評家賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞した本作は、2001年9月11日の同時多発テロの裏で、カナダにある小さな町・ニューファンドランド島のガンダーで起きた驚くべき実話を基にしている。音楽と共にスピーディーに伝えられる5日間の物語は、人種、国、宗教を越えて生まれる希望の光となる。
製作発表では12名のキャストが本作が上演されることへの心境や意気込み、それぞれの役柄についてなどを語った。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-877aed047514452e4431-0.png ]
会見コメント ※五十音順
■安蘭けい
ブロードウェイで本作を観てとても感動して、日本で上演できる機会があったらぜひ出演させていただきたいと思っていたので本当に嬉しく思っています。私はダイアンというテキサス人女性をメインに、ニューファンドランド島の住民たち複数人の役を演じるのですが、それぞれ違う役だとわかるように声色を変えたり色々と挑戦しています。やりすぎないように気を付けつつ、「いまの安蘭さんだったの?」と言われるくらい違いを出していきたいと思います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-954fa83d32da694d4342-0.png ]
■石川 禅
この作品は、セットは13脚の椅子と3卓のテーブルのみ、その転換は役者が自ら行うというとてもシンプルな舞台です。椅子のデザインはひとつひとつ違っているのですが、飛行機に乗り合わせた人々の人種の違いを表しているようでもあり、ここにいる12人の個性豊かなキャストを表しているようでもあります。そのバラバラな椅子が舞台上に現れた瞬間、一機の飛行機が出現します。素晴らしいです。魔術です。このメンバーが一つの旅客機を作り上げて、無事テイクオフしていくことを皆さんどうぞ祈っていていただければと思います。
[画像4: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-4a5797bf44b644ef489d-0.png ]
■浦井健治
色々な意味で豊かな稽古場だなと思います。個性も豊かで、差し入れも豊かで…(笑)。各国で上演されてきた作品を日本のキャストで初めて上演させていただくのですが、我々の感覚や個性を尊重しながら作っていくこと、その一個一個の積み重ねが、試行錯誤する過程がなんて豊かなんだろうと思います。演劇は、人生もそうですが、答えそのものよりそこに向かう時間が尊いと感じます。この12人とスタンバイキャスト4人を含めた16人で一緒にやれていることが幸せだなと思います。
[画像5: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-0e60b4ae3d22b4333549-0.png ]
■加藤和樹
先日まで別の公演に出演していて実は皆さんほど稽古場のことを知らないのですが…(笑)このキャストでは再演できないんじゃないかというくらい、本当に活躍されている方ばかりですし、一人一人の力がすごいのでそれが一つになった時にどのくらいのエネルギーが出るんだろうと思っています。作品が持っている力と、ここにいる日本を代表するようなキャストの皆さんのエネルギーが相乗効果となって、とんでもない爆発力を生み出すのではないかと思います。
[画像6: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-a86386f4f2f83e191c31-0.png ]
■咲妃みゆ
2001年当時小学生でしたが、あの事件をニュースで知って抱いたショックを今でも鮮明に覚えています。大きな悲しみ、苦しみ、憎しみを生み出してしまったのは人であって、それでもそれを解きほぐしたのもまさしく人であったというのがこの物語のポイントだと思います。たくさんの方が傷つき、戸惑い、そんな中でたくさんの人が寝る間を惜しんで手を差し伸べました。遠い国で起こった出来事ということではなく、どの場所もどの国も、ニューファンドランド島になり得るんだとうことを思ってご覧いただければと思います。
[画像7: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-ca5fcf94846afb5cf3ea-0.png ]
■シルビア・グラブ
元々前知識なくブロードウェイへ観に行ったのですが、オープニングの曲を聴いた途端心臓の鼓動が高まってワクワクしました。この題材をこれだけ愛のある舞台にしていることに感動して、もし日本で上演することがあったら絶対参加したいと思いました。キャスト全員が椅子やセットを動かして、それが飛行機や、街のバーに見えたりしていく姿もすごくかっこよく見えました。客席から観ると簡単そうでしたが実際は四苦八苦しています(笑)。ニューファンドランド島の人々が手を差し伸べて助け合ったように私たちも舞台上で助け合って乗り切りたいと思います。
[画像8: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-f8a2f7b1e1e2b6d6b7c6-13.png ]
■田代万里生
この作品に登場するほとんどの役を、現在実在する方をモデルに実名で演じさせていただいており、光栄に思います。演出補のダニエルさんが「この作品は9.11ではなく9.12を描いた作品だ」とおっしゃっていました。いわゆる復興に繋がる作品だと思うのですが、全員で全幕の本読みをした後にすぐに思い浮かんだのは、9.11はもちろん3.11の東北の地震であったり、先日の能登地震やその後の飛行機事故のことでした。僕たちもいつでもガンダーの人たちのような気持ちになれる作品だと思っています。
[画像9: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-cdf6aa8a7a6071e646df-14.png ]
■橋本さとし
稽古が大変だとか作品が大変だとかはあまり言いたくないのですが…めっちゃ大変です(笑)。稽古場に本番さながらの回転するセットが組まれているのですが、ステージ上に立ち位置を表す「バミリ」が満天の星空のように貼られていてちょっと引いてしまいました。いろんなキャリアを積んできたミュージカル界の、演劇界の超人たちですが意外とみんなパニックになったり迷子になったりしていてちょっと安心しました。ポンコツな町長ではありますが、みんなで素敵なガンダーの町を表現できたらと思います。
[画像10: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-fc059a23627c8dd0b2c6-14.png ]
■濱田めぐみ
私の演じるビバリーはアメリカンエアライン初の女性パイロットの役です。物語上の役割としては緊張感をもって切り込んでいく、ポイントとなる役でもあるのですが、カンパニー内では先ほどの(橋本)さとしさんのように可愛らしい先輩方がたくさんいらして、幸せだなあと思ってやっています。この作品は9.11の被災地での状況が舞台上で描かれているのですが、3.11や能登の地震に対して私たちが抱える心の辛さや苦しみと一緒なんだと気づきました。日本の方が観ても誰もが共感できるものをちゃんと受け取って、持って帰ることができる作品だと思います。
[画像11: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-e42a9c0fad8474970a48-0.png ]
■森 公美子
マンハッタンの消防士である息子を亡くした母、ハンナをメインに演じるのですが、演じる役柄が複数あるので毎日「私、今誰?」「どこに行けばいいの?」という状況が続いて泣きそうです。今日も稽古があるんですけど…あのシーン私ハンナですか?島の人ですよね?まあそういう感じで進んでいるのですが、本当に面白いです。主役ばっかりやっている皆さんが集まっているのでギクシャクしちゃうかなと思ったのですが(笑)すごく楽しい稽古場になっています。
[画像12: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-2e0d0e7614d8176427ca-0.png ]
■柚希礼音
コミュニティセンターの会長・ビューラという地元代表のおばちゃんという感じの役をやらせていただくのですが、自分がこんなにすごいメンバーを仕切ったりできるんだろうかと稽古が始まる前も今もドキドキしていますが、本当に皆さんが助けて下さり教えて下さったりしながら一歩ずつやっています。この出来事を取材したドキュメンタリーの中で町長さんが「人の優しさはどんな悲劇でも乗り越える」とおっしゃっていて、9.11は人が起こしてしまった事件ですが、やはり人の優しさで癒されることもあるんだということを大切に演じていきたいです。
[画像13: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-3239244c4a82fe39d357-0.png ]
■吉原光夫
先ほど(森)公美(子)さんが「私、誰?」とおっしゃっていましたが、実は、テロや地震が起きて自分の居場所がなくなってしまったり、帰れなくなってしまったりすることで自分が誰なのかわからなくなったり、誰かが亡くなったことで自分がなぜ生きているのかわからなくなることはあると思います。そんな時にガンダーの人々がその思いを引き受けて、寄り添ってくれたという実際の話があったことがすごいなと。お祭りごとでやるのではなく、マジで最高のメンバーで無条件で何か繋がって命削ってやっている本当にイイ稽古場なので、是非楽しみにしてください。
[画像14: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-d5733280a81b2108a220-0.png ]
東京公演詳細
<公演スケジュール>
期間:2024年3月7日(木)〜29日(金)
会場:日生劇場
主催・企画制作:ホリプロ
後援:カナダ大使館
<チケット料金>
S席:平日15,000円/土日祝16,000円
A席:平日10,000円/土日祝11,000円
ファーストクラス:共通 20,000円 ※販売終了
U-25(25歳以下限定チケット):7,500円
東京公演スケジュールPDF>>https://bit.ly/3rGeex2
座席表>>https://bit.ly/3Q1rCFf
一般チケット購入・空席確認>https://www.s2.e-get.jp/hori/pt/
東京公演イベント
■ホリプロステージ会員限定貸切公演
【対象日程】3月20日(水祝)13:00
【特典】
1.アフタートーク
登壇者:安蘭けい、石川禅、田代万里生、濱田めぐみ(五十音順)
2.来場者全員プレゼント:特典ステッカー
※登壇者は急遽変更になる場合もございます。
※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。
※該当公演が中止の場合は、チケット払い戻しをさせていただくとともに特典のお渡しはございません。
■アフタートークイベント
【対象日程】
3月12日(火)19:00(登壇者:安蘭けい×石川禅×浦井健治)
3月14日(木)19:00(登壇者:加藤和樹×咲妃みゆ×シルビア・グラブ)
3月19日(火)19:00(登壇者:田代万里生×橋本さとし×濱田めぐみ)
3月21日(木)19:00(登壇者:森公美子×柚希礼音×吉原光夫)
※登壇者は急遽変更になる場合もございます。
※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。
ツアー公演
<大阪公演>
期間:2024年4月4日(木)〜14日(日)
会場:SkyシアターMBS
主催:MBSテレビ/サンライズプロモーション大阪
お問い合わせ:SkyシアターMBS 06-6676-8466(平日10:00〜18:00)
<愛知公演>
期間:2024年4月19日(金)〜21日(日)
会場:愛知県芸術劇場 大ホール
主催:中京テレビ放送
お問い合わせ:中京テレビクリエイション052-588-4477(平日11:00〜17:00/土日祝休)
https://cte.jp/wp_detail/comefromaway2024/
<福岡公演>
期間:2024年4月26日(金)〜28日(日)
会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール
主催:KBC/インプレサリオ
共催:久留米シティプラザ(久留米市)
お問い合わせ:インプレサリオ 092-600-9238(平日11:00〜18:00)
MAIL:info@impresario-ent.co.jp
https://www.impresario-ent.co.jp/
<熊本公演>
期間:2024年5月3日(金祝)〜4日(土)
会場:熊本城ホール メインホール
主催:テレビ熊本
お問い合わせ:テレビ熊本 事業部 096−338−2124(平日11:00〜17:00)
<群馬公演>
期間:2024年5月11日(土)〜12日(日)
会場:高崎芸術劇場 大劇場
主催:高崎芸術劇場(公益財団法人 高崎財団)
お問い合わせ:027-321-3900(高崎芸術劇場チケットセンター)
https://www.takasaki-foundation.or.jp/theatre/information_detail.php?id=591
公演概要
ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』
[画像15: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-a520ffbd2e7b930d9833-12.jpg ]
<東京公演>
期間:2024年3月7日(木)〜29日(金)
会場:日生劇場
主催・企画制作:ホリプロ
※大阪、愛知、福岡、熊本、群馬公演あり
<キャスト>
(五十音順)
安蘭けい
石川 禅
浦井健治
加藤和樹
咲妃みゆ
シルビア・グラブ
田代万里生
橋本さとし
濱田めぐみ
森 公美子
柚希礼音
吉原光夫
スタンバイ:
上條 駿
栗山絵美
湊 陽奈
安福 毅
<スタッフ>
脚本・音楽・歌詞:アイリーン・サンコフ/デイヴィッド・ヘイン
演出:クリストファー・アシュリー
ミュージカルステージング:ケリー・ディヴァイン
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
■レジデントチーム
音楽監督:甲斐正人
演出補:田中麻衣子
振付補:青木美保
美術補:石原 敬
照明:日下靖順
音響:山本浩一
衣裳:阿部朱美
ヘアメイク:鎌田直樹
ステージマネージャー/プロダクションマネージャー:徳永泰子
テクニカルディレクター:清水重光
演出助手:西 祐子
音楽監督助手/キーボードコンダクター:竹内 聡
歌唱指導:やまぐちあきこ
主催・企画制作:ホリプロ
後援:カナダ大使館
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/comefromaway2024/
公式X=https://twitter.com/ComeFromAwayJP
公式Instagram=https://www.instagram.com/cfajapan/
#カムフロムアウェイ
[画像1: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-4a2da61d0962fb3f678f-0.png ]
(撮影:田中亜紀)
この物語は、私たちに、世界に希望を与えた。
数々の演劇賞を受賞したブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』が2024年3月に豪華キャストで日本初演決定!日生劇場60周年イヤーの締めくくりを飾る。
12人の出演者のみで100人近くの役を次々に演じドラマが交錯する。開演と同時に一気に展開されていく濃密な100分間。
トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ニューヨーク・タイムズ紙の批評家賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞した本作は、2001年9月11日の同時多発テロの裏で、カナダにある小さな町・ニューファンドランド島のガンダーで起きた驚くべき実話を基にしている。音楽と共にスピーディーに伝えられる5日間の物語は、人種、国、宗教を越えて生まれる希望の光となる。
製作発表では12名のキャストが本作が上演されることへの心境や意気込み、それぞれの役柄についてなどを語った。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-877aed047514452e4431-0.png ]
会見コメント ※五十音順
■安蘭けい
ブロードウェイで本作を観てとても感動して、日本で上演できる機会があったらぜひ出演させていただきたいと思っていたので本当に嬉しく思っています。私はダイアンというテキサス人女性をメインに、ニューファンドランド島の住民たち複数人の役を演じるのですが、それぞれ違う役だとわかるように声色を変えたり色々と挑戦しています。やりすぎないように気を付けつつ、「いまの安蘭さんだったの?」と言われるくらい違いを出していきたいと思います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-954fa83d32da694d4342-0.png ]
■石川 禅
この作品は、セットは13脚の椅子と3卓のテーブルのみ、その転換は役者が自ら行うというとてもシンプルな舞台です。椅子のデザインはひとつひとつ違っているのですが、飛行機に乗り合わせた人々の人種の違いを表しているようでもあり、ここにいる12人の個性豊かなキャストを表しているようでもあります。そのバラバラな椅子が舞台上に現れた瞬間、一機の飛行機が出現します。素晴らしいです。魔術です。このメンバーが一つの旅客機を作り上げて、無事テイクオフしていくことを皆さんどうぞ祈っていていただければと思います。
[画像4: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-4a5797bf44b644ef489d-0.png ]
■浦井健治
色々な意味で豊かな稽古場だなと思います。個性も豊かで、差し入れも豊かで…(笑)。各国で上演されてきた作品を日本のキャストで初めて上演させていただくのですが、我々の感覚や個性を尊重しながら作っていくこと、その一個一個の積み重ねが、試行錯誤する過程がなんて豊かなんだろうと思います。演劇は、人生もそうですが、答えそのものよりそこに向かう時間が尊いと感じます。この12人とスタンバイキャスト4人を含めた16人で一緒にやれていることが幸せだなと思います。
[画像5: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-0e60b4ae3d22b4333549-0.png ]
■加藤和樹
先日まで別の公演に出演していて実は皆さんほど稽古場のことを知らないのですが…(笑)このキャストでは再演できないんじゃないかというくらい、本当に活躍されている方ばかりですし、一人一人の力がすごいのでそれが一つになった時にどのくらいのエネルギーが出るんだろうと思っています。作品が持っている力と、ここにいる日本を代表するようなキャストの皆さんのエネルギーが相乗効果となって、とんでもない爆発力を生み出すのではないかと思います。
[画像6: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-a86386f4f2f83e191c31-0.png ]
■咲妃みゆ
2001年当時小学生でしたが、あの事件をニュースで知って抱いたショックを今でも鮮明に覚えています。大きな悲しみ、苦しみ、憎しみを生み出してしまったのは人であって、それでもそれを解きほぐしたのもまさしく人であったというのがこの物語のポイントだと思います。たくさんの方が傷つき、戸惑い、そんな中でたくさんの人が寝る間を惜しんで手を差し伸べました。遠い国で起こった出来事ということではなく、どの場所もどの国も、ニューファンドランド島になり得るんだとうことを思ってご覧いただければと思います。
[画像7: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-ca5fcf94846afb5cf3ea-0.png ]
■シルビア・グラブ
元々前知識なくブロードウェイへ観に行ったのですが、オープニングの曲を聴いた途端心臓の鼓動が高まってワクワクしました。この題材をこれだけ愛のある舞台にしていることに感動して、もし日本で上演することがあったら絶対参加したいと思いました。キャスト全員が椅子やセットを動かして、それが飛行機や、街のバーに見えたりしていく姿もすごくかっこよく見えました。客席から観ると簡単そうでしたが実際は四苦八苦しています(笑)。ニューファンドランド島の人々が手を差し伸べて助け合ったように私たちも舞台上で助け合って乗り切りたいと思います。
[画像8: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-f8a2f7b1e1e2b6d6b7c6-13.png ]
■田代万里生
この作品に登場するほとんどの役を、現在実在する方をモデルに実名で演じさせていただいており、光栄に思います。演出補のダニエルさんが「この作品は9.11ではなく9.12を描いた作品だ」とおっしゃっていました。いわゆる復興に繋がる作品だと思うのですが、全員で全幕の本読みをした後にすぐに思い浮かんだのは、9.11はもちろん3.11の東北の地震であったり、先日の能登地震やその後の飛行機事故のことでした。僕たちもいつでもガンダーの人たちのような気持ちになれる作品だと思っています。
[画像9: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-cdf6aa8a7a6071e646df-14.png ]
■橋本さとし
稽古が大変だとか作品が大変だとかはあまり言いたくないのですが…めっちゃ大変です(笑)。稽古場に本番さながらの回転するセットが組まれているのですが、ステージ上に立ち位置を表す「バミリ」が満天の星空のように貼られていてちょっと引いてしまいました。いろんなキャリアを積んできたミュージカル界の、演劇界の超人たちですが意外とみんなパニックになったり迷子になったりしていてちょっと安心しました。ポンコツな町長ではありますが、みんなで素敵なガンダーの町を表現できたらと思います。
[画像10: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-fc059a23627c8dd0b2c6-14.png ]
■濱田めぐみ
私の演じるビバリーはアメリカンエアライン初の女性パイロットの役です。物語上の役割としては緊張感をもって切り込んでいく、ポイントとなる役でもあるのですが、カンパニー内では先ほどの(橋本)さとしさんのように可愛らしい先輩方がたくさんいらして、幸せだなあと思ってやっています。この作品は9.11の被災地での状況が舞台上で描かれているのですが、3.11や能登の地震に対して私たちが抱える心の辛さや苦しみと一緒なんだと気づきました。日本の方が観ても誰もが共感できるものをちゃんと受け取って、持って帰ることができる作品だと思います。
[画像11: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-e42a9c0fad8474970a48-0.png ]
■森 公美子
マンハッタンの消防士である息子を亡くした母、ハンナをメインに演じるのですが、演じる役柄が複数あるので毎日「私、今誰?」「どこに行けばいいの?」という状況が続いて泣きそうです。今日も稽古があるんですけど…あのシーン私ハンナですか?島の人ですよね?まあそういう感じで進んでいるのですが、本当に面白いです。主役ばっかりやっている皆さんが集まっているのでギクシャクしちゃうかなと思ったのですが(笑)すごく楽しい稽古場になっています。
[画像12: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-2e0d0e7614d8176427ca-0.png ]
■柚希礼音
コミュニティセンターの会長・ビューラという地元代表のおばちゃんという感じの役をやらせていただくのですが、自分がこんなにすごいメンバーを仕切ったりできるんだろうかと稽古が始まる前も今もドキドキしていますが、本当に皆さんが助けて下さり教えて下さったりしながら一歩ずつやっています。この出来事を取材したドキュメンタリーの中で町長さんが「人の優しさはどんな悲劇でも乗り越える」とおっしゃっていて、9.11は人が起こしてしまった事件ですが、やはり人の優しさで癒されることもあるんだということを大切に演じていきたいです。
[画像13: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-3239244c4a82fe39d357-0.png ]
■吉原光夫
先ほど(森)公美(子)さんが「私、誰?」とおっしゃっていましたが、実は、テロや地震が起きて自分の居場所がなくなってしまったり、帰れなくなってしまったりすることで自分が誰なのかわからなくなったり、誰かが亡くなったことで自分がなぜ生きているのかわからなくなることはあると思います。そんな時にガンダーの人々がその思いを引き受けて、寄り添ってくれたという実際の話があったことがすごいなと。お祭りごとでやるのではなく、マジで最高のメンバーで無条件で何か繋がって命削ってやっている本当にイイ稽古場なので、是非楽しみにしてください。
[画像14: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-d5733280a81b2108a220-0.png ]
東京公演詳細
<公演スケジュール>
期間:2024年3月7日(木)〜29日(金)
会場:日生劇場
主催・企画制作:ホリプロ
後援:カナダ大使館
<チケット料金>
S席:平日15,000円/土日祝16,000円
A席:平日10,000円/土日祝11,000円
ファーストクラス:共通 20,000円 ※販売終了
U-25(25歳以下限定チケット):7,500円
東京公演スケジュールPDF>>https://bit.ly/3rGeex2
座席表>>https://bit.ly/3Q1rCFf
一般チケット購入・空席確認>https://www.s2.e-get.jp/hori/pt/
東京公演イベント
■ホリプロステージ会員限定貸切公演
【対象日程】3月20日(水祝)13:00
【特典】
1.アフタートーク
登壇者:安蘭けい、石川禅、田代万里生、濱田めぐみ(五十音順)
2.来場者全員プレゼント:特典ステッカー
※登壇者は急遽変更になる場合もございます。
※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。
※該当公演が中止の場合は、チケット払い戻しをさせていただくとともに特典のお渡しはございません。
■アフタートークイベント
【対象日程】
3月12日(火)19:00(登壇者:安蘭けい×石川禅×浦井健治)
3月14日(木)19:00(登壇者:加藤和樹×咲妃みゆ×シルビア・グラブ)
3月19日(火)19:00(登壇者:田代万里生×橋本さとし×濱田めぐみ)
3月21日(木)19:00(登壇者:森公美子×柚希礼音×吉原光夫)
※登壇者は急遽変更になる場合もございます。
※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。
ツアー公演
<大阪公演>
期間:2024年4月4日(木)〜14日(日)
会場:SkyシアターMBS
主催:MBSテレビ/サンライズプロモーション大阪
お問い合わせ:SkyシアターMBS 06-6676-8466(平日10:00〜18:00)
<愛知公演>
期間:2024年4月19日(金)〜21日(日)
会場:愛知県芸術劇場 大ホール
主催:中京テレビ放送
お問い合わせ:中京テレビクリエイション052-588-4477(平日11:00〜17:00/土日祝休)
https://cte.jp/wp_detail/comefromaway2024/
<福岡公演>
期間:2024年4月26日(金)〜28日(日)
会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール
主催:KBC/インプレサリオ
共催:久留米シティプラザ(久留米市)
お問い合わせ:インプレサリオ 092-600-9238(平日11:00〜18:00)
MAIL:info@impresario-ent.co.jp
https://www.impresario-ent.co.jp/
<熊本公演>
期間:2024年5月3日(金祝)〜4日(土)
会場:熊本城ホール メインホール
主催:テレビ熊本
お問い合わせ:テレビ熊本 事業部 096−338−2124(平日11:00〜17:00)
<群馬公演>
期間:2024年5月11日(土)〜12日(日)
会場:高崎芸術劇場 大劇場
主催:高崎芸術劇場(公益財団法人 高崎財団)
お問い合わせ:027-321-3900(高崎芸術劇場チケットセンター)
https://www.takasaki-foundation.or.jp/theatre/information_detail.php?id=591
公演概要
ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』
[画像15: https://prtimes.jp/i/28143/908/resize/d28143-908-a520ffbd2e7b930d9833-12.jpg ]
<東京公演>
期間:2024年3月7日(木)〜29日(金)
会場:日生劇場
主催・企画制作:ホリプロ
※大阪、愛知、福岡、熊本、群馬公演あり
<キャスト>
(五十音順)
安蘭けい
石川 禅
浦井健治
加藤和樹
咲妃みゆ
シルビア・グラブ
田代万里生
橋本さとし
濱田めぐみ
森 公美子
柚希礼音
吉原光夫
スタンバイ:
上條 駿
栗山絵美
湊 陽奈
安福 毅
<スタッフ>
脚本・音楽・歌詞:アイリーン・サンコフ/デイヴィッド・ヘイン
演出:クリストファー・アシュリー
ミュージカルステージング:ケリー・ディヴァイン
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
■レジデントチーム
音楽監督:甲斐正人
演出補:田中麻衣子
振付補:青木美保
美術補:石原 敬
照明:日下靖順
音響:山本浩一
衣裳:阿部朱美
ヘアメイク:鎌田直樹
ステージマネージャー/プロダクションマネージャー:徳永泰子
テクニカルディレクター:清水重光
演出助手:西 祐子
音楽監督助手/キーボードコンダクター:竹内 聡
歌唱指導:やまぐちあきこ
主催・企画制作:ホリプロ
後援:カナダ大使館
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/comefromaway2024/
公式X=https://twitter.com/ComeFromAwayJP
公式Instagram=https://www.instagram.com/cfajapan/
#カムフロムアウェイ