音楽関係5団体が発起した東日本大震災チャリティーイベント「東日本大震災復興祭2011 〜子供たちの未来のために〜」の中から10月29日に行われたライブイベントをWOWOWで放送!
[12/01/05]
提供元:PRTIMES
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3月11日に起きた東日本大震災により、美しい街は破壊され、多くの人々が被災された。そんな非常時に、音楽産業に携わる者が『音楽による復興支援』を決意し、「東日本大震災復興祭2011 〜子供たちの未来のために〜」を開催。10月29日、30日の2日間、東京・国立代々木競技場等で開催。WOWOWではこの2日間の中から29日、国立代々木競技場第一体育館で行われたライブイベントの模様をオンエアする。
トップバッターはいきものがかり。「笑ってたいんだ」など前向きなアップ・ナンバーで観客の心をつかむ。ボーカル吉岡聖恵が万感の想いを込めて歌いあげた「ありがとう」も胸に響く。「当たり前のことをありがたいと思うようになった。自分達なりに曲をつくって届けていきたい」と決意も新たに、この日は新曲「歩いていこう」を初披露。誠実なメッセージに満ちた歌に大きな拍手が送られた。
ダイナミックなパフォーマンスで沸かせたのは、三代目 J Soul Brothers。「リフレイン」ではエモーショナルなボーカルを聴かせ、「FIGHTERS」ではキレのあるダンスでワイルドな魅力を爆発させる。「歌やダンスを通じて多くの方に笑顔や勇気、元気を届けるため、120%の力を出してがんばっていきたい」と語ったよう、気迫に満ちたステージで魅了した。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは「リライト」「ソラニン」など代表曲を次々に披露し、会場を盛り上げる。確かなバンドサウンドで聴かせる楽曲群はいずれもクオリティの高い名曲ぞろいと改めて実感。震災後、ステージにたてることへの感謝の気持ちをボーカルの後藤正文が語ったが、音楽に取り組む彼らの真摯な想いが伝わってくるようなステージだった。
大きな声援に迎えられ、登場したのはユニコーン。再始動後の楽曲である「頼みたいぜ」「オレンジジュース」だけでなく懐かしの「ヒゲとボイン」など、肩の力は抜きつつも力強く勢いある演奏はさすが! ステージを楽しむメンバーの姿に皆が笑顔にさせられるのも大きな魅力だった。
そして、今回のステージの大トリとして東京スカパラダイスオーケストラが登場。「Roar of swords」で華やかにオープニングを飾ると、ステージ狭しと動きまわり、会場を煽る迫力のパフォーマンスを披露し、フェスの王者ならではの貫禄を感じさせた。「思いきり楽しむことでパワーを培ってほしい。気合いを入れて演奏するので、返してくれよ!」と谷中敦のMCも一層熱い。「5 days of TEQUILA」など多彩な楽曲を披露し、今回のイベントのラストを彩るに相応しい熱狂のステージとなった。
多彩な実力派アーティスト5組が集結したこのイベント。被災した子供たちの未来を応援するため、入場券等の売り上げはすべて寄付される。そんな、それぞれのアーティストの想いが込められたステージをWOWOWで凝縮して放送する。今回放送する番組を通じて、音楽の力で悲しみ、不安、疲労の中にある被災地の人々を癒やし、心の復興支援を行なっていきたい。
【番組情報】
「東日本大震災復興祭ライブ 〜子供たちの未来のために〜」
1月8日(日)午後5:00〜 WOWOWで放送