【情報流通支援サービスのオークネット】業界初!中古車オークション会場向けASPシステム、日本IBMのプラットフォームで実現
[09/11/12]
提供元:DreamNews
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情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤崎清孝、以下オークネット)は、日本IBMの「クラウドコンピューティング(*1)」環境等を活用し、中古車オークション会場向け「オークションシステムASPサービス(*2)」を開始すると発表しました。
中古車オークション業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、各会場はいかに参加者の利便性を向上させ、競りの活性化を図るかが重要な課題になっています。特に最近は、他会場と提携したオークションの相互乗入れ、インターネット経由での事前入札・リアル応札による落札が伸びてきており、この分野でのサービス充実は欠かせないものとなってきました。
一方で、旧来の会場システム上の制約からサービス向上(機能追加等)の限界、会場の競りシステム老朽化によるシステム改修における投資の限界、メンテナンス費用の増大などの課題を抱えています。
本サービスは、各会場の「せり機」に代わってASP方式でシステム提供し、会場外に設置する「新オークションシステム」を、会場内のPOS、操作卓から制御して既存会場と同等の競りを実行するものです。
「新オークションシステム」によって、せり機を更新する際の初期費用や運用・保守に掛かるランニングコストの大幅な軽減が期待できます。
また、オークション参加会員数や出品・成落札台数などが増えた場合でも、「クラウドコンピューティング」環境を活用することで、従来のように会場内のサーバー等を増設することなく迅速に対応することが可能になります。
オークネットでは、長年培ってきたリアルタイムオークションやリモート応札の技術、ノウハウを活かして、各会場のニーズに応えられる柔軟性、拡張性に富んだ中古車オークション会場向け「オークションシステムASPサービス」を開発するとともに、安心で安全なサービスを提供するため日本IBMの「クラウドコンピューティング」環境を活用する予定です。
なお、本サービスの主要な構成要素以外の現車オークション会場の付帯設備や備品、システムについては、会場指定の業者(システムインテグレータ等)との共同開発・運用も検討しています。
(*1)「クラウドコンピューティング」・・・データやソフトウェアをインターネットの向こう側(「クラウド(雲)」)の中に移し、必要に応じてアプリケーションを実行しデータを取り出して、使った分だけ料金を払うという形態。利用者は「雲の中」に置かれたハードウェアやソフトウェアを意識する必要がない。
(*2)「ASPサービス」・・・インターネット等のネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェアや付随するサービスを利用者に提供する形態。端末による制約が比較的少なく、またソフトウェアのインストールや設定などの煩わしい作業が必要なく、システムのバージョンアップや拡張等が容易になる。
本件に関するお問合せは 株式会社オークネット広報室
TEL:03-3512-6140 E-MAIL:request@ns.aucnet.co.jp