プロたちの時代観、ものづくり観とは?漫画家、小説家、アニメ監督、アーティストが語る!『「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち』発売!!
[14/12/15]
提供元:PRTIMES
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角川書店ブランドカンパニー
国民的ヒット不在と言われる現代でも、「メジャー」市場に挑み続ける最前線のプロは時代をどう見ているのか?ベストセラー編集者、堀田純司が各分野のトップクリエイターたちを徹底取材!!
漫画界からは『ソラニン』『おやすみプンプン』の浅野いにお、『メイちゃんの執事』の宮城理子、『アオハライド』の咲坂伊緒。アニメ界からは『コードギアス 反逆のルルーシュ』の監督、谷口悟朗。さらに『狼と香辛料』『マグダラで眠れ』の小説家、支倉凍砂。そして第一線で活躍するアーティストOver the Dogsの恒吉豊、AJISAIの松本俊、The Bohemiansの平田ぱんだ、Chinema Staffの辻友貴、Applicat Spectraのナカノシンイチ、Anyの工藤成永、秀吉の柿澤秀吉など、豪華な面々の貴重なインタビュー満載の一冊。
【本書の内容】
プロローグ メジャーに挑み続ける。メジャーであり続ける
→現代で注目を集めるエピソードは「自己承認の欲求」動機で読み解けるのではないか?
第一章 言葉があふれ、言葉に意味がなくなっている――「Over The Dogs」恒吉豊に聞く
→欠乏の社会から過剰の社会への転換。しかし、「理屈で片付けようとしているわりには、何も整理されていない時代」ではないだろうか。メジャーとインディーズの境目が曖昧になった業界で考える。
第二章 人間の孤独感は変化している――「AJISAI」松本俊に聞く
→友だち、恋人、家族の中にいてさえ感じるほどの孤独感。その感覚を、なぜ若年世代は有するのか?
第三章 生まれるなら、いつの時代がよかったか――「The Bohemians」平田ぱんだに聞く
→「”売れる“ってこと自体が90年代の現象」。疑似黄金時代は目標か、懐古か、憎悪の対象なのか?
第四章 「理想」の世の中ではモラルだけが昂ぶっている――漫画家・浅野いにおに聞く
→浅野いにおは「なにかになることを拒否している人」だ。表現者はどう”ネット上の反応”に向き合っていくべきなのか?
第五章 半径三メートルの楽園の「外」を見せる――漫画家・宮城理子に聞く
→どんどん拡がっている「僕と君」だけの世界。しかし、それに応えるだけでは縮小再生産だ。閉じこもるのではなく、ジャンルそのものの可能性を拓げる漫画家のプロ意識とは?
第六章 本当のところ大人社会は、実は大人ではない――漫画家・咲坂伊緒に聞く
→大人向け、子供向け。その区分すら崩壊しているのではないか?では、そもそも現代の大人とは何か?少年少女から大人まで読者とする漫画家の視点とは?
第七章 反発から継承へテーマは変わった――「ChinemaStaff」辻友貴に聞く
→現代のテーマは「継承」へと変化している。上の世代と下の世代をうまくつなぎ、力を引き出し、「中間層」をふたたび作り出そうとしているレコード会社。その時代観、戦略とは何か?
第八章 デジタルとアナログが並列する中を描く――「Applicat Spectra」ナカノシンイチに聞く
→デジタル時代に生まれたクリエイターに、世界はどう見えているのか?それを自分とは感覚が違う人にもどう届けようとしているのか?
第九章 自己承認という「病」に向き合う――「Any」工藤成永に聞く
→現代人に共通して見られる欲望、自己承認。演者も受け手も同じ病に陥っているなかでのアーティストの視角とは?
第10章 中二病を研究する――小説家・支倉凍砂に聞く
→すっかり市民権を得た中二病。自己承認欲求の一つの現れ方だが、世界のほうに動いてもらうしか解決できないという思考法は、どのように生まれたか。自身もかかり、かかっている者にも作品を届ける作家の分析とは?
第11章 人間とはかくも承認されたい生き物である――演出家・谷口悟朗に聞く
→若い世代とイコールだった感覚は「根拠のない自信だった」。このようにいう、大ヒットアニメ「コードギアス」の監督が捉えた、自己承認の時代感覚と物語作りとは?
終章 極端を排す
→気がつくと目標は幻想でしかなかった現代。時代を泳ぎ抜くには「信念の強さ」ではなくバランス感覚が必要だ。
エピローグ ある音楽家の肖像――「秀吉」柿澤秀吉に聞く
→エンタメは”心にしか届かない商売”。大多数の心に届ける。価値観が多様化した世で、何と途方に暮れる商売か。しかし、オタク市場のようなセグメントされたものはタコツボ化し、緩やかに死んでいく。「メジャー」市場を、”これを届けたい”という作品で創りだしていく。その営為が、市場を常に豊かなものにしていき、多くの者を養い、また惹きつけるのではないか。愚痴も毒も吐くが諦観には至らず。一人のミュージシャンの歌から、”心に届ける”行為を考える。
漫画家・浅野いにお氏 推す!
【著者について】
堀田 純司(ほった じゅんじ)
1969年大阪府生まれ。作家。桃山学院高校を中退した後、大学入学資格検定を経て上智大学文学部ドイツ文学科入学。漫画編集者などを経てフリーとなる。著書に『人とロボットの秘密』、『僕とツンデレとハイデガー』、『オッサンフォー』(以上講談社)、『自殺するなら、引きこもれ』(共著、光文社)など。評論から小説、漫画原作まで手がける。また編集者としては、93万部のベストセラーとなった書籍『生協の白石さん』(講談社)などを企画編集している。2010年、桜坂洋らと電子書籍「AiR(エア)」を刊行。文芸、アカデミズム、漫画、デジタルメディアなど広範なジャンルの書き手が参加し、出版社を介さずに書き手が作品を発表する試みとして各方面から注目を集めた。この企画では瀬名秀明、吉田戦車、福井晴敏、河合莞爾ら多彩な書き手が参加しつつ、刊行を継続している。エンタテイメントの最前線で闘う企画屋である。
【書籍概要】
『「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち』
著者:堀田純司
発売:2014年12月10日
定価:864円(税込)
体裁:新書判
ISBN 978-4-04-102411-9
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321408000088
国民的ヒット不在と言われる現代でも、「メジャー」市場に挑み続ける最前線のプロは時代をどう見ているのか?ベストセラー編集者、堀田純司が各分野のトップクリエイターたちを徹底取材!!
漫画界からは『ソラニン』『おやすみプンプン』の浅野いにお、『メイちゃんの執事』の宮城理子、『アオハライド』の咲坂伊緒。アニメ界からは『コードギアス 反逆のルルーシュ』の監督、谷口悟朗。さらに『狼と香辛料』『マグダラで眠れ』の小説家、支倉凍砂。そして第一線で活躍するアーティストOver the Dogsの恒吉豊、AJISAIの松本俊、The Bohemiansの平田ぱんだ、Chinema Staffの辻友貴、Applicat Spectraのナカノシンイチ、Anyの工藤成永、秀吉の柿澤秀吉など、豪華な面々の貴重なインタビュー満載の一冊。
【本書の内容】
プロローグ メジャーに挑み続ける。メジャーであり続ける
→現代で注目を集めるエピソードは「自己承認の欲求」動機で読み解けるのではないか?
第一章 言葉があふれ、言葉に意味がなくなっている――「Over The Dogs」恒吉豊に聞く
→欠乏の社会から過剰の社会への転換。しかし、「理屈で片付けようとしているわりには、何も整理されていない時代」ではないだろうか。メジャーとインディーズの境目が曖昧になった業界で考える。
第二章 人間の孤独感は変化している――「AJISAI」松本俊に聞く
→友だち、恋人、家族の中にいてさえ感じるほどの孤独感。その感覚を、なぜ若年世代は有するのか?
第三章 生まれるなら、いつの時代がよかったか――「The Bohemians」平田ぱんだに聞く
→「”売れる“ってこと自体が90年代の現象」。疑似黄金時代は目標か、懐古か、憎悪の対象なのか?
第四章 「理想」の世の中ではモラルだけが昂ぶっている――漫画家・浅野いにおに聞く
→浅野いにおは「なにかになることを拒否している人」だ。表現者はどう”ネット上の反応”に向き合っていくべきなのか?
第五章 半径三メートルの楽園の「外」を見せる――漫画家・宮城理子に聞く
→どんどん拡がっている「僕と君」だけの世界。しかし、それに応えるだけでは縮小再生産だ。閉じこもるのではなく、ジャンルそのものの可能性を拓げる漫画家のプロ意識とは?
第六章 本当のところ大人社会は、実は大人ではない――漫画家・咲坂伊緒に聞く
→大人向け、子供向け。その区分すら崩壊しているのではないか?では、そもそも現代の大人とは何か?少年少女から大人まで読者とする漫画家の視点とは?
第七章 反発から継承へテーマは変わった――「ChinemaStaff」辻友貴に聞く
→現代のテーマは「継承」へと変化している。上の世代と下の世代をうまくつなぎ、力を引き出し、「中間層」をふたたび作り出そうとしているレコード会社。その時代観、戦略とは何か?
第八章 デジタルとアナログが並列する中を描く――「Applicat Spectra」ナカノシンイチに聞く
→デジタル時代に生まれたクリエイターに、世界はどう見えているのか?それを自分とは感覚が違う人にもどう届けようとしているのか?
第九章 自己承認という「病」に向き合う――「Any」工藤成永に聞く
→現代人に共通して見られる欲望、自己承認。演者も受け手も同じ病に陥っているなかでのアーティストの視角とは?
第10章 中二病を研究する――小説家・支倉凍砂に聞く
→すっかり市民権を得た中二病。自己承認欲求の一つの現れ方だが、世界のほうに動いてもらうしか解決できないという思考法は、どのように生まれたか。自身もかかり、かかっている者にも作品を届ける作家の分析とは?
第11章 人間とはかくも承認されたい生き物である――演出家・谷口悟朗に聞く
→若い世代とイコールだった感覚は「根拠のない自信だった」。このようにいう、大ヒットアニメ「コードギアス」の監督が捉えた、自己承認の時代感覚と物語作りとは?
終章 極端を排す
→気がつくと目標は幻想でしかなかった現代。時代を泳ぎ抜くには「信念の強さ」ではなくバランス感覚が必要だ。
エピローグ ある音楽家の肖像――「秀吉」柿澤秀吉に聞く
→エンタメは”心にしか届かない商売”。大多数の心に届ける。価値観が多様化した世で、何と途方に暮れる商売か。しかし、オタク市場のようなセグメントされたものはタコツボ化し、緩やかに死んでいく。「メジャー」市場を、”これを届けたい”という作品で創りだしていく。その営為が、市場を常に豊かなものにしていき、多くの者を養い、また惹きつけるのではないか。愚痴も毒も吐くが諦観には至らず。一人のミュージシャンの歌から、”心に届ける”行為を考える。
漫画家・浅野いにお氏 推す!
【著者について】
堀田 純司(ほった じゅんじ)
1969年大阪府生まれ。作家。桃山学院高校を中退した後、大学入学資格検定を経て上智大学文学部ドイツ文学科入学。漫画編集者などを経てフリーとなる。著書に『人とロボットの秘密』、『僕とツンデレとハイデガー』、『オッサンフォー』(以上講談社)、『自殺するなら、引きこもれ』(共著、光文社)など。評論から小説、漫画原作まで手がける。また編集者としては、93万部のベストセラーとなった書籍『生協の白石さん』(講談社)などを企画編集している。2010年、桜坂洋らと電子書籍「AiR(エア)」を刊行。文芸、アカデミズム、漫画、デジタルメディアなど広範なジャンルの書き手が参加し、出版社を介さずに書き手が作品を発表する試みとして各方面から注目を集めた。この企画では瀬名秀明、吉田戦車、福井晴敏、河合莞爾ら多彩な書き手が参加しつつ、刊行を継続している。エンタテイメントの最前線で闘う企画屋である。
【書籍概要】
『「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち』
著者:堀田純司
発売:2014年12月10日
定価:864円(税込)
体裁:新書判
ISBN 978-4-04-102411-9
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321408000088