元花組トップスターの真飛聖が、宝塚情報番組の新ナビゲーターに就任。「ナレーション収録中も思わず現役スターに見とれてしまいます!」
[12/04/20]
提供元:PRTIMES
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WOWOWが制作する宝塚歌劇団の情報番組「宝塚プルミエール」。4/21放送回から、そのナビゲーターを元花組男役トップスターで女優の真飛聖が務めることになり、初めての収録が4/19東京都内のスタジオで行なわれた。連続ドラマにも出演中で女優活動を本格的に展開している真飛が、ナレーションに初挑戦した感想を語った。
「ナレーションのお仕事は新鮮な体験で面白いです。でも、まだ初めてなので戸惑うこともあって、伝えるべき情報が決まっている中で話す難しさというのを感じました。発音としても、例えば、宝塚大劇場はタタタという音が続くので難しい。現役時代の舞台あいさつで慣れてはいたんですが、『そうそう。ここは言いにくかった』と改めて思いだしながら、収録しました」
宝塚の舞台を降りてから1年。番組内で最新公演のハイライト映像を紹介するのは、どんな気持ちなのだろうか。
「ナレーションをつけていても、現役スターの皆さんが美しすぎてつい見入っちゃうんですよ。いけない!と収録中に我に返ってしまうような状態で(笑)。もう、1年前まで自分がそこに立っていたということが信じられないぐらい。」
4/21放送の回では、花組時代に共演した大空祐飛(現・宙組男役トップ)のサヨナラ公演を紹介することになり、また番組内でも大空と相手役の野々すみ花が対談していて、それを見ると感慨深いものがあったという。
「大空祐飛さんとは花組で一緒になってから、『太王四神記』などで演じる役柄を通して親しくなりました。祐飛さんは真飛聖という存在を大きな懐で包み込んでくれましたね。退団というのは1年前に自分も通った道なので想像できるんですが、祐飛さんは今、きっと最高に充実して幸せな時間を過ごしていると思います」
元トップスターだからこそ理解できる現役生たちの心境、そして舞台の魅力。ナビゲーターとしてその強みを出していければと、今後の抱負を語った。
「一度ステージを見てみれば、そこには想像以上の世界が広がっている。そんな宝塚の魅力をわかりやすく伝えていけたらと思います」
★「宝塚プルミエール」はWOWOWライブにて4/21(土)夜6:20放送。続けて、各組選りすぐりの公演を放送する「宝塚への招待」では『タカラヅカスペシャル2010〜FOREVER TAKARAZUKA〜』を夜6:45から放送。