世界の洋上風力発電業界における今後10年の動き
[10/01/14]
提供元:DreamNews
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洋上(オフショア)風力発電業界は欧州のユーティリティ産業が牽引しながら今後10年で大幅な拡大をするとみられています。Emerging Energy Researchが発行した市場調査報告書"GLOBAL OFFSHORE WIND ENERGY MARKETS AND STRATEGIES: 2009-2020"によると、世界の洋上風力発電市場は設置ベースで2020年に45GW近くにまで拡大すると予測されています。短期的には北欧のユーティリティ企業が中心となって市場拡大を進めますが、北米やアジアにおいても洋上風力発電開発が進められるものとみられています。
アジアと北米が技術とコストのベンチマーキングにおいて欧州の後を追っており、2010年〜2020年に、両地域は世界で設置される新規洋上風力発電の25%近くを占めるようになります。
欧州では計画中の洋上風力発電プロジェクト20GWの9割をユーティリティ企業が所有しています。多くのユーティリティ企業が現在タービンの調達に動いており、プロジェクト実施のための技術仕様や調達、建設戦略の策定にあたっています。ドイツのユーティリティ企業を中心とする北欧のプレーヤーがメガワットと開発の地域多様化の点で最も積極的な拡大計画を打ち出しています。
Exhibit: Offshore Wind Market Evolution
【 英文市場調査報告書 】
GLOBAL OFFSHORE WIND ENERGY MARKETS AND STRATEGIES: 2009-2020
世界の洋上風力エネルギー市場と戦略:2009〜2020年
http://www.gii.co.jp/report/een106566-wind-energy.html
出版社Emerging Energy Research
出版日2009/12
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http://www.gii.co.jp/topics/EN10_jp.shtml
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