trinamiX、Visionox、STマイクロエレクトロニクス、スマートフォン向け有機ELディスプレイ埋込み型の低コストでセキュアな顔認証システムを発表
[24/02/28]
提供元:PRTIMES
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・スマートフォン・ディスプレイへの埋込みが可能な、量産に対応した顔認証システムをMobile World Congress 2024に出展(trinamiX:ホール6、ブースE68 / ST:ホール7、ブース7A61)
・Visionoxの組込みに対応した半透明有機ELディスプレイ、STの高性能グローバル・シャッター機能搭載CMOSイメージ・センサ、trinamiXのセキュアな生体認識用センサ・モジュールの設計およびアルゴリズムを組み合わせたシステム
・6〜9ヵ月以内に提供が開始され、競争力のあるシステム・コストでスマートフォンの新モデルへの搭載が可能
[画像: https://prtimes.jp/i/1337/1360/resize/d1337-1360-1559c6b14862097572c0-0.jpg ]
生体認証ソリューションのリーディング・プロバイダであるtrinamiXは、トップクラスのパートナーであるVisionoxおよびSTマイクロエレクトロニクスと協力し、スマートフォン・ディスプレイの背面に搭載できる顔認証システムを開発しました。この協力において、先進的な統合型ディスプレイ・ソリューションの製造をけん引するVisionoxは、スクリーン背面に顔認証モジュールを埋め込むことができる半透明の有機ELディスプレイを提供しています。この有機ELディスプレイは、最初から専用の設計を行う必要がなく、競争力のある価格ですぐにスマートフォンに搭載することができます。また、多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、近赤外線(NIR)感度に優れた高性能グローバル・シャッター機能搭載CMOSイメージ・センサを提供しています。STの超小型センサ、trinamiXの洗練されたアルゴリズムおよび、Visionoxの半透明有機ELディスプレイを組み合わせたこの先進的なシステムは、スマートフォンの新モデル向けに、6〜9ヵ月以内にメーカーへの提供が可能になる予定です。
MWC 2024のtrinamiXブース(ホール6、ブースE68)およびSTブース(ホール7、ブース7A61)でスマートフォン向けのセキュアな顔認証技術を体験
バルセロナで開催されるMWC(Mobile World Congress)において、超小型(13 x 8 x 4.4mm)のtrinamiX Face Authenticationモジュールが展示される予定です。小型にもかかわらず、投光照明およびドット照明が可能で、近赤外線(NIR)感度が向上したSTのグローバル・シャッター機能搭載イメージ・センサをベースとしたカメラ・モジュールを含む完全なシステムが実装されています。
STのイメージング・サブグループ パーソナル・エレクトロニクス、インダストリアル、マスマーケット製品ビジネス・ラインを統括するDavid Maucotelは、次のようにコメントしています。「最高クラスの画素と先進的な性能を備えたSTのグローバル・シャッター機能搭載イメージ・センサは、trinamiXのセキュアな顔認証システムに最適です。また、超小型モジュールの開発に適しており、スマートフォンにも簡単に搭載することができます。パートナー企業と協力して開発したこのソリューションは、STが有する世界クラスの設計・製造技術を証明するものであり、パーソナル電子機器などの分野における顔認証のパイオニアかつリーダーであることを示しています。」
Visionoxは、高性能な半透明有機ELディスプレイを提供しています。このディスプレイは、最新のパネルと同等の価格帯で入手可能です。
Visionoxの技術マネージャーは、次のようにコメントしています。「Visionoxは、最先端のイノベーションとなる製品を開発してきました。専門性とパイオニア精神を有するtrinamiXは、革新的な製品を開発するというミッションを持つ当社にとって最適なパートナーであり、その革新的な製品の一つがこのセキュアなtrinamiX Face Authenticationです。当社は大きな市場を有しているため、この技術を迅速かつ低コストで、確実に大量供給できる立場にあり、trinamiX Face Authenticationの成功に大きく貢献することができます。」
trinamiXのスマートフォン・ビジネス、アジア担当責任者であるStefan Metzは、次のようにコメントしています。「当社は、最高水準の性能とコスト効率の最適なバランスを重視しています。パートナーであるVisionoxとSTのおかげで、機器メーカーは当社のソリューションを次世代スマートフォンへ簡単に搭載できるようになりました。MWCでは、trinamiX Face Authenticationのライブ・デモが多くの関心を集めることを期待しています。」
trinamiXの生体認識技術による特許取得済み顔認証技術
trinamiX Face Authenticationは、標準的な2Dによる顔検出・認識技術と、皮膚の検出に基づくtrinamiX独自の生体認識技術を組み合わせています。これによって、よりセキュアな認証方式を実現しつつ、非接触ソリューションによる利便性を提供します。
trinamiX Face Authenticationは、International Internet Finance Authentication Alliance(IIFAA)、FIDOアライアンス、およびAndroid(Google社)の定める生体認証セキュリティの最も高い要件を満たしています。これにより、Androidへの搭載や、特に高いセキュリティが要求されるアプリケーション(デジタル決済プロセスなど)における使用が認められています。また、人間の皮膚を検知することで生体を認識する特許取得済みアルゴリズムをベースとしており、卓越した性能を備えています。この新しいアプローチにより、trinamiX Face Authenticationは、ハードウェアを有機ELディスプレイの背面に埋め込んだソリューションとして、初めてこれらの認証を取得しました。
MWC 2024におけるtrinamiXの展示の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://trinamixsensing.com/mwc-2024
MWC 2024におけるSTの展示の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.st.com/content/st_com/en/events/mwc-barcelona.html?icmp=tt37102_em_bn_jan2024
trinamiX GmbHについて
trinamiX GmbHは、コンスーマ機器から産業用途に渡り広く応用可能な最先端の生体認証、およびモバイル型NIR分光ソリューションを開発しています。trinamiXの製品は、私たちを取り巻く世界を適切に理解すべく、人やマシンに、より高度なデータ取得を可能にさせています。これにより、強力な生体認証セキュリティの実現とともに、社会に高度な意思決定の術を与えます。trinamiXはルートヴィヒスハーフェン(ドイツ)を拠点に、BASF SEの完全子会社として2015年に設立されました。全世界で240人以上の従業員を擁し、600以上の特許および出願中特許を保有しています。
Visionoxについて
先進的な統合型ディスプレイ・ソリューションの世界有数のサプライヤであるVisionoxは、2001年に設立されました。「映像体験の限界を広げる」、「技術革新を通じて中国の有機ELディスプレイ産業をリードする」というミッションを掲げています。有機ELディスプレイ技術において20年以上の経験を持つVisionoxは、研究開発、生産、および販売を網羅し、有機ELディスプレイ業界において世界をリードする企業となりました。
Visionoxは、有機ELディスプレイのコア技術を数多く有し、重要な関連特許をこれまでに14,000件出願しています。また、国家技術発明賞(中華人民共和国国務院発行)の1等賞や、中国特許賞の金賞(WIPOと中国特許庁が共同発行)など、名誉ある賞を多数受賞しています。Visionoxは、2002年に有機ELディスプレイの国際 / 国内規格の策定を開始し、その取り組みをけん引し続けています。有機ELディスプレイに関する5つの国際規格の策定・改訂を担当し、7つの国内規格と9つの業界標準の策定を主導しています。詳細については、ウェブサイト(www.visionox.com)をご覧ください。
Visionoxは、最先端のイノベーションとなる製品を生み出しています。これらの製品はコンスーマ機器(スマートフォンやウェアラブル機器など)、車載用ディスプレイ、産業用制御機器、通信機器など、さまざまなアプリケーションで使用されています。詳細については、ウェブサイト(www.visionox.com)をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、50,000名以上の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、2027年までのカーボン・ニュートラル(スコープ1、2、および3の一部)の実現を目標にしています。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。
お客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
TEL : 03-5783-8250
・Visionoxの組込みに対応した半透明有機ELディスプレイ、STの高性能グローバル・シャッター機能搭載CMOSイメージ・センサ、trinamiXのセキュアな生体認識用センサ・モジュールの設計およびアルゴリズムを組み合わせたシステム
・6〜9ヵ月以内に提供が開始され、競争力のあるシステム・コストでスマートフォンの新モデルへの搭載が可能
[画像: https://prtimes.jp/i/1337/1360/resize/d1337-1360-1559c6b14862097572c0-0.jpg ]
生体認証ソリューションのリーディング・プロバイダであるtrinamiXは、トップクラスのパートナーであるVisionoxおよびSTマイクロエレクトロニクスと協力し、スマートフォン・ディスプレイの背面に搭載できる顔認証システムを開発しました。この協力において、先進的な統合型ディスプレイ・ソリューションの製造をけん引するVisionoxは、スクリーン背面に顔認証モジュールを埋め込むことができる半透明の有機ELディスプレイを提供しています。この有機ELディスプレイは、最初から専用の設計を行う必要がなく、競争力のある価格ですぐにスマートフォンに搭載することができます。また、多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、近赤外線(NIR)感度に優れた高性能グローバル・シャッター機能搭載CMOSイメージ・センサを提供しています。STの超小型センサ、trinamiXの洗練されたアルゴリズムおよび、Visionoxの半透明有機ELディスプレイを組み合わせたこの先進的なシステムは、スマートフォンの新モデル向けに、6〜9ヵ月以内にメーカーへの提供が可能になる予定です。
MWC 2024のtrinamiXブース(ホール6、ブースE68)およびSTブース(ホール7、ブース7A61)でスマートフォン向けのセキュアな顔認証技術を体験
バルセロナで開催されるMWC(Mobile World Congress)において、超小型(13 x 8 x 4.4mm)のtrinamiX Face Authenticationモジュールが展示される予定です。小型にもかかわらず、投光照明およびドット照明が可能で、近赤外線(NIR)感度が向上したSTのグローバル・シャッター機能搭載イメージ・センサをベースとしたカメラ・モジュールを含む完全なシステムが実装されています。
STのイメージング・サブグループ パーソナル・エレクトロニクス、インダストリアル、マスマーケット製品ビジネス・ラインを統括するDavid Maucotelは、次のようにコメントしています。「最高クラスの画素と先進的な性能を備えたSTのグローバル・シャッター機能搭載イメージ・センサは、trinamiXのセキュアな顔認証システムに最適です。また、超小型モジュールの開発に適しており、スマートフォンにも簡単に搭載することができます。パートナー企業と協力して開発したこのソリューションは、STが有する世界クラスの設計・製造技術を証明するものであり、パーソナル電子機器などの分野における顔認証のパイオニアかつリーダーであることを示しています。」
Visionoxは、高性能な半透明有機ELディスプレイを提供しています。このディスプレイは、最新のパネルと同等の価格帯で入手可能です。
Visionoxの技術マネージャーは、次のようにコメントしています。「Visionoxは、最先端のイノベーションとなる製品を開発してきました。専門性とパイオニア精神を有するtrinamiXは、革新的な製品を開発するというミッションを持つ当社にとって最適なパートナーであり、その革新的な製品の一つがこのセキュアなtrinamiX Face Authenticationです。当社は大きな市場を有しているため、この技術を迅速かつ低コストで、確実に大量供給できる立場にあり、trinamiX Face Authenticationの成功に大きく貢献することができます。」
trinamiXのスマートフォン・ビジネス、アジア担当責任者であるStefan Metzは、次のようにコメントしています。「当社は、最高水準の性能とコスト効率の最適なバランスを重視しています。パートナーであるVisionoxとSTのおかげで、機器メーカーは当社のソリューションを次世代スマートフォンへ簡単に搭載できるようになりました。MWCでは、trinamiX Face Authenticationのライブ・デモが多くの関心を集めることを期待しています。」
trinamiXの生体認識技術による特許取得済み顔認証技術
trinamiX Face Authenticationは、標準的な2Dによる顔検出・認識技術と、皮膚の検出に基づくtrinamiX独自の生体認識技術を組み合わせています。これによって、よりセキュアな認証方式を実現しつつ、非接触ソリューションによる利便性を提供します。
trinamiX Face Authenticationは、International Internet Finance Authentication Alliance(IIFAA)、FIDOアライアンス、およびAndroid(Google社)の定める生体認証セキュリティの最も高い要件を満たしています。これにより、Androidへの搭載や、特に高いセキュリティが要求されるアプリケーション(デジタル決済プロセスなど)における使用が認められています。また、人間の皮膚を検知することで生体を認識する特許取得済みアルゴリズムをベースとしており、卓越した性能を備えています。この新しいアプローチにより、trinamiX Face Authenticationは、ハードウェアを有機ELディスプレイの背面に埋め込んだソリューションとして、初めてこれらの認証を取得しました。
MWC 2024におけるtrinamiXの展示の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://trinamixsensing.com/mwc-2024
MWC 2024におけるSTの展示の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.st.com/content/st_com/en/events/mwc-barcelona.html?icmp=tt37102_em_bn_jan2024
trinamiX GmbHについて
trinamiX GmbHは、コンスーマ機器から産業用途に渡り広く応用可能な最先端の生体認証、およびモバイル型NIR分光ソリューションを開発しています。trinamiXの製品は、私たちを取り巻く世界を適切に理解すべく、人やマシンに、より高度なデータ取得を可能にさせています。これにより、強力な生体認証セキュリティの実現とともに、社会に高度な意思決定の術を与えます。trinamiXはルートヴィヒスハーフェン(ドイツ)を拠点に、BASF SEの完全子会社として2015年に設立されました。全世界で240人以上の従業員を擁し、600以上の特許および出願中特許を保有しています。
Visionoxについて
先進的な統合型ディスプレイ・ソリューションの世界有数のサプライヤであるVisionoxは、2001年に設立されました。「映像体験の限界を広げる」、「技術革新を通じて中国の有機ELディスプレイ産業をリードする」というミッションを掲げています。有機ELディスプレイ技術において20年以上の経験を持つVisionoxは、研究開発、生産、および販売を網羅し、有機ELディスプレイ業界において世界をリードする企業となりました。
Visionoxは、有機ELディスプレイのコア技術を数多く有し、重要な関連特許をこれまでに14,000件出願しています。また、国家技術発明賞(中華人民共和国国務院発行)の1等賞や、中国特許賞の金賞(WIPOと中国特許庁が共同発行)など、名誉ある賞を多数受賞しています。Visionoxは、2002年に有機ELディスプレイの国際 / 国内規格の策定を開始し、その取り組みをけん引し続けています。有機ELディスプレイに関する5つの国際規格の策定・改訂を担当し、7つの国内規格と9つの業界標準の策定を主導しています。詳細については、ウェブサイト(www.visionox.com)をご覧ください。
Visionoxは、最先端のイノベーションとなる製品を生み出しています。これらの製品はコンスーマ機器(スマートフォンやウェアラブル機器など)、車載用ディスプレイ、産業用制御機器、通信機器など、さまざまなアプリケーションで使用されています。詳細については、ウェブサイト(www.visionox.com)をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、50,000名以上の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、2027年までのカーボン・ニュートラル(スコープ1、2、および3の一部)の実現を目標にしています。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。
お客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
TEL : 03-5783-8250