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中国最大メディアCCTV.comとの提携通信販売4月10日に販売開始!!

昨年2009年7月に中国政府機関であり最大のメディアであるCCTV.comと通信販売業務提携を交わした札幌市に本社を置くコスモファイブ(http://www.cosmo5.co.jp)の中国向け通信販売サイトが2010年4月10日正式にCCTV.comシティーチャンネルhttp://city.cctv.comにリンクされ開始した。
CCTV.comとの協議によりサイト名をチェンダと命名。これによりインターネットは偽物が多いと敬遠している中国富裕層を取込むことが可能となる。
CITY−CCTV.comは、CCTVの中でも唯一中国全土に城市というネットワークを持ち、中国全土の市長をはじめとする政治家や企業経営者が情報交換する場として設置されている。
中国の内需拡大政策による好景気は依然好調で、2008年度のインターネット市場が約1兆8千億から2009年度は3兆7千億円を超えるとされている。
(CNNIC http://research.cnnic.cn/html/1259815780d1624.html発表資料)
現在の中国インターネット利用者は約3億人であり、富裕層は横ばいとされているが中間層と準富裕層の割合は増加している。
携帯電話の保有台数が9億台にまで普及したことをみても、中国のGDPが数値通り国民の実生活に反映されている。中国の低所得者層が携帯電話を持つには給料一ヶ月分以上の端末購入代金と半月分のランニングコストがかかる。それでもステータスを求めた若年者を中心に浪費ともいえる消費を続け、インターネット市場を拡大している。
コスモファイブとCCTV.comが業務提携した背景には、海外で買い物を続ける中国富裕層が国内で安心して買い物ができるブランドサイトの構築で、内需拡大を維持する中国政府の背策といえる。メディアを信用しない富裕層でも国家放送局であるCCTV.comが中国政府の承認で行うということはブランド保証を意味する。
ただし、コスモファイブの中国通販サイト「チェンダ」http://www.chenda-cctv.comは、富裕層から中間層までをターゲットとしているので他の通販サイトとは対象とする消費者が違う。販売している商品も高級品を中心とし、常温輸送できる北海道の食品を始め化粧品や高級バックなど、味自慢・技術自慢の「ものつくり日本」を象徴する商品で構成されている。コスモファイブでは今後も全国の物産品を自社HPで募集していく。
これからの方向性としては「チェンダ」というCCTV.comにリンクされた通販サイトをインフラと位置付け、企業マッチングや訪日観光客の集客など、多岐にわたり展開させていく予定である。
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