『経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析のパテント・リザルト』:リン酸鉄系リチウムイオン2次電池: 特許総合力ランキング、ソニーが2位以下に大差をつけてトップ
[10/07/21]
提供元:DreamNews
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経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト(URL:http://www.patentresult.co.jp/)はこのほど、マンガン系リチウムイオン2次電池の技術分野における参入企業の競合状況を調査した結果をまとめました。
http://www.patentresult.co.jp/news/2010/07/2-1.html
リン酸化合物系、特にリン酸鉄系リチウムイオン2次電池の技術領域における競合状況について調査した結果をまとめました。リン酸鉄系リチウムイオン2次電池は、出願件数自体はまだ多くありませんが、マンガン系と同様に、希少資源であるコバルトを正極材料に使ったリチウムイオン2次電池の代替えとして注目を集めています。資源としての制限が少ないため低コストで生産できるだけできるほか、安全性が高いという特徴があります。今回の調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました(2010年4月末時点のパテントスコアに基づき評価)。
その結果、「総合力ランキング(※)」では、ソニーが断トツで1位となりました。ソニーは出願件数でも1位ですが、注目度の高い特許を多く保有しており、2位以下を大きく引き離しました。同社に次いで2位がフランス国立科学研究センター、3位がTDKとなっています。
リン酸鉄系リチウムイオン2次電池は、特に熱安定性に優れていることから電気自動車(EV)用途に向いていると言われます。この技術分野で圧倒的な総合力を持つソニーはEV用リチウムイオン2次電池への参入を表明しているものの、他の大手電池メーカーとは異なり自動車メーカーとの提携は発表していません。しかし、ソニーと同様に国内自動車メーカーと提携関係がなかった東芝が三菱自動車のEV用にリチウムイオン電池を供給するニュースがあったように、今後自動車メーカーに対して複数の電池メーカーによる供給が増えると、リン酸鉄系リチウムイオン2次電池に強みを持つソニーの存在感が大きくなっていく可能性があります。
また、総合力5位にベルギーのユミコアが入っています(すべて2位CNRSとの共願)。リン酸鉄系リチウムイオン2次電池の代表的な外国企業としては、米A123システムズ、中国BYDが挙げられますが、正極材料全体としての市場シェアが高いユミコアが、リン酸鉄系の分野においても強みを持っているという興味深い結果となっています。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの「特定技術分野の競合分析:リン酸鉄系リチウムイオン2次電池」に掲載しています(税込10万 5,000円)。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの
「特定技術分野の競合分析:リン酸鉄系リチウムイオン2次電池分野」に掲載しています(税込10万5,000円)。
【レポート収録内容】
リン酸鉄系リチウムイオン2次電池の技術分野における
・出願件数の年推移
・出願件数ランキング(権利者ベース)
・審査ステータス分類
・パテントスコア分布
・競合状況を可視化する権利者スコアマップ
・パテントスコア上位10件の特許リスト
・経過情報から見た主要企業比較
・引用情報から見た主要企業の対競合影響度
・発明者分析
【納品形態】
冊子1冊。
CD-ROMにレポートのPDF、分析に使った特許公報リストCSVを収録。
レポートのサンプルはこちらを参照。
http://www.patentresult.co.jp/img/c-reportB.pdf
※個別特許の経過情報付きリストをご希望の場合は、別途お見積りいたします。
【調査対象】
・出願日が1992年以降で、1993年から最新データ収録日(前々月末)までに公開された特許公報が対象。公開、登録、公表、再公表のすべてが対象で、登録と、公開・公表・再公表が重複している場合は、登録を優先。企業等の集計単位は権利者ベースとする。
【納期】約1週間
そのほか、リチウムイオン2次電池全体、正極全体に関するレポートも承ります。
また個別にカスタマイズしたレポートをご希望の方は、お問い合わせください。
<<お申込み方法>>
ご希望のレポート名を明記の上、お問合せフォームよりお申込み下さい。
http://www.patentresult.co.jp/contact.html
※総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を企業ごとに集計し、そのうち分析母集団における平均点以上のパテントスコアの値を合算(権利者スコアと呼んでいます)。平均点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。
<< 本件に関するお問合せ先 >>
経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
■<法人企業向け> 特許戦略ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/business.html
■<大学・研究機関向け> 研究テーマ市場価値調査ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/research.html
■<金融機関向け> 特許での企業分析ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/financial.html
■自社特許の棚卸し、注目企業の特許分析に「パテントスコア」
http://www.patentresult.co.jp/about-patentscore.html
■特許分析商品ラインナップ
http://www.patentresult.co.jp/case/
■競合分析に「ビズクランチャー」
http://www.bizcruncher.com/
■特許を軸とした企業価値調査「パテントエクスプレス」
https://express.patentresult.co.jp/index.do
■個別特許分析「パテントアトラス」
https://atlas.patentresult.co.jp/index.do
■株式会社パテント・リザルト会社概要
http://www.patentresult.co.jp/
英文表記:Patent Result Co., Ltd.
所在地 :〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
設立:2007年5月1日
資本金:9,500万円
代表取締役社長:白山 隆
http://www.patentresult.co.jp/news/2010/07/2-1.html
リン酸化合物系、特にリン酸鉄系リチウムイオン2次電池の技術領域における競合状況について調査した結果をまとめました。リン酸鉄系リチウムイオン2次電池は、出願件数自体はまだ多くありませんが、マンガン系と同様に、希少資源であるコバルトを正極材料に使ったリチウムイオン2次電池の代替えとして注目を集めています。資源としての制限が少ないため低コストで生産できるだけできるほか、安全性が高いという特徴があります。今回の調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました(2010年4月末時点のパテントスコアに基づき評価)。
その結果、「総合力ランキング(※)」では、ソニーが断トツで1位となりました。ソニーは出願件数でも1位ですが、注目度の高い特許を多く保有しており、2位以下を大きく引き離しました。同社に次いで2位がフランス国立科学研究センター、3位がTDKとなっています。
リン酸鉄系リチウムイオン2次電池は、特に熱安定性に優れていることから電気自動車(EV)用途に向いていると言われます。この技術分野で圧倒的な総合力を持つソニーはEV用リチウムイオン2次電池への参入を表明しているものの、他の大手電池メーカーとは異なり自動車メーカーとの提携は発表していません。しかし、ソニーと同様に国内自動車メーカーと提携関係がなかった東芝が三菱自動車のEV用にリチウムイオン電池を供給するニュースがあったように、今後自動車メーカーに対して複数の電池メーカーによる供給が増えると、リン酸鉄系リチウムイオン2次電池に強みを持つソニーの存在感が大きくなっていく可能性があります。
また、総合力5位にベルギーのユミコアが入っています(すべて2位CNRSとの共願)。リン酸鉄系リチウムイオン2次電池の代表的な外国企業としては、米A123システムズ、中国BYDが挙げられますが、正極材料全体としての市場シェアが高いユミコアが、リン酸鉄系の分野においても強みを持っているという興味深い結果となっています。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの「特定技術分野の競合分析:リン酸鉄系リチウムイオン2次電池」に掲載しています(税込10万 5,000円)。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの
「特定技術分野の競合分析:リン酸鉄系リチウムイオン2次電池分野」に掲載しています(税込10万5,000円)。
【レポート収録内容】
リン酸鉄系リチウムイオン2次電池の技術分野における
・出願件数の年推移
・出願件数ランキング(権利者ベース)
・審査ステータス分類
・パテントスコア分布
・競合状況を可視化する権利者スコアマップ
・パテントスコア上位10件の特許リスト
・経過情報から見た主要企業比較
・引用情報から見た主要企業の対競合影響度
・発明者分析
【納品形態】
冊子1冊。
CD-ROMにレポートのPDF、分析に使った特許公報リストCSVを収録。
レポートのサンプルはこちらを参照。
http://www.patentresult.co.jp/img/c-reportB.pdf
※個別特許の経過情報付きリストをご希望の場合は、別途お見積りいたします。
【調査対象】
・出願日が1992年以降で、1993年から最新データ収録日(前々月末)までに公開された特許公報が対象。公開、登録、公表、再公表のすべてが対象で、登録と、公開・公表・再公表が重複している場合は、登録を優先。企業等の集計単位は権利者ベースとする。
【納期】約1週間
そのほか、リチウムイオン2次電池全体、正極全体に関するレポートも承ります。
また個別にカスタマイズしたレポートをご希望の方は、お問い合わせください。
<<お申込み方法>>
ご希望のレポート名を明記の上、お問合せフォームよりお申込み下さい。
http://www.patentresult.co.jp/contact.html
※総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を企業ごとに集計し、そのうち分析母集団における平均点以上のパテントスコアの値を合算(権利者スコアと呼んでいます)。平均点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。
<< 本件に関するお問合せ先 >>
経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
■<法人企業向け> 特許戦略ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/business.html
■<大学・研究機関向け> 研究テーマ市場価値調査ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/research.html
■<金融機関向け> 特許での企業分析ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/financial.html
■自社特許の棚卸し、注目企業の特許分析に「パテントスコア」
http://www.patentresult.co.jp/about-patentscore.html
■特許分析商品ラインナップ
http://www.patentresult.co.jp/case/
■競合分析に「ビズクランチャー」
http://www.bizcruncher.com/
■特許を軸とした企業価値調査「パテントエクスプレス」
https://express.patentresult.co.jp/index.do
■個別特許分析「パテントアトラス」
https://atlas.patentresult.co.jp/index.do
■株式会社パテント・リザルト会社概要
http://www.patentresult.co.jp/
英文表記:Patent Result Co., Ltd.
所在地 :〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
設立:2007年5月1日
資本金:9,500万円
代表取締役社長:白山 隆