【新刊案内】世界のCCUS総合分析 発行:(株)シーエムシー・リサーチ
[22/08/25]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
世界のSAF の供給量の動向をHEFA、FT、ATJ、e-fuel に分類し、業界の特徴、予測! 化学・物理吸収法, 固体吸収法, 膜分離法, 深冷分離法のCO2分離量・需要動向を調査!
材料科学や化学の先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、https://cmcre.com/)では、このたび「世界のCCUS総合分析」と題する書籍を2022年8月17日発行いたしましたので、お知らせします。
書籍の定価は、250,000 円(税込 275,000 円)(書籍)、書籍とCDセットの定価はセット300,000 円(税込 330,000 円)(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
https://cmcre.com/archives/101725/
【新刊案内】世界のCCUS総合分析
Comprehensive analysis of the global CCUS
◎刊行に当たって
排ガス中のCO2を削減する実用的な技術として、CO2を回収し、貯留または有効活用する技術「CCUS」が注目されている。
CCUS関連の技術は多岐にわたる。まず、共通技術として必須となるものはCO2分離回収である。CCUS技術の核となるCO2分離・回収技術の主な方法としては化学吸収法や物理吸収法、膜分離法などがあり、国内外で研究開発が盛んであり、その動向を調査した。
一方、CCUに関しては、利用(Utilization)が必要となる。
直接利用では、CO2を産業ガスとして溶接用シールドガスや炭酸水などの飲料・食品分野、医療分野で活用され、ドライアイスにして生鮮食品の冷温保管・輸送などで利用する。また、枯渇油田に圧入して油田の残存原油を回収するEOR(Enhanced Oil Re-covery)で利用されることも多い。
間接利用では様々な物質に変換させて利用する。CO2をメタンやメタノール、エタノール等に変換させて燃料や化学品に、またCO2を炭酸カルシウムに変換しセメントの原料として利用されている。
また、コンクリート製造時にCO2を吹き込むことで強度の高いコンクリートに仕上げたり、バイオマス由来の化学品や燃料の原料となる藻類などの成長効率を、CO2を吹き込むことで向上させたりなど、間接利用における用途は多岐にわたってきている。
さらに、CO2とH2を合成して製造される合成燃料が急速に注目を集めている。
合成燃料は水素と、工場などで排出されるCO2を使って製造する内燃機関用の燃料で、燃焼してもCO2は増えないのに加え、ガソリンの内燃機関をほぼそのまま使用できる。液体であるため、輸送しやすい。自動車分野でカーボンニュートラルを実現する上で、バイオ燃料に加えて、合成燃料も電動車が潜在的に抱えている課題解決する燃料として期待されている、再生可能エネルギー由来の水素を使う場合は、「e-fuel」と呼ばれている。
本レポートでは、世界で動いている「CCS・CO2分離回収」、「CCU・カーボンリサイクル」、「カーボンニュートラル燃料」の業界動向、および、現在、注目を集める研究開発に焦点を合わせた。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
CMCリサーチ調査部
■ 世界のCCUS総合分析
■ 発 刊:2022年8月17日発行
■ 定 価:本体価格 250,000 円(税込 275,000 円)
本体 + CD セット 300,000 円(税込 330,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・569頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-25-5
? 世界のSAF の供給量の動向をHEFA、FT、ATJ、e-fuel に分類し、業界の特徴、予測した!
? 化学・物理吸収法, 固体吸収法, 膜分離法, 深冷分離法のCO2分離量・需要動向を調査!
? 基幹物質・化学品・鉱物のビジネス戦略、及び、国内外の年間CO2利用量を調査!
? 直接利用の「液化炭酸ガス」と「ドライアイス」、及び「超臨界CO2」の現状と今後は?
? メタンとCO2の混合ガスから合成する「ドライリフォーミング(DRM)」の現状と課題!
? e-fuel の各製造プロセスの現状と課題、コスト、CO2の調達方法、開発動向を分析した!
? 合成燃料をFT 合成燃料、メタノール、DME などに分類して開発動向、業界動向を分析!
? ドロップイン燃料(HVO、Co-processing)から見える石油会社のビジネス戦略をレポート!
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【執筆者一覧】
大石 克嘉:中央大学 理工学部 教授
稲垣 冬彦:神戸学院大学 薬学部 教授
田村 正純:大阪公立大学 人工光合成 研究センター 准教授
里川 重夫:成蹊大学 理工学部 教授
(株)シーエムシー・リサーチ 調査部
【本書の構成および目次概要】
第I編 CCS・CO2分離回収
第1章 CCUS
1. CCUSとは
2. CCS技術
2.1 概要
2.2 CO2排出量
2.3 業界分析(海外)
2.4 業界分析(国内)
2.5 CCSコスト
2.6 開発動向
第2章 CO2の分離・回収法
1. 概要
2. CO2の分離・回収方法の整理
3. 酸素燃焼法
3.1 概要
3.2 酸素燃焼法のメリット
3.3 業界分析
3.4 カライド酸素燃焼プロジェクト
4. CO2の分離・回収法のメリット・デメリット
5. CO2の分離・回収法のコスト
6. 世界のCO2発生量とCO2分離量
7. 分離法別のCO2分離量・需要動向
8. 化学吸収法
8.1 概要
8.2 化学吸収液の種類と動向
8.3 代表的な化学吸収液の項目別比較
8.4 KS-1吸収液
8.5 業界分析
8.6 課題
8.7 開発動向
9. 物理吸収法
9.1 概要
9.2 業界分析
9.3 EAGLEプロジェクト
9.4 開発動向
10. 固体吸収法
10.1 概要
10.2 物理吸着
10.3 化学吸着
10.4 物理脱着と化学脱着
10.5 固体吸収材によるCO2回収技術の開発動向
10.6 開発動向
10.7 物理吸着法
10.8 化学吸着法
10.9 PCP/MOF
10.10 ケミカルループ燃焼法
11. 深冷分離
11.1 概要
11.2 業界分析
11.3 開発動向
第3章 膜分離法
1. 概要
2. CO2分離膜に使用される素材と形状
3. 業界分析
4. 国内の動向
5. 高分子膜
5.1 概要
5.2 研究動向
5.3 業界分析
5.4 Microporous organic polymers (MOPs)
5.5 MMM(Mixed-Matrix Membrane)
5.6 代表的な高分子材料
5.7 開発動向
6. 無機膜
6.1 概要
6.2 ゼオライト膜
6.3 シリカ膜
6.4 炭素膜
6.5 イオン性液体膜
第4章 直接空気回収(DAC)
1. 概要
2. DACのメリット
3. 低濃度CO2除去技術
4. 業界分析
5. 国内の動向
6. 運用コスト
7. 開発動向
第5章 BECCS
1. 概要
2. BECCS プロジェクト
3. 業界分析
4. 課題
5. 開発動向
第II編 CCU・カーボンリサイクル
第1章 CCU
1. 概要
2. 年間CO2利用量
第2章 炭酸ガス
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. 開発動向
第3章 超臨界CO2
1. 概要
2. 超臨界CO2の適用分野
3. 業界分析
4. 国内の動向(プラント、システム価格)
5. 年間のCO2利用量
6. 開発動向
第4章 合成ガス
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間CO2利用量
4. 開発動向
5. CO
5.1 概要
5.2 業界分析
5.3 開発動向
第5章 メタノール
1. 概要
2. 業界分析
2.1 MTO用途
2.2 DME(ジメチルエーテル)
2.3 ブレンド・ガソリン
2.4 ホルムアルデヒド
2.5 MTBE
2.6 酢酸
2.7 エネルギーキャリア
3. CO2水素化によるメタノール合成
4. Cu系触媒
5. 年間のCO2利用量
6. 各種プロジェクト
6.1 BSE Engineering
6.2 MefCO2プロジェクト
6.3 Rotterdamプロジェクト
6.4 FReSMeプロジェクト
6.5 CirclEnergyプロジェクト
6.6 苫小牧市におけるCCS大規模実証試験
7. 開発動向
第6章 オレフィン
1. 概要
2. プラスチック原料の現状
2.1 石油精製
2.2 ナフサ分解
3. 各国の動向
4. 業界分析
5. 開発動向
第7章 BTX
1. 概要
2. 業界分析(パラキシレン)
3. NEDO
4. 開発動向
第8章 尿素
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. 尿素肥料
5. 尿素SCR システム
6. ディーゼルエンジン
7. NEDO
8. 開発動向
第9章 ポリカーボネート
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. DRC法DPCプロセス
5. NEDO
6. 開発動向
第10章 ギ酸
1. 概要
2. 業界分析
3. エネルギーキャリア
4. 年間CO2利用量
5. 開発動向
第11章 ポリウレタン
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. ポリウレタン原料
4.1 概要
4.2 ポリウレタン原料の世界市場
4.3 イソシアネート
4.4 ポリオール
5. 開発動向
第12章 アクリル酸
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. 開発動向
第13章 人工光合成
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. NEDO
5. 開発動向
第14章 鉱物
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. CCSU研究会
5. T-e Concrete
6. CO2-SUICOM
7. PAdeCS研究会
8. CELBIC研究会
9. NEDO
10. 開発動向
第III編 カーボンニュートラル燃料
第1章 合成燃料
1. 概要
2. 液体合成燃料の製造プロセス
3. 業界分析
4. 液体合成燃料のエネルギーとしての特徴
5. 合成燃料の課題(コスト)
6. 資源エネルギー庁
第2章 合成メタン/メタネーション
1. 概要
2. 国内の動向
3. 業界分析(メタネーション)
4. Power to Gas
5. 日本・及び欧米の取組の方向性
6. 年間のCO2利用量
7. HELMETHプロジェクト
8. jupiter1000プロジェクト
9. 開発動向(メタネーション)
10. 開発動向(Power to Gas)
第3章 FT合成燃料
1. 概要
2. 業界分析
3. FT法
4. 逆シフト反応
5. CO2電解
6. 共電解
7. 直接合成(Direct-FT)
8. BTL
9. NEDO
10. 開発動向
11. CO
12. FT合成触媒
第4章 DME(ジメチルエーテル)
1. 概要
2. 製造方法
3. 業界分析
4. 開発動向
第5章 Oxymethylene ethers (OME)
1. 概要
2. 業界分析
3. 開発動向
第6章 e-fuel
1. 概要
2. 製造プロセス
3. 業界分析
4. e-fuel のメリット、デメリット
5. コスト
6. Haru Oni
7. Norsk e-fuel
8. 開発動向
第7章 バイオエタノール
1. 概要
2. 業界分析
3. 廃棄物由来・微生物発酵のエタノール製造技術
4. 米国
5. ブラジル
6. EU
7. 中国
8. インド
9. 日本
10. NEDO
11. コスト
12. 開発動向
第8章 バイオディーゼル
1. 概要
2. 課題
3. 業界分析
4. インドネシア
5. 米国
6. ブラジル
7. EU
8. 中国
9. 開発動向
第9章 ドロップイン燃料(HVO、Co-processing)
1. 概要
2. 石油会社のバイオリファイナリー戦略
3. F1
4. HVO
4.1 概要
4.2 業界分析
4.3 HVO製造プロセスライセンサー
4.4 開発動向
5. Co-processing
5.1 概要
5.2 業界分析
5.3 開発動向
第10章 微細藻類
1. 概要
2. オイル産生微細藻類の種類
3. 業界分析
4. 微細藻類による燃料生産プロセス
5. 藻類大量培養法
6. コスト(課題)
7. 米国
8. 欧州
9. 中国
10. 日本
11. 開発動向
第11章 SAF
1. 概要
2. SAFに係る国際規格
3. 業界分析
4. 世界のSAFの供給量の動向
5. 供給する企業とプラント、生産量
6. 販売価格
7. KEROGREEN プロジェクト
8. NEDO
9. 石油連盟
10. 開発動向
第IV編 世界の CCUS・水素産業
1. 概要
2. 欧州
2.1 CCS
2.2 水素
2.3 メタネーション
3. ドイツ
3.1 CCS
3.2 CCU
3.3 水素
3.4 Power to Gas
3.5 水電解装置に関するプロジェクト
3.6 h2 Herten
3.7 ALIGN CCUS
3.8 Baden-Württemberg(BW)州
4. 英国
4.1 CCUS
4.2 水素
5. 米国
5.1 CCS
5.2 CCU
5.3 水素
5.4 カリフォルニア州
5.5 カリフォルニア州ランカスター市
6. 中国
6.1 CCS
6.2 CCU
6.3 水素
6.4 長江デルタ水素ベルト建設発展計画
7. ノルウェー
7.1 CCS
7.2 水素
8. スウェーデン
8.1 CCS
8.2 水素
9. カナダ
9.1 CCS
9.2 水素
10. 豪州
10.1 CCS
10.2 水素
11. サウジアラビア
12. 韓国
13. インド
14. インドネシア
第V編 研究開発
第1章 CO2吸収・分離・回収の基礎知識と応用分野及び、これら技術の今後のゆくえ
1. CO2吸収材に関する研究とそれを取り巻く状況
2. CO2吸収材と近年の状況
3. CO2吸収材に関する簡単な分類
4. 化学反応を利用したCO2吸収剤(材)
5. Li系複合酸化物CO2吸収材の欠点
6. Li複合酸化物系CO2吸収材を常温で使用するための自己発熱機能
7. 自己発熱CO2吸収コンポジットの応用分野
8. CO2吸収剤(材)の今後のゆくえ
9. 参考文献
第2章 水分を分離するCO2吸収/放出材の開発
1. はじめに
2. CCS, DACについて
3. 低分子アミンを用いたDAC技術について
4. 水分をも分離する耐水性DAC技術について
第3章 酸化セリウム触媒を用いた二酸化炭素とジオールからのポリカーボネート合成
1. はじめに
2. ポリカーボネートの種類と合成手法
3. ニトリル脱水剤を用いた二酸化炭素とジオールからの直接ポリカ―ボネート合成
4. 二酸化炭素流通反応系を用い、脱水剤を用いない二酸化炭素とジオールからのポリカーボネート合成
5. おわりに
6. 参考文献
第4章 カーボンリサイクル合成液体燃料
1. はじめに
2. 炭素循環の現状
3. 合成燃料
4. 再生可能エネルギー由来のエネルギー利用方法
5. 燃料選択
6. カーボンリサイクル燃料製造プロセス
6.1 CO2の回収・濃縮
6.2 再エネ電力からの水素製造
6.3 メタン製造
6.4 メタノール及びメタノールを経由する燃料製造
6.5 逆シフト反応を経由するFT合成
7. CO2と水から合成燃料を製造する新しいプロセスの研究動向
7.1 CO2電解法
7.2 共電解法
7.3 CO2直接FT合成法
8. おわりに
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https://cmcre.com/archives/101725/
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◎CMCリサーチ刊行関連書籍のご案内
(1)カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品
https://cmcre.com/archives/100830/
■ 発 行:2022年8月2日
■ 著 者:室井 高城
■ 定 価:冊子版 90,000 円(税込 99,000 円)
セット(冊子 + CD) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・238頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-24-8
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/100830/
(2)カーボンニュートラルを目指す最新の触媒技術
https://cmcre.com/archives/95102/
■ 発 行:2022年2月26日
■ 監 修:室井 高城
■ 定 価:本体(白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)
冊子 + CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・本文351頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-17-0
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/95102/
(3)世界のCCU・カーボンリサイクル 最新業界レポート
https://cmcre.com/archives/86153/
■ 発 行:2021年9月21日
■ 定 価:冊子版 170,000 円(税込 187,000 円)
セット(冊子 + CD) 200,000 円(税込 220,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・275頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-09-5
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/86153/
(4)世界のCCS・CO2分離回収技術 最新業界レポート
https://cmcre.com/archives/82620/
■ 発 行:2021年7月15日
■ 定 価:冊子版 150,000 円(税込 165,000 円)
セット(冊子 + CD)180,000 円(税込 198,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・262頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-07-1
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/82620/
(5)触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術 2021
https://cmcre.com/archives/78988/
■ 発 行:2021年4月20日
■ 著 者:室井 高城
■ 定 価:冊子版 90,000 円(税込 99,000 円)
セット(冊子 + CD) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・302頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-99-5
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/78988/
↓発行書籍の一覧はこちらから
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
◎最新セミナー/ウェビナーのご案内
〇 アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向
開催日時:2022年9月5日(月)13:30〜15:00
https://cmcre.com/archives/99176/
〇 廃プラスチックの石油精製プロセスを活用した石油化学原料化技術開発
開催日時:2022年9月5日(月)13:30〜15:10
https://cmcre.com/archives/99138/
〇 ゾル-ゲル法の実務活用のための速習セミナー
開催日時:2022年9月5日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/93545/
〇 ハードコート技術の基礎と応用
開催日時:2022年9月6日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/97052/
〇 硫化物系固体電解質の量産技術
開催日時:2022年9月6日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/98407/
〇 半導体デバイスの3D集積化プロセスの基礎と先進パッケージの開発動向
開催日時:2022年9月6日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/99664/
〇プラスチック・ゴム・粘/接着製品の劣化メカニズムと寿命予測・劣化加速条件の設定手法
開催日時:2022年9月7日(水)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/98662/
〇 発酵による有用物質生産とプロセス開発
開催日時:2022年9月7日(水)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/99454/
〇 リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説
開催日時:2022年9月7日(水)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/97107/
〇 ポリ乳酸の基礎から技術・市場開発最前線まで
開催日時:2022年9月8日(木)10:00〜17:00
https://cmcre.com/archives/97135/
〇 中国における廃プラリサイクル・生分解プラスチックの動向
開催日時:2022年9月8日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/97497/
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CCUS関連の技術は多岐にわたる。まず、共通技術として必須となるものはCO2分離回収である。CCUS技術の核となるCO2分離・回収技術の主な方法としては化学吸収法や物理吸収法、膜分離法などがあり、国内外で研究開発が盛んであり、その動向を調査した。
一方、CCUに関しては、利用(Utilization)が必要となる。
直接利用では、CO2を産業ガスとして溶接用シールドガスや炭酸水などの飲料・食品分野、医療分野で活用され、ドライアイスにして生鮮食品の冷温保管・輸送などで利用する。また、枯渇油田に圧入して油田の残存原油を回収するEOR(Enhanced Oil Re-covery)で利用されることも多い。
間接利用では様々な物質に変換させて利用する。CO2をメタンやメタノール、エタノール等に変換させて燃料や化学品に、またCO2を炭酸カルシウムに変換しセメントの原料として利用されている。
また、コンクリート製造時にCO2を吹き込むことで強度の高いコンクリートに仕上げたり、バイオマス由来の化学品や燃料の原料となる藻類などの成長効率を、CO2を吹き込むことで向上させたりなど、間接利用における用途は多岐にわたってきている。
さらに、CO2とH2を合成して製造される合成燃料が急速に注目を集めている。
合成燃料は水素と、工場などで排出されるCO2を使って製造する内燃機関用の燃料で、燃焼してもCO2は増えないのに加え、ガソリンの内燃機関をほぼそのまま使用できる。液体であるため、輸送しやすい。自動車分野でカーボンニュートラルを実現する上で、バイオ燃料に加えて、合成燃料も電動車が潜在的に抱えている課題解決する燃料として期待されている、再生可能エネルギー由来の水素を使う場合は、「e-fuel」と呼ばれている。
本レポートでは、世界で動いている「CCS・CO2分離回収」、「CCU・カーボンリサイクル」、「カーボンニュートラル燃料」の業界動向、および、現在、注目を集める研究開発に焦点を合わせた。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
CMCリサーチ調査部
■ 世界のCCUS総合分析
■ 発 刊:2022年8月17日発行
■ 定 価:本体価格 250,000 円(税込 275,000 円)
本体 + CD セット 300,000 円(税込 330,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・569頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-25-5
? 世界のSAF の供給量の動向をHEFA、FT、ATJ、e-fuel に分類し、業界の特徴、予測した!
? 化学・物理吸収法, 固体吸収法, 膜分離法, 深冷分離法のCO2分離量・需要動向を調査!
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【執筆者一覧】
大石 克嘉:中央大学 理工学部 教授
稲垣 冬彦:神戸学院大学 薬学部 教授
田村 正純:大阪公立大学 人工光合成 研究センター 准教授
里川 重夫:成蹊大学 理工学部 教授
(株)シーエムシー・リサーチ 調査部
【本書の構成および目次概要】
第I編 CCS・CO2分離回収
第1章 CCUS
1. CCUSとは
2. CCS技術
2.1 概要
2.2 CO2排出量
2.3 業界分析(海外)
2.4 業界分析(国内)
2.5 CCSコスト
2.6 開発動向
第2章 CO2の分離・回収法
1. 概要
2. CO2の分離・回収方法の整理
3. 酸素燃焼法
3.1 概要
3.2 酸素燃焼法のメリット
3.3 業界分析
3.4 カライド酸素燃焼プロジェクト
4. CO2の分離・回収法のメリット・デメリット
5. CO2の分離・回収法のコスト
6. 世界のCO2発生量とCO2分離量
7. 分離法別のCO2分離量・需要動向
8. 化学吸収法
8.1 概要
8.2 化学吸収液の種類と動向
8.3 代表的な化学吸収液の項目別比較
8.4 KS-1吸収液
8.5 業界分析
8.6 課題
8.7 開発動向
9. 物理吸収法
9.1 概要
9.2 業界分析
9.3 EAGLEプロジェクト
9.4 開発動向
10. 固体吸収法
10.1 概要
10.2 物理吸着
10.3 化学吸着
10.4 物理脱着と化学脱着
10.5 固体吸収材によるCO2回収技術の開発動向
10.6 開発動向
10.7 物理吸着法
10.8 化学吸着法
10.9 PCP/MOF
10.10 ケミカルループ燃焼法
11. 深冷分離
11.1 概要
11.2 業界分析
11.3 開発動向
第3章 膜分離法
1. 概要
2. CO2分離膜に使用される素材と形状
3. 業界分析
4. 国内の動向
5. 高分子膜
5.1 概要
5.2 研究動向
5.3 業界分析
5.4 Microporous organic polymers (MOPs)
5.5 MMM(Mixed-Matrix Membrane)
5.6 代表的な高分子材料
5.7 開発動向
6. 無機膜
6.1 概要
6.2 ゼオライト膜
6.3 シリカ膜
6.4 炭素膜
6.5 イオン性液体膜
第4章 直接空気回収(DAC)
1. 概要
2. DACのメリット
3. 低濃度CO2除去技術
4. 業界分析
5. 国内の動向
6. 運用コスト
7. 開発動向
第5章 BECCS
1. 概要
2. BECCS プロジェクト
3. 業界分析
4. 課題
5. 開発動向
第II編 CCU・カーボンリサイクル
第1章 CCU
1. 概要
2. 年間CO2利用量
第2章 炭酸ガス
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. 開発動向
第3章 超臨界CO2
1. 概要
2. 超臨界CO2の適用分野
3. 業界分析
4. 国内の動向(プラント、システム価格)
5. 年間のCO2利用量
6. 開発動向
第4章 合成ガス
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間CO2利用量
4. 開発動向
5. CO
5.1 概要
5.2 業界分析
5.3 開発動向
第5章 メタノール
1. 概要
2. 業界分析
2.1 MTO用途
2.2 DME(ジメチルエーテル)
2.3 ブレンド・ガソリン
2.4 ホルムアルデヒド
2.5 MTBE
2.6 酢酸
2.7 エネルギーキャリア
3. CO2水素化によるメタノール合成
4. Cu系触媒
5. 年間のCO2利用量
6. 各種プロジェクト
6.1 BSE Engineering
6.2 MefCO2プロジェクト
6.3 Rotterdamプロジェクト
6.4 FReSMeプロジェクト
6.5 CirclEnergyプロジェクト
6.6 苫小牧市におけるCCS大規模実証試験
7. 開発動向
第6章 オレフィン
1. 概要
2. プラスチック原料の現状
2.1 石油精製
2.2 ナフサ分解
3. 各国の動向
4. 業界分析
5. 開発動向
第7章 BTX
1. 概要
2. 業界分析(パラキシレン)
3. NEDO
4. 開発動向
第8章 尿素
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. 尿素肥料
5. 尿素SCR システム
6. ディーゼルエンジン
7. NEDO
8. 開発動向
第9章 ポリカーボネート
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. DRC法DPCプロセス
5. NEDO
6. 開発動向
第10章 ギ酸
1. 概要
2. 業界分析
3. エネルギーキャリア
4. 年間CO2利用量
5. 開発動向
第11章 ポリウレタン
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. ポリウレタン原料
4.1 概要
4.2 ポリウレタン原料の世界市場
4.3 イソシアネート
4.4 ポリオール
5. 開発動向
第12章 アクリル酸
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. 開発動向
第13章 人工光合成
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. NEDO
5. 開発動向
第14章 鉱物
1. 概要
2. 業界分析
3. 年間のCO2利用量
4. CCSU研究会
5. T-e Concrete
6. CO2-SUICOM
7. PAdeCS研究会
8. CELBIC研究会
9. NEDO
10. 開発動向
第III編 カーボンニュートラル燃料
第1章 合成燃料
1. 概要
2. 液体合成燃料の製造プロセス
3. 業界分析
4. 液体合成燃料のエネルギーとしての特徴
5. 合成燃料の課題(コスト)
6. 資源エネルギー庁
第2章 合成メタン/メタネーション
1. 概要
2. 国内の動向
3. 業界分析(メタネーション)
4. Power to Gas
5. 日本・及び欧米の取組の方向性
6. 年間のCO2利用量
7. HELMETHプロジェクト
8. jupiter1000プロジェクト
9. 開発動向(メタネーション)
10. 開発動向(Power to Gas)
第3章 FT合成燃料
1. 概要
2. 業界分析
3. FT法
4. 逆シフト反応
5. CO2電解
6. 共電解
7. 直接合成(Direct-FT)
8. BTL
9. NEDO
10. 開発動向
11. CO
12. FT合成触媒
第4章 DME(ジメチルエーテル)
1. 概要
2. 製造方法
3. 業界分析
4. 開発動向
第5章 Oxymethylene ethers (OME)
1. 概要
2. 業界分析
3. 開発動向
第6章 e-fuel
1. 概要
2. 製造プロセス
3. 業界分析
4. e-fuel のメリット、デメリット
5. コスト
6. Haru Oni
7. Norsk e-fuel
8. 開発動向
第7章 バイオエタノール
1. 概要
2. 業界分析
3. 廃棄物由来・微生物発酵のエタノール製造技術
4. 米国
5. ブラジル
6. EU
7. 中国
8. インド
9. 日本
10. NEDO
11. コスト
12. 開発動向
第8章 バイオディーゼル
1. 概要
2. 課題
3. 業界分析
4. インドネシア
5. 米国
6. ブラジル
7. EU
8. 中国
9. 開発動向
第9章 ドロップイン燃料(HVO、Co-processing)
1. 概要
2. 石油会社のバイオリファイナリー戦略
3. F1
4. HVO
4.1 概要
4.2 業界分析
4.3 HVO製造プロセスライセンサー
4.4 開発動向
5. Co-processing
5.1 概要
5.2 業界分析
5.3 開発動向
第10章 微細藻類
1. 概要
2. オイル産生微細藻類の種類
3. 業界分析
4. 微細藻類による燃料生産プロセス
5. 藻類大量培養法
6. コスト(課題)
7. 米国
8. 欧州
9. 中国
10. 日本
11. 開発動向
第11章 SAF
1. 概要
2. SAFに係る国際規格
3. 業界分析
4. 世界のSAFの供給量の動向
5. 供給する企業とプラント、生産量
6. 販売価格
7. KEROGREEN プロジェクト
8. NEDO
9. 石油連盟
10. 開発動向
第IV編 世界の CCUS・水素産業
1. 概要
2. 欧州
2.1 CCS
2.2 水素
2.3 メタネーション
3. ドイツ
3.1 CCS
3.2 CCU
3.3 水素
3.4 Power to Gas
3.5 水電解装置に関するプロジェクト
3.6 h2 Herten
3.7 ALIGN CCUS
3.8 Baden-Württemberg(BW)州
4. 英国
4.1 CCUS
4.2 水素
5. 米国
5.1 CCS
5.2 CCU
5.3 水素
5.4 カリフォルニア州
5.5 カリフォルニア州ランカスター市
6. 中国
6.1 CCS
6.2 CCU
6.3 水素
6.4 長江デルタ水素ベルト建設発展計画
7. ノルウェー
7.1 CCS
7.2 水素
8. スウェーデン
8.1 CCS
8.2 水素
9. カナダ
9.1 CCS
9.2 水素
10. 豪州
10.1 CCS
10.2 水素
11. サウジアラビア
12. 韓国
13. インド
14. インドネシア
第V編 研究開発
第1章 CO2吸収・分離・回収の基礎知識と応用分野及び、これら技術の今後のゆくえ
1. CO2吸収材に関する研究とそれを取り巻く状況
2. CO2吸収材と近年の状況
3. CO2吸収材に関する簡単な分類
4. 化学反応を利用したCO2吸収剤(材)
5. Li系複合酸化物CO2吸収材の欠点
6. Li複合酸化物系CO2吸収材を常温で使用するための自己発熱機能
7. 自己発熱CO2吸収コンポジットの応用分野
8. CO2吸収剤(材)の今後のゆくえ
9. 参考文献
第2章 水分を分離するCO2吸収/放出材の開発
1. はじめに
2. CCS, DACについて
3. 低分子アミンを用いたDAC技術について
4. 水分をも分離する耐水性DAC技術について
第3章 酸化セリウム触媒を用いた二酸化炭素とジオールからのポリカーボネート合成
1. はじめに
2. ポリカーボネートの種類と合成手法
3. ニトリル脱水剤を用いた二酸化炭素とジオールからの直接ポリカ―ボネート合成
4. 二酸化炭素流通反応系を用い、脱水剤を用いない二酸化炭素とジオールからのポリカーボネート合成
5. おわりに
6. 参考文献
第4章 カーボンリサイクル合成液体燃料
1. はじめに
2. 炭素循環の現状
3. 合成燃料
4. 再生可能エネルギー由来のエネルギー利用方法
5. 燃料選択
6. カーボンリサイクル燃料製造プロセス
6.1 CO2の回収・濃縮
6.2 再エネ電力からの水素製造
6.3 メタン製造
6.4 メタノール及びメタノールを経由する燃料製造
6.5 逆シフト反応を経由するFT合成
7. CO2と水から合成燃料を製造する新しいプロセスの研究動向
7.1 CO2電解法
7.2 共電解法
7.3 CO2直接FT合成法
8. おわりに
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