初笑いは三谷幸喜のステージ2本立てで!舞台初挑戦の竹内結子とイモトアヤコがその魅力を語る
[14/12/29]
提供元:PRTIMES
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WOWOWでは、1月1日の元日に「新春三谷幸喜スペシャル 三谷幸喜『君となら』&『ショーガール』」を放送。「君となら」は三谷幸喜による抱腹絶倒のホームコメディで、“初笑い”にもふわさしい名作。95年に初演され、今回は、三谷本人が演出を手がけた決定版で、今年8月〜9月、東京・パルコ劇場で行なわれた。本作で舞台に初挑戦した竹内結子とイモトアヤコが、公演後にその感想を語ってくれた。
三谷らしいシチュエーション・コメディである本作。竹内演じる長女のあゆみには婚約者のケニー(小林勝也)がいるが、彼はなんと親より年上。それを家族に言い出せないうちにケニーが家を訪ねてきて、あゆみの父(草刈正雄)が彼を婚約者の父親と勘違いしたところから、あゆみはうそにうそを重ねていくことに。次女のふじみ(イモト)は姉から真相を打ち明けられ、こんがらがった状況をなんとかしようと奮闘していく。
映画やドラマで活躍中だが、今回が初舞台で初主演となった竹内は、「実は、稽古の段階からえづくぐらい緊張していて、幕が開いても客席がシーンとしていたらどうしようと悪い夢ばかり見ていました」と告白。イモトも「たしかに竹内さんは、かなり追い込まれているなと思いました」と証言する。見かねたイモトがリラックスウェアを紹介し、それを竹内が購入したこともあったという。イモトは、世界各地を飛び回るロケ取材の仕事が多く、「ふだんカメラマンとデレクターさんと4人くらいで仕事しているので、こんなに連日、数百人ものお客さんの前に立つなんて初めて。お客さんの反応もすごいので、自然にテンションが上がりました」と振り返る。竹内も「幸い、お客さんが笑ってくださって、公演を続けていくうちに楽しく自由に演じられるようになりました。自然に怖い夢も見なくなりましたね(笑)」と笑顔を見せた。
そんな2人は全57公演をこなすうちに、本当の姉妹のような関係に。竹内はイモトのことを「想像していたとおり、たくましい人。役柄の“ふうちゃん”そのままにお姉ちゃんである私を背負ってくれて、背中に哲学がある人だなと思います」と全面的に信頼している様子。イモトも「竹内さんは美人というイメージが強かったけれど、実際にがっつり仕事をしてみて、『この人、すごい男前』と思いました。自分の中にぶれない太い芯がありますよね」と語り、すっかり意気投合していた。
作者の三谷は、演出も担当し、初舞台の2人をサポート。竹内はドラマW 三谷幸喜「大空港2013」(1月10日(土)午後5:00放送)でも組んだが、「三谷さんは一緒にいればいるほど、何を考えているのか、計り知れなくなる(笑)。私は完全に手のひらの上で転がされている感じなんですが、だからこそ逆に安心して暴れられるんです」と語る。これが三谷作品初参加となったイモトは「三谷さんのダメ出しはいつも的確で無駄がひとつもない。やっぱりすごい人だと思いました。何より三谷さんが作ったこのお芝居は楽しくて、終わるまでお客さんがずっと笑っているのが好きです」と語り、この舞台への愛着を見せた。
この対談の模様は、放送でご覧いただけます。
「君となら」と同時上映された「ショーガール」(出演:川平慈英、シルビア・グラブ)も続けて放送。2015年の幕開けは、初笑いにふさわしい三谷幸喜のステージ2本立てでお楽しみを!
「新春 三谷幸喜スペシャル 三谷幸喜『君となら』&『ショーガール』」はWOWOWライブにて
2015年1月1日(木・祝)夜7:00放送
『君となら』
作・演出:三谷幸喜
出演者:竹内結子、草刈正雄、イモトアヤコ、長野里美、長谷川朝晴、木津誠之、小林勝也
『ショーガール』
脚本・作詞・構成・演出:三谷幸喜
作曲・編曲:荻野清子
出演者:川平慈英、シルビア・グラブ
演奏:荻野清子、一本茂樹、萱谷亮一