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【横尾忠則の画集「タマ、帰っておいで」発売2週間で重版決定!】

感動の声、続々! たくさんのメディアで取り上げられ、ネット書店売り上げ好調で重版に! 著者・横尾忠則さんからのコメントも!

株式会社 講談社(東京・文京区)が、2020年4月1日(水)に発売した、美術家・横尾忠則さんの最新画集『タマ、帰っておいで』が、好評により発売2週間で重版となった。画集というジャンルとしては異例の速い売れ行きだ。




[画像1: https://prtimes.jp/i/1719/2623/resize/d1719-2623-912548-0.jpg ]

本書は、横尾忠則さんの愛猫「タマ」の絵91点だけで構成された、異色の画集。6年前の5月にタマが亡くなった日から描きつづけたタマの絵は、アートではなく、タマへの「レクイエム」として描いた、と横尾さんは語っている。

「サンデー毎日」4月26日号の中野翠さんのコラム「満月雑記帳」や、朝日新聞4月22日朝刊の鷲田清一さんのコラム「折々のことば」に取り上げられて、多くの著名人がこの本の魅力をさまざまなメデイアで発信している。

広がりの要因のひとつは、朝日新聞が運営するペットサイト「sippo」や、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の犬猫投稿SNS「ドコノコ」など、従来の横尾さんファンのみならず、「猫好き」層から熱い支持を受けていることも挙げられる。

現在、ネット書店で品切れが続出し、発売2週間で重版が決定した。


そーか、泣いちゃったんだー、と思っています(横尾さん)

横尾さんは「こんなに早く重版すると思っていなかったので正直嬉しい。自分でもびっくりしています。こんなに沢山の人が愛読してくれて。」と語り、以下のようなコメントを出してくれた。

「タマはすっかり有名になりました。大勢の方がブログやツイッターで紹介してくれました。

画集だけど、文章を誉めてくれる人が多い。文章の方がわかりいいのかな。文章に書けない心情を絵にしているんだけどね。『タマ、帰っておいで』は愛猫が死んだ日から描き始めたタマへのオマージュだ。不思議に作品にしようなんてそんな気持は全然持てなかった。まあ写生画の一種かな。

それが、なぜか「泣いた」人が多いのです。この『タマ、帰っておいで』の編集部の編集長が「泣かされた」ことで、前向きにどんどん進んでいきました。泣かれるより、初心者みたいな絵なので笑う人が多いんじゃないかと思っていたので、そーか、泣いちゃったんだー、と思っています。

タマの絵を91点描いたところで本になったけれど、また続いてタマの絵を描いてみる気になっている。今度は大きいキャンバスにドカンとね。」
[画像2: https://prtimes.jp/i/1719/2623/resize/d1719-2623-319162-2.jpg ]

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横尾忠則
1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロ、バングラデシュなど各国のビエンナーレに出品し世界的に活躍する。アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館での個展など海外での発表が多く国際的に高い評価を得ている。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館開館。2013年、香川県豊島に豊島横尾館開館。2015年、第27回高松宮殿下記念世界文化賞受賞。作品は、国内外多数の主要美術館に収蔵されている。


■書誌情報■
『タマ、帰っておいで』
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000338164
定価:本体2,200円(税別)
ページ:156ページ
サイズ:182mm×182mm
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