WOWOW「ノンフィクションW」で泉谷しげる×松江哲明×水道橋博士らの熱いトークを放送!
[15/03/31]
提供元:PRTIMES
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WOWOWでは、2014年に放送されたWOWOWオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションW」全34番組の中から、WOWOWが厳選した3本と、視聴者投票により選ばれた1本を4月に特集放送する。今回の特集に際しては、各番組の本編前後に案内役の水道橋博士、ゲストの泉谷しげる、松江哲明による特別トークも放送されることになっており、その収録が渋谷のユーロライブで行われた。
今回、放送されるのは「萩本欽一 73歳 覚悟の舞台へ 〜『THE LAST ほめんな ほれんな とめんな』完全密着」「愚安亭遊佐 ひとり芝居を生きる」「記録映画『東京オリンピック』誕生の軌跡 〜市川崑と164 人のキャメラマン〜」「日本のアクションを変える男 谷垣健治 〜香港の現場から映画『るろうに剣心』へ〜」の4本。これら4本について「得したような気分ですよね」と語る泉谷。松江も「ノンフィクションWの幅広さが分かる4本。作り手としても刺激を受けました」と付け加えるなど、4本の作品を堪能した様子の3人だった。
舞台活動からの引退を表明した萩本欽一が最後の明治座公演に挑む姿を追った「萩本欽一〜」収録の際には、「なんでやめるんだよという悔しさがある。弱気なところを見せられるのはつらいですよね。俺は現役感を目指して活動しているから、引退するなんて言われたら悲しい」と泉谷が悔しそうな顔を見せるひと幕も。
続けて博士から「もし人物ドキュメンタリーを撮るとしたら誰?」と質問された泉谷は「ビートたけしだね」と即答。「でも難しいだろうね……」と付け加える泉谷の言葉に、「実はたけしさんは、泉谷さんに影響を受けている。80年頃に、たけしさんが泉谷さんのライブで、『うるせぇバカヤロー』と客と煽(あお)りあっていたのを見て、そこでそういう芸を覚えたらしい。そういう風に芸が受け継がれたんですよね」と意外な事実を明かした博士。泉谷も「もともとあれは(RCサクセションの)忌野清志郎がやっていたもの。あいつらが売れる前は客とケンカばかりしていてヒドかったんだから。『バカヤロー、帰れ』と言ってケンカして。客を本当に帰らせちゃったしね。そういう時代性もあるね」と懐かしそうに振り返ると、それを受けた博士も「泉谷さんのドキュメンタリーを作るなら、70年代はこういう時代だったって証言してもらいたい」とリクエスト。泉谷も「それならぜひ証言したいね」と意欲的なコメントを寄せた。
しかし、実際に泉谷が題材のドキュメンタリー番組を撮ることはどうかと問われると、「それは拷問だね。そこまでやる気はない。俺は(アーティストとして世間に)うそをついていたいから。本当の俺を見たからって何が面白いんだろうなと思うし、映る側にはなりたくないな」という。その意見には松江も「えぐられますからね。この4本を見ていても、いい意味で、ここまで撮るんだと驚きます」と同意する。
そこで博士が「WOWOWのドキュメンタリーでも特徴的なのは、裏方さんを取りあげていること。映画のメイキングも多いから、よりそのジャンルが好きになりますよね」と水を向けると、泉谷もついに「ただね、心のどこかでは俺を歴史にしてもらえないかなという気持ちもありますよ。俺の中の悪意やずるさなども、全部カットしないでやってくれるならやる!」と力強く宣言。その言葉で、「ノンフィクションW」出演への言質を取ったと見た博士が、関係者に向けて「分かりました!」と呼びかけると、「あ、いけね!」と思わず我に返った泉谷。すかさず「やんない!やんないよ!」と慌てた様子で打ち消したその姿に会場は笑いに包まれた。
<放送概要>
WOWOWオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションWベストセレクション」
4/4(土)午後1:00
「萩本欽一 73 歳 覚悟の舞台へ 〜「THE LAST ほめんな ほれんな とめんな」完全密着」
4/11(土)午後1:00
「愚安亭遊佐 ひとり芝居を生きる」
★平成26 年度 文化庁芸術祭のテレビ・ドキュメンタリー部門【優秀賞】受賞作
4/18(土)午後1:00
「記録映画『東京オリンピック』誕生の軌跡 〜市川崑と164 人のキャメラマン〜」
4/25(土)午後1:00
「日本のアクションを変える男 谷垣健治 〜香港の現場から映画「るろうに剣心」へ〜」
詳しくは、番組HP:http://www.wowow.co.jp/documentary/original/