「作品に当時の雰囲気がどう残ってるかをやろう」くるりが、1st&2ndアルバムを再現したアーカイブライブを6月28日WOWOWでオンエア!
[15/06/25]
提供元:PRTIMES
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くるり NOW AND THEN さよならストレンジャー / 図鑑 6月28日(日)午後5:00[WOWOWライブ]
[画像1: http://prtimes.jp/i/1355/2752/resize/d1355-2752-605338-2.jpg ]
くるりが過去の自分たちのアルバムを振り返るアーカイブ・ライブシリーズ「NOW AND THEN」をスタートさせ、その第1弾が今年4月、大阪・サンケイホールブリーゼと東京・渋谷公会堂の2ヵ所で開催された。
「僕らは来年結成20周年を迎えるんです。それで改めてお客さんも僕らも、昔を振り返れる企画として、このアーカイブライブをやることにしました」(佐藤征史(B))。
今回のライブでは1stアルバム『さよならストレンジャー』と、2ndアルバム『図鑑』が、2枚続けて、曲順どおりに全曲が演奏された。
「当時は若かったから、曲をガンガン作ってた。1stアルバムのツアーでは、2ndアルバムに入る曲もガンガンやってたと思うんです。アルバム自体に的を絞ったライブもやってなかった。だから今回は曲が喜んでくれた。そんな感覚を受けましたね」(岸田繁(Vo・G)
全公演ソールドアウト。大盛況のライブだったが、準備段階では試行錯誤があった。
[画像2: http://prtimes.jp/i/1355/2752/resize/d1355-2752-723686-0.jpg ]
「最初は、完全に解体して全く新しいものにしようって方向も考えたんです。まだファンファン(tp)が参加していない作品なので、彼女のパートも作らなきゃいけないし」(岸田)。そんななか、ファンファンの妊娠が明らかになり、岸田と佐藤はふたりでライブに挑むことになる。
「さあ、どうしようと思ったら、バンド編成が当時に近いって気づいたんです。で、ためしに音を出してみたら、サポートメンバーも含めてみんな当時の音を選んでるんですよね。アンプも、彼(佐藤)が弾いてるタッチも、自分の歌にしても。それで、当時の雰囲気を……それは完全再現じゃなくて、雰囲気を咀嚼して、その作品に当時の雰囲気がどう残ってるかをやろうっていう方向になりました。そのためには曲順どおりに演奏したほうがいい。結果、それが良かったと思ってます」(岸田)
いまは滅多に聴くことのできないレアな曲を聴ける、ファンにはうれしい企画だったわけだが、このライブ通じてメンバーも大きな手応えを得た。
「自分はここ十年ぐらいVOXっていうギターアンプを使ってるんです。その音が、世界一かっこいいと思ってる。でも久しぶりに当時よく使ってたフェンダー系のアンプを使ったら、「あ!」って思うんですよ。それは、曲の作り方、詞の書き方、メンバーが鳴らした音に対する自分の反応にしてもそうで。たとえるなら、スリランカカレーしか作らへんようになってしもうた人が、久しぶりにおかんの家カレーを作ってみたら、新しい発見があったみたいな。そんな感覚ですかね(笑)」(岸田)
[画像3: http://prtimes.jp/i/1355/2752/resize/d1355-2752-961748-1.jpg ]
では、「NOW AND THEN」とはくるりにとってどんな意味を持つライブなのか。
「再履修とか、追試とか、そういう感じじゃないですかね。長いことやってなくて、単位を取りこぼしてたので。そういうのを取りにいく、みたいな」(岸田)
「始める前はファンサービス的なものになるのかなと思ったんですけど、やってみたら違うなと思ってます。まだいまは……すみません、わからないですけど。5枚目、6枚目ぐらいになったら、やる意味がわかると思います」(佐藤)
作品ごとに新しいチャレンジを続けながら、20年間走り続けているくるり。その原点を知る貴重なライブが「NOW AND THEN」だ。このライブの模様は、選りすぐった選曲と、メンバーのインタビューを併せて6月28日にWOWOWでオンエアされる。
また、3rd&4thアルバムを再現する「NOW AND THEN vol.2」が、11月2日から全国13会場で開催されることも決定した。くるりが“過去”に何を残し、何を“今”に繋いできたのか。ぜひこの機会に目撃してほしい。
■■■WOWOW番組情報■■■
くるり NOW AND THEN さよならストレンジャー / 図鑑
放送日:6月28日(日)午後5:00[WOWOWライブ]
収録日:2015年4月28日
収録場所:東京 渋谷公会堂
http://www.wowow.co.jp/music/quruli/
[画像1: http://prtimes.jp/i/1355/2752/resize/d1355-2752-605338-2.jpg ]
くるりが過去の自分たちのアルバムを振り返るアーカイブ・ライブシリーズ「NOW AND THEN」をスタートさせ、その第1弾が今年4月、大阪・サンケイホールブリーゼと東京・渋谷公会堂の2ヵ所で開催された。
「僕らは来年結成20周年を迎えるんです。それで改めてお客さんも僕らも、昔を振り返れる企画として、このアーカイブライブをやることにしました」(佐藤征史(B))。
今回のライブでは1stアルバム『さよならストレンジャー』と、2ndアルバム『図鑑』が、2枚続けて、曲順どおりに全曲が演奏された。
「当時は若かったから、曲をガンガン作ってた。1stアルバムのツアーでは、2ndアルバムに入る曲もガンガンやってたと思うんです。アルバム自体に的を絞ったライブもやってなかった。だから今回は曲が喜んでくれた。そんな感覚を受けましたね」(岸田繁(Vo・G)
全公演ソールドアウト。大盛況のライブだったが、準備段階では試行錯誤があった。
[画像2: http://prtimes.jp/i/1355/2752/resize/d1355-2752-723686-0.jpg ]
「最初は、完全に解体して全く新しいものにしようって方向も考えたんです。まだファンファン(tp)が参加していない作品なので、彼女のパートも作らなきゃいけないし」(岸田)。そんななか、ファンファンの妊娠が明らかになり、岸田と佐藤はふたりでライブに挑むことになる。
「さあ、どうしようと思ったら、バンド編成が当時に近いって気づいたんです。で、ためしに音を出してみたら、サポートメンバーも含めてみんな当時の音を選んでるんですよね。アンプも、彼(佐藤)が弾いてるタッチも、自分の歌にしても。それで、当時の雰囲気を……それは完全再現じゃなくて、雰囲気を咀嚼して、その作品に当時の雰囲気がどう残ってるかをやろうっていう方向になりました。そのためには曲順どおりに演奏したほうがいい。結果、それが良かったと思ってます」(岸田)
いまは滅多に聴くことのできないレアな曲を聴ける、ファンにはうれしい企画だったわけだが、このライブ通じてメンバーも大きな手応えを得た。
「自分はここ十年ぐらいVOXっていうギターアンプを使ってるんです。その音が、世界一かっこいいと思ってる。でも久しぶりに当時よく使ってたフェンダー系のアンプを使ったら、「あ!」って思うんですよ。それは、曲の作り方、詞の書き方、メンバーが鳴らした音に対する自分の反応にしてもそうで。たとえるなら、スリランカカレーしか作らへんようになってしもうた人が、久しぶりにおかんの家カレーを作ってみたら、新しい発見があったみたいな。そんな感覚ですかね(笑)」(岸田)
[画像3: http://prtimes.jp/i/1355/2752/resize/d1355-2752-961748-1.jpg ]
では、「NOW AND THEN」とはくるりにとってどんな意味を持つライブなのか。
「再履修とか、追試とか、そういう感じじゃないですかね。長いことやってなくて、単位を取りこぼしてたので。そういうのを取りにいく、みたいな」(岸田)
「始める前はファンサービス的なものになるのかなと思ったんですけど、やってみたら違うなと思ってます。まだいまは……すみません、わからないですけど。5枚目、6枚目ぐらいになったら、やる意味がわかると思います」(佐藤)
作品ごとに新しいチャレンジを続けながら、20年間走り続けているくるり。その原点を知る貴重なライブが「NOW AND THEN」だ。このライブの模様は、選りすぐった選曲と、メンバーのインタビューを併せて6月28日にWOWOWでオンエアされる。
また、3rd&4thアルバムを再現する「NOW AND THEN vol.2」が、11月2日から全国13会場で開催されることも決定した。くるりが“過去”に何を残し、何を“今”に繋いできたのか。ぜひこの機会に目撃してほしい。
■■■WOWOW番組情報■■■
くるり NOW AND THEN さよならストレンジャー / 図鑑
放送日:6月28日(日)午後5:00[WOWOWライブ]
収録日:2015年4月28日
収録場所:東京 渋谷公会堂
http://www.wowow.co.jp/music/quruli/