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アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、新たな先進技術の統合によって、世界71カ国に展開するサーバー群によって構成されるアカマイ独自のネットワーク、「Akamai Intelligent PlatformTM」をさらに拡充したことを発表。アカマイは、企業からクラウドへのアプリケーション高速化、モバイルサイト高速化と最適化、セキュリティ、リッチメディアの利益化と配信を可能にする新しいソリューションを紹介。これらの新しいソリューションは、いずれも、ネットワークに接続されるデバイスが増大し、利用形態が多様化する「ハイパーコネクテッド（接続性過多）」な世界において、企業が継続してビジネスの遂行ができるよう支援する。アカマイは、これらのソリューションを、Akamai Intelligent Platform上で、順次提供していく予定。


ハイパーコネクテッドな世界の到来により、デバイスの種類や場所に関わらず、顧客、パートナー、サプライヤー、従業員などにコンテンツを配信する企業は、新たな課題に直面しています。現在、世界には 350億台の接続デバイスが存在し、この先わずか 2 年で 1 兆台に達すると予測されています。Akamai Intelligent Platform は、ウェブ、モバイル、クラウド、パブリック／プライベートネットワークが混在するハイブリッドな環境において、シングルプラットフォームを提供することで、企業がハイパーコネクテッドの世界で直面するであろうオペレーション上の課題を軽減すると共に、顧客・ユーザーを維持できるよう支援します。


企業からクラウドへのアプリケーションデリバリーの最適化
今日のビジネスユーザーは、企業内、クラウド内、あるいは両方を組み合わせたハイブリッドな環境に存在するビジネスアプリケーションにアクセスする必要がある。ビジネスユーザーは、ある特定の方法や場所に依存することなく、アプリケーションへシームレスにアクセスできるユーザー体験の実現に期待している。Akamai Intelligent Platform は、このようなユーザーのニーズに対応するクラウドサービスへの新しい接続方法を提供する。

アカマイは、お客様が当社のクラウド最適化サービス群を、主要パブリッククラウドコンピューティングプラットフォームへ組込みができるようサポートする。これにより、お客様は、クラウドを活用するビジネスユーザー向けに、統合され、設定の容易なクラウドサービスの提供が可能となる。また、ビジネスユーザーがプライベートネットワーク上のアプリケーションにクラウド経由でアクセスすることがますます頻繁になる昨今、アカマイは、グローバルプラットフォームを企業のデータセンターへと拡張し、異種環境間でのアプリケーションやデータのシームレス運用をインテリジェントにサポートする。 アカマイは、パブリックインターネット上のデータセンターにある WebSphere アプリケーションを高速化するため、 IBMと提携。また、当社はRiverbed Technology と協力して、アカマイEdgeサーバーを、データセンターに物理的に一番近い場所から、ダイレクトにエンタープライズ内に拡張することで、アカマイはパブリックネットワークとプライベートネットワークという2つの異種環境間でのポータビリティを担保するため、アプリケーションの保護と最適化をインテリジェントに実行する。


モバイルサイト向けコンテンツとパフォーマンスを最適化

アカマイは、モバイル化が加速し、モバイル機器がますます多様化する中、デバイスに依存しない優れたウェブ体験の重要性を理解すると共に、モバイル機器へ配信されるサイトの効率的な高速化および最適化に注力している。

アカマイが2012年前半にサービス開始を予定しているモバイルサイト向けソリューションスイートは、インターネットのネットワークとプロトコルの最適化を、フロントエンドの最適化 (FEO) と組み合わせることで、モバイルサイトを運用するあらゆるビジネスに対して、包括的なパフォーマンス・ソリューションを提供する。また、当社は、 エリクソン社との提携を通じて、アカマイのプラットフォームをモバイルネットワークへ拡張することで、ユーザーにとって最も重要な、「パフォーマンスの一貫性」を可能にし、信頼性の高いモバイル体験を提供できるよう取り組んでいく。


また、アカマイはお客様がより迅速にモバイルサイトを構築できるように、機能拡張の開発にも取り組んでいる。アカマイは、当社のマネージド型モバイル適応ソリューションのアカマイ・ネットワークへの統合を完了しており、新たな次元でセルフサービスおよび管理を必要とする開発者やサイトをサポートすべく、Netbiscuits との提携を発表。アカマイは、これらすべてのテクノロジーの組み合わせによって、進化し、多様化するモバイル機器やブラウザに応じたモバイルサイト最適化に伴うコストや複雑性を軽減しながら、ユーザーにとって最高のモバイル体験を提供することを目指している。

マルチデバイス利用への爆発的な需要をサポート

新進のテクノロジーと消費者の需要は、メディア業界の加速的な進化をもたらし、テクノロジーは従来のメディアモデルとバリューチェーンに変革をもたらしている。消費者は、できる限りの最高のクオリティで、さまざまなモバイル機器および接続機器から、よりフレキシブルなコンテンツへのアクセスを求めている。結果として、メディアビジネスによるアカマイの主要ソリューションである Akamai HD Networkの導入は、昨年から倍以上増加した。



リッチメディアの需要が加速的に増大する中、アカマイは、ユーザーがエンタイトルメントベースのコンテンツモデルを短時間で実現できるモジュラー型の TV Everywhere ソリューションのサービス開始を発表し、ハイパーコネクテッドな世界へサービス領域を拡大。TV Everywhere によって、消費者は複数のデバイスから、定期視聴するテレビ番組にアクセスできるようになる。アカマイの TV Everywhere ソリューションは、高品質の配信、コンテンツセキュリティ、最先端の分析機能、ID管理サービスによって構成される。アカマイのクラウドベースのアプローチは、多種多様なプラットフォームやデバイスに対して、シンプルかつ標準化された統合を提供することで、プログラマーのコンテンツライブラリと、コンテンツ事業者とを安全につなげる。また、アカマイのテクノロジーは、デバイス間をシームレスに流れる、一貫して途切れない視聴体験を実現。


アカマイは、統合型のMedia Analytics 製品スイートの提供を発表。これは、コンテンツプロバイダーが、視聴者の体験の質をオーディエンス・エンゲージメント統計に同期させることを初めて可能にする製品スイート。これによって、コンテンツプロバイダーは、コンテンツや品質、パッケージングの意思決定がオーディエンスにどう影響しているかをより細かく把握・分析でき、オーディエンスにとってより効果的なコンテンツの開発が可能になる。



アカマイのチーフ・サイエンティスト、トム・レイトン（Tom Leighton）コメント：
「ハイパーコネクテッドな世界では、ユーザーはネットに接続しにいく必要はもうありません。常時接続しているのです。そして、あらゆるタイプの企業では、デバイス、場所を問わず、ユーザーに対して、コンテンツとアプリケーションに配信するための有効なソリューションが必要となります。Akamai Intelligent Platform は、高性能な統合型のソリューションを提供することで、企業の将来のビジネスを支援していきます」



本件に関するお問合せ先



アカマイ・テクノロジーズ合同会社

マーケティング本部　マーケティング部　

TEL. 03-6702-0100

E-mail. marketing-jp@akamai.com