「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う」平成30年度(第73回)文化庁芸術祭優秀賞を受賞
[18/12/27]
提供元:PRTIMES
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株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下「WOWOW」)が制作したオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う 〜万作・萬斎・裕基、未来へ」が、平成30年度(第73回)文化庁芸術祭テレビドキュメンタリー部?で優秀賞を受賞いたしました。
「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う」は、狂言650年の歴史を担う野村万作・萬斎・裕基の野村家三代が、パリで究極の難曲「三番叟(さんばそう)」を披露。それぞれ現役の今を生きる野村家三代の挑戦を追ったドキュメンタリーです。
今回の受賞理由は、以下の通りです。
狂言650年の歴史を担い未来へ伝える万作・萬斎・裕基の野村家三代の挑戦を追う。狂言師が神のより代となり五穀豊穣を願う"神秘の舞"である「三番叟」は、洗練された様式美と躍動、伝統の高度な継承と進化への美しき融合、緻密な演技の中に深い情感が表現されていた。軽妙酒脱で品格のある舞台を見事な映像美で納め、パリで3代が同じ演目に挑むという特別な公演を通して、生きた伝統の現在をとらえた名作である。芸能伝統とは何か、野村家の終わりなき道は続く。
今回の受賞を記念して、WOWOWでは同作品の再放送を1月1日(?・祝)午前8:30より行います。
また、同日10時より、ドキュメンタリーで紹介いたしました野村家三代パリ公演「三番叟」と「月見座頭」のノーカット版「野村万作・萬斎・裕基×杉本博司『ディヴァイン・ダンス 三番叟』 〜ジャポニスム2018 in パリ」を初放送いたします。ぜひご覧ください。
WOWOWは、コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。」のコンセプトのもと、今後もオリジナルコンテンツの充実を図り、上質なエンターテインメントをお届けしていきます。
■「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う 〜万作・萬斎・裕基、未来へ」概要
初回放送
2018年11月11日(日) 午後6:30[WOWOWプライム]
再放送予定
2019年1月1日(?・祝)午前8:30 [WOWOWプライム]
番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
「3人を見比べていただくと、どういうふうに継承が行なわれているかを感じていただけるはず」。今や狂言師の枠にとどまらず、映画、ドラマなどさまざまなジャンルで活躍する野村萬斎は語る。2018年9月、野村家の親子三代はパリで、"狂言師・究極の舞"といわれる「三番叟(さんばそう)」を日替わりで披露するという前代未聞の舞台に挑戦した。87歳にして終わりなき芸と?体への挑戦を試みる人間国宝・万作。狂言師として歩みだしたばかりの萬斎の息子・裕基、18歳。三人三様の舞を見せることで、芸の伝承へ真正面から向き合った彼らの闘いに迫る。
<スタッフ・キャスト>
出演:野村万作、野村萬斎、野村裕基、杉本博司、亀井広忠
企画:射場好昭
監督:稲垣綾子
プロデューサー:長野公美、松本裕子
撮影:角山正樹
舞台撮影:油谷真一
協力:万作の会