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GMO GPUクラウド「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を採用【GMOインターネット】

超大容量メモリと次世代アーキテクチャで最先端技術に挑む




 GMOインターネットグループの、GMOインターネット株式会社(代表取締役 社長執行役員:伊藤 正 以下、GMOインターネット)は、NVIDIAテクノロジで構築した高性能GPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」において、NVIDIAの次世代の「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を搭載した「NVIDIA HGX B300(以下、NVIDIA B300)」のクラウドサービスの提供を決定いたしました。
 本サービスは、国内初の商用サービスの一つとして、NVIDIA B300を搭載したサーバー25台(計200基)を調達し、2025年度内より順次提供を開始する予定です。
 「GMO GPUクラウド」は、2024年11月のサービス開始以来、ロボット開発や自動運転AIなど、多くのAI開発基盤として採用されています。今回のNVIDIA B300インスタンス導入にあたっては、GPUクラウドサービスの最先端技術への取組の一環として、ベアメタル(※1)での提供を新たにラインアップに追加いたします。GMOインターネットは生成AI、LLM(大規模言語モデル)、画像生成、ロボティクスなど、あらゆる先端AIワークロードに対応可能なインフラを日本国内から安定的に提供いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/4967/136-4967-adf875d364d416b54d917fcf8cda4ea3-1920x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


(※1)ベアメタル:仮想化を行わず物理サーバーを直接利用する環境

【サービス提供の背景】
 近年、企業による独自LLM(大規模言語モデル)の開発や、産業分野におけるAIおよびロボティクスなどの急速な進化に伴い、高度な演算処理を可能にする大規模な計算資源の需要が高まっています。AIモデルの巨大化、推論のリアルタイム化、多様な生成形式への対応といった要求に応えるため、クラウドインフラも日々進化し続ける「動的な技術基盤」として、アップデートすることが技術革新の鍵となります。
 GMOインターネットは、2024年4月15日に経済安全保障推進法に基づく特定重要物資「クラウドプログラム」(※2)の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受け、2024年11月22日からクラウド事業者として、国内最速クラスでNVIDIA H200 GPUを採用したサービスを提供(※3)しています。
 これらの市場環境や技術的要請を鑑み、当社は2025年5月14日に公表済のNVIDIA H200 GPUの追加投資案を見直し、より高性能な次世代GPUである「NVIDIA B300」への切り替えを決定いたしました。
 これにより、「GMO GPUクラウド」は、今後のAI開発・運用に求められるさらなる計算性能・拡張性・低レイテンシ通信(※4)への対応を強化し、より進化したインフラ基盤として展開してまいります。

(※2)経済安全保障推進法に基づく特定重要物資の安定的な供給の確保参照 https://www.meti.go.jp/policy/economy/economic_security/cloud/index.html
(※3)プレスリリース「GMOインターネットグループ、スパコンランキングTOP500ランクインの
  「GMO GPUクラウド」を提供開始」 https://internet.gmo/news/article/27/
(※4) 低レイテンシ通信:データの送受信の遅れが少なく、すばやく処理できる通信方式

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/4967/136-4967-958a9f9a075f7f2ce1afcfbac9c6638b-3900x323.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■「GMO GPUクラウド(NVIDIA B300)」の主な特長
 「GMO GPUクラウド」では、NVIDIA推奨構成である NVIDIA Spectrum-Xイーサネット ネットワークやストレージに加え、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェア プラットフォームを含めて提供することで、次世代の生成AIの学習、AI推論処理に最適化された高性能計算基盤を提供します。
 NVIDIA B300を搭載したGMO GPUクラウド インスタンスは大規模言語モデルの推論処理を大幅に高速化し、AI開発の効率を飛躍的に向上させます。

■利用シナリオ
- 大規模言語モデルの高速学習とファインチューニング
- AIのリーズニングと推論処理の高速化
- コンピュータビジョンモデルの大規模データセットを用いた学習


【「GMO GPUクラウド」について】(URL:https://gpucloud.gmo/
 NVIDIAテクノロジ上で構築された国内最速クラスのGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」は、2024年11月に高性能な「H200 GPU」を採用したサービスを開始しました。今回、NVIDIAの最新アーキテクチャ「Blackwell Ultra」を導入したGMO GPUクラウドの「NVIDIA B300」インスタンスは、「FP4」(※5)に対応した第5世代Tensor Core、2.1TBに達するHBM3eメモリ(※6)、そして第5世代のNVIDIA NVLink とNVLink Switch(※7)による高速通信を備えた超大規模AIファクトリー構築向けGPUです。これにより従来のH200より大規模言語モデルの学習時間を大幅に短縮することで、さらにAI開発の効率を大幅に向上させます。
 GMOインターネットは、本サービスを通じて、生成AI分野に取り組む企業や研究機関に対し、最適化されたインフラ基盤と、お客様のワークロードに応じた柔軟でカスタマイズ可能な計算環境を提供し、開発期間の短縮とコスト低減に貢献、国内AI産業の発展を促進します。

(※5) 「FP4」AIに特化した新しい計算のしくみ。これまでより少ない情報で素早く処理ができるため、AIの動作をより速く・省エネにします。
(※6)「HBM3e」とても速い動きができる最新のメモリ(データの一時保管場所)。大きなAIモデルでも処理時間を短くすることができます。
(※7)「NVLink」高速なマルチ GPU コミュニケーションの構成要素であり、大規模なデータセットを短時間でモデルに送り、GPU 間でデータを高速に交換します。

【今後の展開】
 GMOインターネットは、「GMO GPUクラウド」を中核としたAIインフラ戦略により、急速に進化するAI・ロボティクス分野の技術革新に貢献してまいります。今後も最新のAI計算基盤の提供と、お客様のニーズに応じた柔軟なクラウド環境の構築により、日本のAI産業に欠かせないクラウドサービスとして、日本発のAIイノベーション創出に貢献してまいります。

■過去参考リリース
・2024年4月19日:GMOインターネットグループ、NVIDIA H200 Tensor コア GPU を採用した生成AI向けのGPUクラウドサービスを国内最速提供へ https://www.gmo.jp/news/article/8933/
・2024年6月11日:GMOインターネットグループ、生成AI向けGPUクラウドサービスにNVIDIA Spectrum-Xを国内クラウド事業者として初採用 https://www.gmo.jp/news/article/9005/
・2024年8月29日:GMOインターネットグループ「GPUクラウド利用実態調査」〜国内利用率わずか5.4%、約9割が海外サービスを利用〜 https://www.gmo.jp/news/article/9133/
・2024年9月26日:GMOインターネットグループ、「NVIDIA H200 GPU」搭載環境の性能を実証 https://www.gmo.jp/news/article/9164/
・2024年11月13日:GMOインターネットグループ、「NVIDIA AI Summit」でAI・ロボティクス時代のインフラ基盤とセキュリティを解説 https://www.gmo.jp/news/article/9233/
・2024年11月19日:GMOインターネットグループの「GMO GPUクラウド」、世界のスーパーコンピュータランキングTOP500に初ランクイン https://internet.gmo/news/article/26/
・2024年11月22日:GMOインターネットグループ、スパコンランキングTOP500ランクインの
「GMO GPUクラウド」を提供開始 https://internet.gmo/news/article/27/
・2025年5月14日:GMOインターネット、「GMO GPUクラウド」の追加投資決定 https://internet.gmo/news/article/46/
・2025年6月11日:GMOインターネット「GMO GPUクラウド」電力効率を競う世界ランキング「Green500」で世界34位、国内1位を獲得 https://internet.gmo/news/article/50/

【GMOインターネット株式会社について】
 GMOインターネット株式会社は、GMOインターネットグループのインターネットインフラ事業と広告・メディア事業の強みを融合すべく、2025年1月1日に新体制で始動しました。
 インターネットインフラ事業の強固な収益基盤と、インターネット広告・メディア事業のそれぞれの強みを最大限に活かし、「すべての人にインターネット」というコーポレートキャッチのもと、関わるすべての方に「笑顔」と「感動」をお届けし、AIで新たな未来を創る価値創造に挑戦してまいります。

【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOインターネット株式会社
 ドメイン・ホスティング事業本部
 E-mail:aicloud@gmo.jp

【GMOインターネット株式会社】(URL:https://internet.gmo/
会社名  GMOインターネット株式会社 (東証プライム市場 証券コード:4784)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役 社長執行役員 伊藤 正
事業内容 ■インターネットインフラ事業
     ドメイン登録・販売(レジストラ)事業
     クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業
     インターネット接続(プロバイダー)事業
     ■インターネット広告・メディア事業
資本金  5億円

【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://group.gmo/
会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)
     ■グループの事業内容
     インターネットインフラ事業
     インターネットセキュリティ事業
     インターネット広告・メディア事業
     インターネット金融事業
     暗号資産事業
資本金  50億円


(C) 2025 GMO Internet, Inc. All Rights Reserved.
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