austriamicrosystemsの新14ビット磁気エンコーダ、マイクロコントローラユーザによる正確な角度測定を容易に実現
[12/04/19]
提供元:DreamNews
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austriamicrosystems(日本法人:オーストリアマイクロシステムズ・ジャパン株式会社、東京都品川区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、14ビット磁気エンコーダIC「AS5048」を発表しました。この磁気エンコーダは、マイクロコントローラベースのアプリケーションにて、かつてないほど簡単に、正確かつ信頼性の高い角度測定ができる新機能を提供します。
AS5048は、SPIまたはI2CどちらのインターフェースでもPWM出力を提供し、ホストマイクロコントローラに確実な角度測定を供給します。これにより、製品開発者は、アプリケーションの設計段階で、センサICとペアを組む二極磁石の初期調整を正確に行う必要がありません。その代わりに、零点位置は、組立時にのみ、単純なSPIまたはI2CコマンドによってAS5048磁気エンコーダにプログラムされます。その時、特別なプログラミングデバイスを必要としません。
AS5048は、エアギャップの大きさの違いや、-40〜150までの温度変化があっても、センサICと対になった磁石とのズレに対して高い耐性を発揮します。
AS5048磁気ロータリーエンコーダは、これまでのaustriamicrosystemsの磁気ロータリーエンコーダファミリ製品と比較して、より正確な測定を実現します。14ビット測定エンジンが0.0219度までの分解能を提供します。ホストマイクロコントローラが実行する線形化および平均化によって、0.05度までの正確な角度測定を提供できます。
またAS5048は、オーストリア・グラーツにあるaustriamicrosystemsのウェハファブで開発された、非常に繊細なアナログ回路が製造可能な独自の製造プロセスを活用しています。繊細な製造が可能ということは、本ICがフェライトのような低コストの磁石タイプと組み合わせることが可能で、30mTまでの微弱な磁場でも確実に運用できることを意味します。
AS5048は、austriamicrosystemsの従来の磁気エンコーダと同様に、独自設計でICに統合されたホールセンサおよびシグナルプロセシング回路によって、浮遊磁場による干渉を確実に取りのぞきます。このような理由から、AS5048は、電気的および磁気的にノイズの多い産業環境や医療現場に最適です。
AS5048には、電圧レギュレータが内蔵されているので、3.3Vまたは5Vの電圧での駆動が可能です。14ピンTSSOPパッケージで出荷されます。複数のデバイスを連結することによって、シリアルデータ読み出しもできます。
austriamicrosystems、マーケティングマネージャ、アルフレッド・バインダーのコメント:
「austriamicrosystemsは長年にわたって何千もの顧客に磁気エンコーダを供給してきました。その顧客からの、既存デバイスに対するフィードバックのおかげで、新しいAS5048を非常に魅力的な製品にすることができました。本デバイスは、当社のすべての磁気エンコーダと同様に、正確かつ頑丈で、最終製品への組みこみが簡単であるとともに、顧客によるマイクロコントローラベース設計への実装をさらに容易にします」
AS5048磁気ロータリーエンコーダICは本日より、量産出荷されています。AS5048に関するさらに詳しい情報は、こちらをご覧ください。www.austriamicrosystems.com/Magnetic-Encoders/AS5048.
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:austriamicrosystems@jspin.co.jp
AS5048は、SPIまたはI2CどちらのインターフェースでもPWM出力を提供し、ホストマイクロコントローラに確実な角度測定を供給します。これにより、製品開発者は、アプリケーションの設計段階で、センサICとペアを組む二極磁石の初期調整を正確に行う必要がありません。その代わりに、零点位置は、組立時にのみ、単純なSPIまたはI2CコマンドによってAS5048磁気エンコーダにプログラムされます。その時、特別なプログラミングデバイスを必要としません。
AS5048は、エアギャップの大きさの違いや、-40〜150までの温度変化があっても、センサICと対になった磁石とのズレに対して高い耐性を発揮します。
AS5048磁気ロータリーエンコーダは、これまでのaustriamicrosystemsの磁気ロータリーエンコーダファミリ製品と比較して、より正確な測定を実現します。14ビット測定エンジンが0.0219度までの分解能を提供します。ホストマイクロコントローラが実行する線形化および平均化によって、0.05度までの正確な角度測定を提供できます。
またAS5048は、オーストリア・グラーツにあるaustriamicrosystemsのウェハファブで開発された、非常に繊細なアナログ回路が製造可能な独自の製造プロセスを活用しています。繊細な製造が可能ということは、本ICがフェライトのような低コストの磁石タイプと組み合わせることが可能で、30mTまでの微弱な磁場でも確実に運用できることを意味します。
AS5048は、austriamicrosystemsの従来の磁気エンコーダと同様に、独自設計でICに統合されたホールセンサおよびシグナルプロセシング回路によって、浮遊磁場による干渉を確実に取りのぞきます。このような理由から、AS5048は、電気的および磁気的にノイズの多い産業環境や医療現場に最適です。
AS5048には、電圧レギュレータが内蔵されているので、3.3Vまたは5Vの電圧での駆動が可能です。14ピンTSSOPパッケージで出荷されます。複数のデバイスを連結することによって、シリアルデータ読み出しもできます。
austriamicrosystems、マーケティングマネージャ、アルフレッド・バインダーのコメント:
「austriamicrosystemsは長年にわたって何千もの顧客に磁気エンコーダを供給してきました。その顧客からの、既存デバイスに対するフィードバックのおかげで、新しいAS5048を非常に魅力的な製品にすることができました。本デバイスは、当社のすべての磁気エンコーダと同様に、正確かつ頑丈で、最終製品への組みこみが簡単であるとともに、顧客によるマイクロコントローラベース設計への実装をさらに容易にします」
AS5048磁気ロータリーエンコーダICは本日より、量産出荷されています。AS5048に関するさらに詳しい情報は、こちらをご覧ください。www.austriamicrosystems.com/Magnetic-Encoders/AS5048.
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:austriamicrosystems@jspin.co.jp