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長らく軍事政権が続き、国際社会から孤立しつつあったミャンマーでは、2011年夏以来、予想以上のスピードで民主化・改革が加速しております。１人当たりGDPは現在、ASEAN加盟国の中でも最低レベルですが、天然ガス、銅、レアメタル、ウランなど豊富な天然資源、6,000万人超の人口、低コストの労働力、中国やインドに隣接する地理的重要性・優位性など、「東アジア最後のフロンティア」としてのミャンマーの潜在力は非常に大きいと言えます。

ミャンマーはASEANに加盟国の中でも高いポテンシャルを持っている上に、中国、インドと現在最も経済成長が高い国と国境を接しています。しかし、現在のミャンマーでは物流インフラが未整備のため物流にかかる時間とコストのパフォーマンスが良くありません。日本企業を中心に、製造業が集積するタイからの貨物船は、これまでバンコク近郊のレムチャバン港を出発し、南下してマラッカ海峡を経由。その後にインドや中東など西方に物資を輸送していました。

現在ミャンマーの地理的メリットを活かした、物流革命が進んでいます。バンコク〜ダウェイ間で陸路を使い、ダウェイ港から貨物船を出すことで、マラッカ海峡を経由しない物流ルートが新しく創られています。これにより、下記のようなメリットが発生しました。
・輸送の時間（10日⇒7日）とコストの圧縮
・アフリカのソマリア沖と並んで海賊が跋扈する悪名高きマラッカ海峡を通らずに済む
・アジア、中東、欧州を取り巻く物流網に革命的な変化

この変化によってもたらされるものは、ミャンマー発世界物流革命と言っても過言ではないのではないでしょうか。今後、ミャンマーに対する注目は一層高まるでしょう。

当グループは今後増えていく同国への投資を、現地日本人駐在員と日本の本社より総合的にサポートし、ミャンマー進出をお考えのお客様の支援を行っていきたいと存じます。

また、ミャンマー進出に不可欠な情報を完全網羅させた『ミャンマーの投資・会社法・会計税務・労務』の発売を今夏、予定しております。本著は、ミャンマーの基礎知識や投資環境等の基本情報から、会社法、会計、税務、労務に至るまでミャンマーでのビジネス展開に不可欠な情報を網羅し、ミャンマー進出を考える企業にとってのファーストステップとなる一冊です。


『ミャンマー・カンボジア・ラオスの投資・会社法・会計税務・労務』
定価：6,825円（税込)
特別割引価格：6,000円（税込、送料込)
※弊社へ直接お申込みの場合、特別割引価格にて販売いたします。
目次
　序章
　　I　投資環境
　　II　国際税務
　　III　国際労務
　第1章　ミャンマー
　　I　基礎知識
　　II　投資環境
　　III　設立
　　IV　会社法
　　V　会計
　　VI　税務
　　VII　労務
　第2章　カンボジア
　　I　基礎知識
　　II　投資環境
　　III　設立
　　IV　会社法
　　V　会計
　　VI　税務
　　VII　労務
　第3章　ラオス
　　I　基礎知識
　　II　投資環境
　　III　設立
　　IV　会社法
　　V　会計
　　VI　税務
　　VII　労務

【監修者プロフィール】
久野　康成（くの　やすなり）
公認会計士・税理士
久野康成公認会計士事務所　所長
株式会社東京コンサルティングファーム　代表取締役会長兼CEO

■お問い合わせ先■
【会社名】
株式会社東京コンサルティングファーム
久野康成公認会計士事務所
【代表者】
代表取締役会長　久野康成
【お問い合わせ先】
国際事業部 　小林祐介
Tel：03-5369-2930　
E-mail：f-info@kuno-cpa.co.jp
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以上