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奥山華名のデジタルアート、フランス・パリの国際的美術展 サロン・ドートンヌ展において10作品が展示される

サロン・ドートンヌ展は、1903年に創設された国際的に代表的な存在の美術展覧会で、美術史に名前を刻む偉大な芸術家が活躍した画壇です。展覧会の中は多くの様々な部門に分かれておりますが、まだデジタルアート部門は存在しません。
奥山華名(おくやまはるな)は、2005年からデジタルによるアート制作を始め、2010年に、初めてデジタルアートを引っさげて応募、初応募(二点)、初入選(二点)、を果たしました。翌2011年も二点応募、二点入選。そんな奥山華名の新しい技法そして新しい芸術的作風の作品は、審査委員長ZENOBEL氏の目に止まることになりました。応募三年目となる2012年の展示に向けては早くから準備を始め、一般応募の枠を超えた数の10作品が入選作品として『ZENOBEL氏が精選した10作品』のタイトルのもと、PHOTOGRAPHIE部門に展示されることになりました。
奥山華名のアートの新しさ、それには次の二つの要素が存在します。
まず一つめは、デジタルデータで完成している点で、それによりプリントしてアートとして楽しむことも、デザインとして使用することも、また映像として楽しむことも出来ます。一口にデジタルアートと言いましても、その中身は多種多様です。奥山華名のデジタルアートは、通常の絵具の代わりにパソコン内のカラー(絵具)を使用し、画面の中で彩色しています。描きたい形は、まず下絵として描かれ、その後彩色ソフト(アドビのフォトショップを使用)での彩色手順を考慮した白黒の版を作り、それをスキャナーでパソコンに取込み、フォトショップ上でレイヤー(版)を重ねる方法でひとつひとつの形にとても丁寧に彩色してゆき完成させるものです。制作には根気と時間を必要とします。もちろんフォトショップが持っている機能はおおいに利用します。
いま一つの新しい要素は、具体的な現象世界を表現するのではなく、具象を捨象して文様化し、それをデザインの領域に留めるのではなくアートに昇華している点です。抽象絵画ではありません。現象世界に存在している“もの”からエッセンス(本質)を抽出し、それを自分の中に取り込んで自分という精神的フィルタを通して、再び現象世界に文様のアートとして描き出します。この過程では超自然に心を合わせて制作いたしておりますので、完成した作品には『超自然的な光の要素』が入り込み、透明感が生まれます。

2005年から始めたデジタルでの制作の初期の段階から、2000年にフランス政府よりシュヴァリエ芸術文化勲章をいただいている長谷川栄先生から高いご評価をいただき、アートジャーナル46号の巻頭企画ページに『長谷川栄のこの一作』として見開き二ページを割いてご評論をいただきました。(評論文は資料1)
サロン・ドートンヌ2012に展示される作品および2010年、2011年の入選作品は、ホームページhttp://art-haruna.comに映像として掲載いたしております。また大変小さくしたものですが資料2として添付いたします。だだ残念なのは、奥山華名のアートは、本当に細かい描き込みによって質感を作り出していて、それが、データを縮小したり映像化したりすることで消えてしまうため、資料ではなかなか本当のところをお伝え出来ないことです。
現代ならではこそのデジタル表現、何万色という色数が使えるデジタルならではの色の美しさ、グラデーションの美しさ、文様とデジタルのコラボレーション。本当に、文様とデジタルは相性がいいのです。

奥山華名は、これからもデジタルならではの美しさを追求していきます。ぜひこの新しい美の世界にご興味を抱いていただきたく、情報を発信させていただきます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。


展覧会情報:
日時: 2012年10月25日〜10月29日 11:00-19:00
一般公開前招待: 24日17:30-
場所: シャンゼリゼ大通り上の特設会場(フランス・パリ)

奥山華名連絡先: 電話090-4395-2935  E-mail haruna-michael@hotmail.co.jp
ホームページ http://art-haruna.com


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