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今回当社は、「福袋」関連商品のネットオークション市場における落札数調査を実施致しました。
調査期間は、2011年6月から2013年1月までの福袋の総落札数。


上記のデータから、繁盛期の1月以外では平均で27,000ほどの福袋が年間を通じて取引されているのに対し、1月は通常の3.5倍ほどの取引がされることがわかります。

■人気のカテゴリー■
こちらのグラフは2013年1月に取引された福袋のカテゴリーを分析したものです。
グラフからも分かる通り、福袋関連商品で人気が圧倒的に高いのはファッションでした。次に人気が高いのがスポーツ、レジャー、その次がタレントグッズになります。
企業の在庫処分ニーズも高まり今後も「ファッション」「ブランド」「アパレル」は人気カテゴリーになる予測。
■今年の落札額ランキング
昨年の498,000円に続き、今年の最高落札額は1,000,001円で、商品は「復刻版コンプ（UZA）AKB48　2013年福袋くじ当選品」というカテゴリーとしてはタレントグッズに属するものでした。
それに続き、2位が「AKB48　福袋4等当選　AKB＋研修生コンプ　10月トレーディング写真」で756,000円、3位が「福袋くじ当選　AKB＋研修生コンプ2012年6月分トレーディング写真」で710,000円でした。
1位〜3位まで全てタレントグッズという調査結果になりました。
また、中には「古着大量5000点まとめ売り/メンズ/レディース/キッズ」300,000円という商品も落札されていました。

取引数としてはファッションが圧倒的に多いのですが、タレントグッズの中でもニッチな商品が高額で取引がされていました。現在の日本のニッチ市場の人気ぶりが顕著に現れた結果でしょう。
また、1月の平均落札額は5,892円であり、昨年の6,114円からは若干減少しましたが、総落札額は1,000万円ほど増加していることから、年々取引数が増加傾向にあると考えることができます。
また、当社としては来年も引き続きの1月の落札数は9万件超えの推移になると考えております。
今後も当社は、ネットオークション業界のみならず、日本経済・社会の現状把握につながる様々な調査を実施して参ります。

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