アルカテル・ルーセント、業界によるクラウドへの移行を推し進めるべく、インテルとのグローバル・コラボレーションを発表
[14/02/27]
提供元:DreamNews
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2014年2月27日【参考日本語訳】
【2014年2月23日、スペイン・バルセロナ、Mobile World Congress発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ミシェル・コンブ(Michel Combes))は、インテルコーポレーションとのコラボレーションの拡大を発表しました。これは、世界各国の通信事業者を対象としたもので、クラウド技術を活用することで、市場投入期間の短縮や経営の効率化、個人・法人顧客向け新商品・サービスのクリエイティブな開発の推進を支援していきます。
アルカテル・ルーセントとインテルは、仮想化の分野ですでに長期的な協力関係を構築しており、現在は、こうした共同活動をさらに推し進めていくとともに、関係の強化を目指しています。両社はともに、これらの分野は両社のリソースと専門知識を活用できる重要な基本技術であり、業界を飛躍的に発展させるものと考えています。
中でも、モバイル通信事業者にとって魅力的な技術として、ネットワーク機能仮想化(NFV)があります。NFVによって、各社はより迅速・簡単にイノベーションを実現しつつ、LTEなどのオールIPネットワーク・インフラストラクチャへの投資から最高のリターンを引き出すことができます。具体的には、以下の3つの分野を軸に据えた形で、コラボレーションを拡大していきます。そして、パフォーマンスと規模の向上に向けて、インテル・アーキテクチャ上で最適化された、アルカテル・ルーセントの3つのプラットフォームの開発を推し進めていきます。
・ 仮想化RAN(無線アクセスネットワーク)ポートフォリオ:アルカテル・ルーセントのLTE/LTE-Advanced無線製品を開発・最適化します。本ソリューションによって、通信事業者は、TCO(総所有コスト)を削減し、ネットワークの規模を自社でより効果的に拡大できるような構成で、汎用プラットフォームを使用することができ、デバイスやアプリケーションの急速な変化に伴う、モバイル・データの需要に対応できます。
・ クラウド・プラットフォーム:オープン・ソース・コミュニティへの共同貢献など、アルカテル・ルーセントのCloudBandTM NFVプラットフォームの開発・最適化を行うとともに、サービスプロバイダによる、NFVテクノロジー/製品の試験・検証・導入作業を後押しします。
・ 先進のIP/MPLSプラットフォーム/機能向け、高パフォーマンス・パケット・プロセッシング:インテル・アーキテクチャの特長・機能を活用し、仮想IP/MPLS機能のパフォーマンスを向上させるのに必要な洞察が、アルカテル・ルーセントのIP開発チームにもたらされます。
アルカテル・ルーセントがMWCに出展:
2014年2月19日、アルカテル・ルーセントは、モバイル通信事業者の効率性・応答能力・イノベーションの向上を支援するため、仮想EPC、IMS、LTE RANからなる、力強いNFVロードマップを発表しました。アルカテル・ルーセントの仮想化ポートフォリオは、ホール3のブース3K10で展示されます。
NFVロードマップについて
http://www.alcatel-lucent.co.jp/press/2014/022114.html
記者発表会:
今回のパートナーシップは、アルカテル・ルーセントのCEOである、ミシェル・コンブ(Michel Combes)とインテルの社長のレネイ・ジェームズ(Renee James)氏により、MWCの報道関係者・アナリスト向けイベントで、発表されました。アルカテル・ルーセントの「Mobile World Congress」特設サイトでは、音声・動画によるハイライトをご覧いただけます。
アルカテル・ルーセントの「Mobile World Congress」特設サイト
http://www2.alcatel-lucent.com/mwc/
コメント:
インテル コーポレーションの社長である、レネイ・ジェームズ(Renee James)氏は次のように述べています。
「この世界には、『モノのインターネット』を構成するデバイスや機械が数十億単位で存在しており、こうした端末が、今後数年間でネットワークに接続されることで、帯域幅やネットワーク・リソースの消費量も増大すると考えられます。しかし、通信ネットワークの現在の経済状況や柔軟性の不足は、これに対応できるものではありません。インテルは現在、通信ネットワーク、データセンター、クラウドの各分野で、サーバー/仮想化技術を活用できるよう、アルカテル・ルーセントなどの業界リーダー各社と協力しており、コストを削減しつつ、新規サービスの導入を容易化することを目標に掲げています。」
アルカテル・ルーセントのCEOであるミシェル・コンブ(Michel Combes)は、バルセロナで行われた報道関係者・アナリスト向けの共同イベントで、今回のコラボレーションについて、次のように述べています。
「過去数年間、私たちは、イノベーションと業界の変化が加速するのを目の当たりにしてきました。しかしこれは、次の数十年間で起こることとは比べ物にならないものであり、私たちのデジタル・ライフスタイルには新たな可能性が訪れるでしょう。『The Shift Plan』でご説明した通り、重要なのは、ITとネットワーキングの障害を打ち破ることのできる、最高のパートナーと協力し、こうした変革を先導していくことです。通信事業者各社がクラウドへと急速に移行する中、コンピューティング技術の世界的リーダーであるインテルとの協力により、アルカテル・ルーセントは今後も、イノベーションの最前線を走り続けていきます。」
Intelは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの登録商標です。
原文: Alcatel-Lucent announces global collaboration with Intel to speed industry move to cloud
http://www.alcatel-lucent.com/press/2014/alcatel-lucent-announces-global-collaboration-intel-speed-industry-move-cloud
<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。
アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントは、これまでの技術革新が認められ、トムソン・ロイター社が世界で最も革新的な企業100社を選出する「Top100グローバル・イノベータ」の1社に選出されました。また、MITテクノロジー・レビュー誌による「世界で最も革新的な企業」50社の2012年度ランキングにも選出されています。さらに、ダウ・ジョーンズ社の「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス2013」において、技術ハードウェア&装置部門のインダストリー・グループ・リーダーに選定されています。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)」という企業ミッションのとおり、グローバル・コミュニケーションをより持続可能に、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。
アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2013年の売上高は144億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
URL:http://www.alcatel-lucent.com/ブログ:http://www.alcatel-lucent.com/blog/
ツイッター:http://twitter.com/Alcatel_Lucent
<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト):http://www.alcatel-lucent.co.jp
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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