水素貯蔵・圧縮関連技術 特許総合力ランキングトップ3はトヨタ自動車、本田技研工業、日本製鋼所
[14/02/28]
提供元:DreamNews
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株式会社パテント・リザルトは2014年2月28日、国内に出願された水素貯蔵・圧縮関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
2011年1月、自動車メーカー3社とエネルギー事業者10社が「燃料電池自動車の国内市場導入と水素供給インフラ整備に関する共同声明」を発表してから3年が経過し、水素をエネルギー媒体として流通させる「水素社会」実現に向けた技術開発が着実に進んできています。また政策面でも、水素社会実現に向けた取り組みが継続的に進められています。そこで本調査では、水素貯蔵・圧縮関連技術の特許を抽出し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見たランキングを作成しました。
その結果、「総合力ランキング」では、1位 トヨタ自動車、2位 本田技研工業、3位 日本製鋼所という結果となりました。
1位トヨタ自動車の注目度の高い特許には、「放熱性の異なる複数のガスタンクに対して過充填又は充填量不足を抑制するガス充填方法」に関する技術などが挙げられます。また後願特許への拒絶理由通知回数が多い特許は、「特別な流通体制を新たに確立することなく、手軽に水素を取り扱えるようにする水素充填技術」となっており、今回の調査対象範囲内で基本的な技術であると考えられます。
2位本田技研工業は、「内部に充填されるガスの圧力が上昇しにくい高圧水素ガスタンク」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられます。
3位日本製鋼所は、「水素吸蔵合金含有樹脂組成物」など、水素貯蔵材料に関する技術で強みを有しています。
4位BIC(フランス)は「(燃料電池が受け取る水素の圧力変動を最小化する)圧力調整バルブ」、5位東京ガスは「水素製造装置を有する水素ステーション」に関する特許が高い注目度となっています。
本調査の総合力上位5社に対し、総合力の経時変化(権利者スコア推移)を図2に示します。現在トップのトヨタ自動車は、2007年以降に総合力が急伸しています。
本調査の総合力上位5社について、要素技術別出願状況を示したものです。トヨタ自動車と本田技研工業は、1990年代における「燃料改質装置」や「水素ガス生成システム」など「【4G140】水素、水、水素化物」分野への出願から「水素貯蔵装置」など「【3E172】ガス貯蔵容器;ガスの充填・放出」分野への出願にシフトしており、燃料電池搭載車両における圧力容器など、燃料電池自動車の国内市場導入に向けた特許出願が増加しています。
日本製鋼所とBIC(フランス)は、「水素貯蔵材料」や「流体貯蔵構成材の製造方法」など、「【4G140】水素、水、水素化物」分野への出願が続いています。東京ガスは「水素分離型水素製造システム」や「水素ステーション」など様々な要素技術分野への特許出願を行っています。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:水素貯蔵・圧縮関連技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込99,800円
■《コース2》税込31万5000円
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/02/hstor.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
ウェブセミナーはじめました。
http://www.patentresult.co.jp/patent_web_seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
2011年1月、自動車メーカー3社とエネルギー事業者10社が「燃料電池自動車の国内市場導入と水素供給インフラ整備に関する共同声明」を発表してから3年が経過し、水素をエネルギー媒体として流通させる「水素社会」実現に向けた技術開発が着実に進んできています。また政策面でも、水素社会実現に向けた取り組みが継続的に進められています。そこで本調査では、水素貯蔵・圧縮関連技術の特許を抽出し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見たランキングを作成しました。
その結果、「総合力ランキング」では、1位 トヨタ自動車、2位 本田技研工業、3位 日本製鋼所という結果となりました。
1位トヨタ自動車の注目度の高い特許には、「放熱性の異なる複数のガスタンクに対して過充填又は充填量不足を抑制するガス充填方法」に関する技術などが挙げられます。また後願特許への拒絶理由通知回数が多い特許は、「特別な流通体制を新たに確立することなく、手軽に水素を取り扱えるようにする水素充填技術」となっており、今回の調査対象範囲内で基本的な技術であると考えられます。
2位本田技研工業は、「内部に充填されるガスの圧力が上昇しにくい高圧水素ガスタンク」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられます。
3位日本製鋼所は、「水素吸蔵合金含有樹脂組成物」など、水素貯蔵材料に関する技術で強みを有しています。
4位BIC(フランス)は「(燃料電池が受け取る水素の圧力変動を最小化する)圧力調整バルブ」、5位東京ガスは「水素製造装置を有する水素ステーション」に関する特許が高い注目度となっています。
本調査の総合力上位5社に対し、総合力の経時変化(権利者スコア推移)を図2に示します。現在トップのトヨタ自動車は、2007年以降に総合力が急伸しています。
本調査の総合力上位5社について、要素技術別出願状況を示したものです。トヨタ自動車と本田技研工業は、1990年代における「燃料改質装置」や「水素ガス生成システム」など「【4G140】水素、水、水素化物」分野への出願から「水素貯蔵装置」など「【3E172】ガス貯蔵容器;ガスの充填・放出」分野への出願にシフトしており、燃料電池搭載車両における圧力容器など、燃料電池自動車の国内市場導入に向けた特許出願が増加しています。
日本製鋼所とBIC(フランス)は、「水素貯蔵材料」や「流体貯蔵構成材の製造方法」など、「【4G140】水素、水、水素化物」分野への出願が続いています。東京ガスは「水素分離型水素製造システム」や「水素ステーション」など様々な要素技術分野への特許出願を行っています。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:水素貯蔵・圧縮関連技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込99,800円
■《コース2》税込31万5000円
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/02/hstor.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
ウェブセミナーはじめました。
http://www.patentresult.co.jp/patent_web_seminar/
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株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など