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アルカテル・ルーセント、2014年度第1四半期の決算を発表


2014年5月20日【一部参考日本語訳】 

別段に言及のある場合を除き、増減に関するすべての数値は、為替レートと決算対象組織の境界を固定し、2014年度第1四半期のエンタープライズ事業の会計を非継続事業としています。

・マネージド・サービス部門を除くグループ全体の売上高は、前年同期比4%増

・IPルーティング部門が16%増という力強い貢献を達成した結果、コア・ネットワーキング事業の売上高は7%増

・売上総利益率は、410ベーシスポイント増の32.3%

・2014年度第1四半期の固定費削減額は1億4,300万ユーロ、The Shift Planの下での固定費の累計削減額は、2013年度の3億3,500万ユーロと合わせて4億7,800万ユーロ

・調整後営業利益は3,300万ユーロ

・事業別営業キャッシュフローは2億2,000万ユーロ増
【2014年5月9日、パリ発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ミシェル・コンブ(Michel Combes))は、2014年度第1四半期の決算を発表し、為替レートと比較対象の決算対象組織の境界を固定した場合の売上高が前年同期比0.3%増の29億6,300万ユーロとなったことを発表しました(別段に言及のある場合を除き、増減に関するすべての数値は、為替レートと決算対象組織の境界を固定し、2014年第1四半期のエンタープライズ事業の会計を非継続事業としています)。マネージド・サービス部門を除くグループの売上高は、前年同期比3.9%増となりました。第1四半期のコア・ネットワーキング事業の売上高は、前年同期比6.9%増となりました。増収の主な原動力としては、IPルーティング部門の16%増と、それに比べると低水準ではあるものの、IPトランスポート部門の成長が挙げられます。不採算契約の停止・再編に関する当社の戦略を反映し、売上高が半減となったマネージド・サービス部門を除くアクセス事業は、前年同期2.1%増の成長を達成しました。

当四半期の売上総利益率は、前年同期比410ベーシスポイント増の32.3%に達しました。こうした増加の基本的な背景にあるのは、大半の事業部門での有利な製品ミックスと収益性の向上です。

第1四半期の固定費削減額は1億4,300万ユーロに達し、これまでの累計削減額は、2013年度の3億3,500万ユーロと合わせて4億7,800万ユーロとなりました(エンタープライズ事業に帰属する2,800万ユーロを除く)。中でも、販売費および一般管理費は、前年同期比20.8%減、前期比9.9%減となりました。第1四半期の、販売費および一般管理費の売上高に占める割合は、前年同期比280ベーシスポイント減の12.9%となりました。

調整後営業損益は黒字復帰を果たし、前年同期が1億7,900万ユーロの損失(売上高の-5.8%)だったのに対し、当四半期には3,300万ユーロの利益(売上高の1.1%)となりました。好転の要因としては、コア・ネットワーキング事業の収益性の大幅な向上と、アクセス事業の損失の大幅な削減があります。

第1四半期の事業別キャッシュフローは、前年同期が2億7,900万ユーロの赤字だったのに対し、5,900万ユーロの赤字となりました。キャッシュフローが2億2,000万ユーロ改善された主な要因としては、アクセス事業の2億1,100万ユーロの改善が挙げられます。当四半期のフリーキャッシュフローは、前年同期比1億4,600万ユーロ増の3億9,800万ユーロの赤字となりました。

第1四半期の決算報告ベースの最終純損益(連結)は、7,300万ユーロの赤字で、1株当たり損失は0.03ユーロでした。これは、営業利益の増加、事業再編費用の削減、純金融損失の大幅な削減などにより、前年同期比で2億8,000万ユーロの改善となっています。

2014年3月31日現在のグループ全体の年金/OPEBの積立状況は、2013年12月31日現在が5億4,600万ユーロの不足だったのに対し、6億6,600万ユーロの超過となりました(いずれの場合も適用される資産上限額を考慮しています)。また、グループは本日、月払いの年金給付の対象者である米国の定年退職者および元従業員ならびに関連受給者約4万5,000人を対象に、2015年度中の一度限りのオファーとして、これら給付の一括給付方式への変更を選択する機会を提供する計画も発表しています。今回のオファーへの参加を選択した、適格な年金参加者および受給者への給付は、彼らに関する当社の年金負債の全面解決を構成するものとなります。給付は、既存の米国の年金制度の資産から行われる予定であり、今回のオファーに関連して、米国の年金資産に対して当社が資金拠出を行う予定はありません。

以前に発表した通り、グループは、2014年3月31日付けでLGSの売却を完了しています。その結果、2014年4月1日以降、LGSは連結対象外となっています。

このほか、先に発表した通り、当社は2014年2月、Alcatel-Lucent Enterpriseの85%の取得に関するChina Huaxinからの拘束力を持つオファーを受けました。本買収提案は、規定の情報提供および協議手続きのため、Alcatel-Lucent Enterpriseの労働者評議会(workers council)に提出され、現在すでにこの手続は完了しています。買収完了には特定の規制当局による承認を含めて一定の条件を満たすことが前提となり、これは2014年度第3四半期中となる見込みです。

第1四半期の業績について、アルカテル・ルーセントのミシェル・コンブCEOは次のように述べています。「2013年度の終わりと同様、2014年度の始まりも、The Shift Planの導入推進に全力を注ぎました。グループは昨年、財務面で正しい方向に舵を取ることができましたが、2014年度第1四半期に示された継続的な進化は、私たちの励みとなっています。2015年までにグループ全体のフリーキャッシュフローを黒字復帰させるという目標へと進む中、今回の業績は、これまでの戦略的な選択肢の企業論理が正しいことの裏付けであるとともに、2014年度の残りの展開に向け、良好なスタートとなっています。」

注記
アルカテル・ルーセント取締役は2014年5月7日に会合を開催し、2014年3月31日現在のグループの中間連結財務諸表(未監査)を精査し、その公表を承認しました。

本中間連結財務諸表は未監査であり、当社Webサイトに掲載されています。
http://www.alcatel-lucent.com/investors/financial-results/q1-2014

「営業損益」: 事業再編関連費用、訴訟関連費用、連結法人売却に伴う損益、退職後給付制度改定に伴う損益を計上する前の、営業活動による損益を指します。

「調整後」: ルーセント事業統合に伴うPPA(取得原価配分)の主たる影響が除かれていることを指します。

「事業別営業キャッシュフロー」: 為替レートを固定した場合の調整後営業利益と営業運転資本を加えたものです。

「営業キャッシュフロー」: 運転資本の増減分を計上した後、支払利息・税金、事業再編関連現金支出、年金/OPEB現金支出を控除する前のキャッシュフローと定義されます。

2014年の予定
2014年5月28日:年次株主総会(AGM)
2014年7月31日:2014年度第2四半期決算発表予定

原文: Alcatel-Lucent reports Q1 2014 results
http://www.alcatel-lucent.com/press/2014/alcatel-lucent-reports-q1-2014-results


<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。
アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントは、これまでの技術革新が認められ、トムソン・ロイター社が世界で最も革新的な企業100社を選出する「Top100グローバル・イノベータ」の1社に選出されました。また、MITテクノロジー・レビュー誌による「世界で最も革新的な企業」50社の2012年度ランキングにも選出されています。さらに、ダウ・ジョーンズ社の「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス2013」において、技術ハードウェア&装置部門のインダストリー・グループ・リーダーに選定されています。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)」という企業ミッションのとおり、グローバル・コミュニケーションをより持続可能に、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。

アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2013年の売上高は144億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
URL:http://www.alcatel-lucent.com/ブログ:http://www.alcatel-lucent.com/blog
ツイッター:http://twitter.com/Alcatel_Lucent

<日本アルカテル・ルーセント株式会社について> 日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006  東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト):http://www.alcatel-lucent.co.jp

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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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