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−きっかけは実家の納屋で見つけた古ぼけた2つの刻印− 120年前の幻の日本酒『本菱』を復活! 富士川町のまち育てプロジェクト「まちいくふじかわ」 プロジェクトメンバーを募集開始

企業ブランディングを支援する むすび株式会社(本社:東京都目黒区、代表:深澤 了)は、当社代表 深澤了の故郷でもある山梨県富士川町のまち育てプロジェクト「まちいくふじかわ」のプロジェクトメンバーの募集を、2015年11月25日(水)より開始いたします。


120年前の日本酒復活プロジェクト「まちいくふじかわ」
 「ダイヤモンド富士」でも有名な人口15,942名の山梨県富士川町。「まちいくふじかわ」は、この富士川町でかつて120年前に作られていた幻の日本酒『本菱』を復活させ、町の活性化を目指す、地域活性プロジェクトです。今後プロジェクトメンバーを募り、2016年3月より約1年の期間、ブランド開発から米づくり、酒づくりを行い、2017年3月の商品化を目指します。
 「まちいくふじかわ」では地方再生予算に頼らず、自分たちの手で商品開発から販売までを実施いたします。プロジェクトメンバーには、クラウドファンディングなどを活用し、地域マーケティングや町のブランディングに携わりたいという町民以外の方を積極的に取り入れ、“復活させて終わり”ではないビジネスモデルとして、永続可能なモデルを目指します。

WEBサイト:http://www.machi-iku.com/
クラウドファンディングサイト Makuake:https://www.makuake.com/project/machiikufujikawa


きっかけは納屋で見つけた120年前の刻印
 富士川町は当社代表深澤了の生まれ育った町でもあります。かつては舟運で栄え、商店や宿などで溢れかえっていた富士川町も、少子化の影響もあり、今や昔の面影もなく人口減少に歯止めがきかない状態が続いています。
 故郷富士川町に帰省する度に、風変わりしていく街並みに寂しさを覚えていた深澤は、ある時、かつて酒蔵として使われていた実家の納屋で、『本菱』と掘られた2つの刻印を見つけます。詳しく調べてみると、この刻印は120年前に使われていた日本酒ラベルの刻印だということが分かりました。
 「このお酒が飲まれた時代は、この町はどんな風景だったのだろう」「このお酒の復活と共に、街にも活気を取り戻せないものか」「自治体予算に頼らずに地域再生はできないものか」刻印を見るたびにこうした思いが募り、2015年、自身の独立を機にプロジェクト化を思い立ち、地元醸造店や酒米農家の協力を得て、ついに「まちいくふじかわ」がスタートします。
120年前に使われていた「本菱」の刻印
富士川町にある深澤了の実家の納屋で発見


自治体予算に頼らず町内外を巻き込む新たな地域活性モデル
 地域活性に関しては、予算の少ない市町村にとっては、地元有志による草の根的な活動に頼るしかなく、ボランティア参加ゆえ、その継続性に問題がありました。
 こうした問題を解決するため、「まちいくふじかわ」では、地域ブランディングや酒づくり体験を希望する参加者を町内外から積極的に募集し、プロジェクトメンバーとして参加してもらいます。
 参加者へは、体験型イベントとしてコンテンツを提供する他、地域ブランディングのノウハウなども提供。同時に町外のスタッフの意見やアイディア、スキルといったものを「本菱」の商品化に活かすことで、富士川町の発展に繋げていく循環型地域活性モデルとなっています。
 商品化以降も「本菱」を復活させるだけではなく、町内の継続的なビジネスモデルとなり、町民の収益モデルとなるよう戦略を組み立ててまいります。


目指すは21世紀の「本菱」
 120年前の「本菱」をただ再現するのではなく、現代のニーズや趣向に合わせた21世紀の「本菱」を作り上げます。
 伝統と現代のニーズを融合させた、新たな地域銘産を生み出し、富士川町の観光資源とし、街の活性化を目指します。
「まちいく」とは「街に行く人を増やす」という意味と「街を育てる」の2つの意味を込めています。まずは、当社にゆかりのある山梨県富士川町を題材に、地元の企業の協力を経て、120年前に消えた日本酒「本菱」を復活させるプロジェクトからスタートし、今後は富士川町だけでなく、さまざまな市町村への展開も考えています。



「まちいくふじかわ」発起人メンバーの紹介
深澤 了(ふかさわ りょう)写真左
むすび株式会社 代表取締役/まちいくふじかわプロジェクト発起人代表
ブランディング・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター/コピーライター
1978年生まれ。山梨県富士川町(旧鰍沢町)出身。早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループ入社。広告代理店のアドブレーン社制作局にて、CMプランナー/コピーライター。その後、株式会社パラドックスへ。多くのブランド開発からCI/VI、ネーミング、スローガン、各種ツールや広告制作までを手掛ける。2015年3月、早稲田大学ビジネススクール修了。同年4月、むすび株式会社設立。まちいくプロジェクトを立ち上げる。

中込 元一郎(なかごめ げんいちろう)写真右
株式会社萬屋醸造店 代表取締役社長
山梨県富士川町在住。寛政2年(1790年)から続く萬屋醸造店の代表。地元の米、水にこだわった酒づくりを大切にしている。与謝野晶子の愛した酒「春鶯囀」は、山梨を代表する地酒のブランド。蔵を改造し、酒蔵ギャラリー六斎「カフェコクリコ」も運営。近年では、海外展開も積極的に行う。ワンドリーズ名執氏とともに、講談社「もやしもん」プロジェクトや山梨学院大学との日本酒共同開発なども行う。
名執 雅之(なとり まさゆき)
株式会社ワンドリーズ 代表取締役社長
山梨県富士川町在住。酒米の栽培をはじめ、元JA勤務の経験を元に数多くの農作物の栽培を手掛ける。社訓は「若者が自らやりたくなるような農業」を実践すること。萬屋醸造店の中込氏とともに、講談社や山梨学院大学との日本酒共同開発などを行う。



<会社概要>
社名    むすび株式会社
代表者   代表取締役 深澤 了
所在地   〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場2F_g1
資本金   350万円
設立日   2015年4月6日
事業内容  企業・商品/サービス・採用市場におけるブランドの開発・育成
URL     http://www.musubi-inc.co.jp


【本プレスリリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先】
むすび株式会社
担当:横内
TEL: 03-5437-0667  FAX:03-5437-0668
Email:info@musubi-inc.co.jp
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