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LNG燃料船向けBOG処理装置(Boil Off Gas Combustion Unit)「MECS−GCU」を発売

ボルカノ株式会社はLNG燃料船向けBOG処理装置(Boil Off Gas Combustion Unit)  「MECS-GCU」を開発し、2016年3月31日より発売開始しました。 「MECS」とは、Marine Evolutional Combustion System(革新的な舶用燃焼システムの意) の略で、BOG処理装置(Boil Off Gas Combustion Unit)を意味する「GCU」を組合せ、名称を「MECS-GCU」としました。
ボルカノ株式会社は、舶用オイル/ガスコンビネーションバーナ、陸用ガスバーナ、陸用超低NOXバーナなどで培った業界トップレベルの技術を生かして、LNG燃料に対応した製品提供や課題解決策提供に取組んできており、「MECS-GCU」は、今後大きく期待されているLNG燃料船において必要とされる250kW〜2,400kWのBOG処理を実現した製品です。
 
なお、この「MECS-GCU」シリーズのうち、MECS-G250は、
日本初のLNG燃料船 「魁」(さきがけ)※1に採用されました
※1 LNG燃料タグボート 「魁」(さきがけ): 日本郵船株式会社殿が建造をすすめられ、
    2016年8月31日に京浜ドック株式会社殿にて
    竣工した日本初のLNG燃料船

【参考:「LNG燃料船向けBOG処理装置」について】
LNG(液化天然ガス)燃料船において、燃料タンク内で気化したガス(ボイルオフガス Boil Off Gas)やバンカリング時に発生する気化ガスを安全に燃焼し、処理する装置です
LNG燃料船では、ボイルオフガス(BOG)を燃料として使用しきれない場合、燃焼させたり、再液化したり、といった方法で、ボイルオフガスを処理する必要があります
また、LNG燃料船のドック時には、タンク内の可燃性ガスを燃焼させ、イナートガスに置換する必要があり、この際にもボイルオフガスを処理する必要があります


【商品主要仕様】

 特徴:
  (1)ちょうどいいサイズ、を実現
    処理能力250kW〜2,400kW、処理燃焼量18〜173kg/h(CH4:100%)の小容量に対応でき、ちょうどいいサイズとなっています

  (2)さまざまなBOGに対応
    パイロットバーナ連続運転により、さまざまな構成比(CH4、N2)のBOG、及び零以下のBOGも安全に連続燃焼可能です

  (3)メタルコンバスターを採用
    処理炉には、金属製燃焼室=メタルコンバスターを採用し、軽量化を図るとともに、耐火材脱落の不安を解消しました



問合せ先:燃焼機事業部 営業部 (TEL06-6392-5541) 
Info-m@volcano.co.jp    担当 佐々木、名定(なさだ)
ボルカノ株式会社 〒532-0034 大阪府大阪市淀川区野中北1-3-38
http://www.volcano.co.jp/




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