アコムが海外進出に成功した理由とは?→アコムの収益割合や海外進出の軌跡から、成功の理由を探る
[16/08/31]
提供元:DreamNews
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■ページURL:
http://www.syufeel.com/lp/column_14.html
■統計資料
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統計資料・データ出典:
アコム IR情報 事業概要
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■消費者金融のアコムの海外進出
近年消費者金融各社は海外進出に注力してきた。
アコムも例外ではなく、工夫を重ね海外進出を成功に収めている。
その手法と実情を紹介する。
■アコムの海外事業収益
海外の金融事業と比べ、日本は金利の規制が厳しくなっている。
平成22年には貸金業法ならびに利息制限法が改正され、消費者金融の利率が年20%以下に制定された。
このことから、国内の営業が厳しくなり、海外に目を向ける会社も増えてきた。
国内での利用者数・利用額が減少したためだ。
アコムも例外ではなく、法改正前に比べ、ローン事業部の利用者数が大きく減少をした。
国内の収益は減少した分を補うように、アコムの海外収益の比率は大きくある。
2016年の営業収益は全体で2,376億円になるうちの20.3%が海外における金融事業が占めている。
海外収益の割合は国内の信用保証事業とほぼ同じ割合の収益をあげている。
■タイへの進出
金融業界の中で早い時期にアコムは海外へ進出した。
利息制限法改正よりも前の1996年にもさかのぼる。
まず、アコムはタイへ進出した。
日本の利息制限法改定前と比較しても、当時のタイは高い貸付利率が認められていたことが理由にある。
そのタイでアコムは、ショッピングクレジット事業から開始し、証書貸付事業を主に行っていた。
■タイでの金利改定
アコムがタイで事業を順調に行っていた頃、2005年7月にタイで大幅に金利改定された。
40%〜48%での高金利で貸付ていたものが、28%までの利率に制限されることになる。
この金利改定が、タイでの収益に影響する可能性が出てきた。
■証書貸付からリボへの転換
アコムは金利改定を受け、タイでの事業成功・継続のために貸付方法や内容を見直した。
改定後の見直しにより、以前より証書貸付からリボルビングローンへ転換した。
証書貸付とは契約ごとに個別に契約書を作成し、その後返済を受ける方法を言う。
この方法では、利用者が追加借入をすることが簡単ではなく、貸付残高の増加に期待が持てない。
そのため、証書貸付自体を見直し、リボルビングのローンカードを発行する。
リボを利用することで、利用者はカードを使って追加借入が簡単に可能になり、貸付残高が維持または増加し、収益増が見込めるようになったのである。
アコムのリボルビングローンブランドである「ユメプラス」はこの大成功により、タイでのトップブランドの地位を確立している。
■諸国への進出
タイでの状況変化を乗り越えたアコムはさらに海外事業を展開していく予定である。
現在タイ以外でもインドネシアで事業を開始しており、今後のベトナム進出のための同国のライセンスを申請済である。
アコムの海外事業成功は法改正後の規模縮小や残高減少の続く消費者金融にとって今後の展望の一つといえる。
今後もsyufeelではこの様な特集ページを掲載していく予定です。
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■消費者金融のアコムの海外進出
近年消費者金融各社は海外進出に注力してきた。
アコムも例外ではなく、工夫を重ね海外進出を成功に収めている。
その手法と実情を紹介する。
■アコムの海外事業収益
海外の金融事業と比べ、日本は金利の規制が厳しくなっている。
平成22年には貸金業法ならびに利息制限法が改正され、消費者金融の利率が年20%以下に制定された。
このことから、国内の営業が厳しくなり、海外に目を向ける会社も増えてきた。
国内での利用者数・利用額が減少したためだ。
アコムも例外ではなく、法改正前に比べ、ローン事業部の利用者数が大きく減少をした。
国内の収益は減少した分を補うように、アコムの海外収益の比率は大きくある。
2016年の営業収益は全体で2,376億円になるうちの20.3%が海外における金融事業が占めている。
海外収益の割合は国内の信用保証事業とほぼ同じ割合の収益をあげている。
■タイへの進出
金融業界の中で早い時期にアコムは海外へ進出した。
利息制限法改正よりも前の1996年にもさかのぼる。
まず、アコムはタイへ進出した。
日本の利息制限法改定前と比較しても、当時のタイは高い貸付利率が認められていたことが理由にある。
そのタイでアコムは、ショッピングクレジット事業から開始し、証書貸付事業を主に行っていた。
■タイでの金利改定
アコムがタイで事業を順調に行っていた頃、2005年7月にタイで大幅に金利改定された。
40%〜48%での高金利で貸付ていたものが、28%までの利率に制限されることになる。
この金利改定が、タイでの収益に影響する可能性が出てきた。
■証書貸付からリボへの転換
アコムは金利改定を受け、タイでの事業成功・継続のために貸付方法や内容を見直した。
改定後の見直しにより、以前より証書貸付からリボルビングローンへ転換した。
証書貸付とは契約ごとに個別に契約書を作成し、その後返済を受ける方法を言う。
この方法では、利用者が追加借入をすることが簡単ではなく、貸付残高の増加に期待が持てない。
そのため、証書貸付自体を見直し、リボルビングのローンカードを発行する。
リボを利用することで、利用者はカードを使って追加借入が簡単に可能になり、貸付残高が維持または増加し、収益増が見込めるようになったのである。
アコムのリボルビングローンブランドである「ユメプラス」はこの大成功により、タイでのトップブランドの地位を確立している。
■諸国への進出
タイでの状況変化を乗り越えたアコムはさらに海外事業を展開していく予定である。
現在タイ以外でもインドネシアで事業を開始しており、今後のベトナム進出のための同国のライセンスを申請済である。
アコムの海外事業成功は法改正後の規模縮小や残高減少の続く消費者金融にとって今後の展望の一つといえる。
今後もsyufeelではこの様な特集ページを掲載していく予定です。
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