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ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』、「キノベス!キッズ2024」1位受賞

テーマは「生きるとは?」子どもから大人まで幅広い支持

株式会社KADOKAWA(東京都千代田区)刊行の絵本『メメンとモリ』が、紀伊國屋書店主催の賞「キノベス!キッズ2024」にて1位を受賞しました。




「キノベス!キッズ2024」とは?


一昨年新たに始まった「キノベス!キッズ」は、「未来へつなぐこの1冊」として過去1年間に出版された新刊児童書・絵本を対象とした賞。選考委員が全社から集まった推薦コメントを熟読し、ベスト10を決定します。

今回の第1位はヨシタケシンスケ氏初の長編絵本である『メメンとモリ』。姉のメメンと弟のモリによって「死生観」が語られる本作は、子どもから大人まで幅広い層の読者から支持を集めています。

18万部突破!『メメンとモリ』ご紹介


[画像: https://prtimes.jp/i/7006/13985/resize/d7006-13985-4aa78ce19eb05fadf5dd-0.png ]

「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?
身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある。
ヨシタケシンスケが描く「人は何のために生きてるの?」の話。

・あらすじ
第1話:『メメンとモリと ちいさいおさら』
「わたしたちだって いつかはおとなになって、おとしよりになって、そしていつかは 天国にいく。」
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。「世界にひとつしかないお皿なのに...」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「だいじょうぶよ、またつくればいいんだから」と励まします。

第2話:『メメンとモリと きたないゆきだるま』
「みんながボクを見て ガッカリしてる。わかるよ。こんなはずじゃなかった、って思うよね。」
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがったゆきだるまは想像していたものと違いました。複雑な顔をしてゆきだるまをみつめるメメンとモリ。でもゆきだるまには意識があり、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。

第3話:『メメンとモリと つまんないえいが』
「なんだか不安になってきちゃったよ。この先も、つまんないことばっかりだったらどうしよう。」
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが...

書誌情報


『メメンとモリ』
作:ヨシタケシンスケ
定価: 1,760円 (本体1,600円+税)
ページ数:136
詳細:https://yomeruba.com/feature/ehon/yoshitake-shinsuke/mementomori.html

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