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【繊維・紙・パルプ】特許資産規模ランキング、トップ3は東レ、三菱レイヨン、大王製紙

株式会社パテント・リザルトは2016年10月19日、独自に分類した「繊維・紙・パルプ」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「繊維・紙・パルプ業界 特許資産規模ランキング」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。

2015年4月1日から2016年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。

その結果、1位 東レ、2位 三菱レイヨン、3位 大王製紙となりました。

1位の東レの注目度の高い特許には、「水処理用途にも使用可能である、液体中のウイルスなどの除去に適した分離膜」や「優れた耐衝撃性と積層方向の良好な導電性とを兼ね備えたプリプレグ(炭素繊維に樹脂を含浸させたシート状の強化プラスチック成形材料)」に関する技術などが挙げられ、どちらの特許も日本国内だけでなく、複数の国への出願がみられます。

2位の三菱レイヨンは、「繊維径が大きくても結節強度が高く、取扱い性、加工性に優れた炭素繊維束」や、東洋紡との共同保有である「接合部が十分に接合した繊維強化熱可塑性樹脂成形品」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられ、後者はNEDOの研究開発委託による発明で、日本版バイ・ドール制度(※)を適用したものとなっています。
(※)国(国立研究開発法人などを含む)の委託研究開発に関する知的財産権を受託者(民間企業など)に帰属させることを可能とした制度

大王製紙は昨年から3つ順位を上げ3位となりました。同社の注目度の高い特許には、鳥取大学との共同保有である「排液の経時的な吸収・拡散状況を表示および着用者が知覚できるようにする方法」や、「排出された体液と着用者の肌との接触を効果的に回避することができる吸収体物品」に関する技術などがあります。

大王製紙のほか、前年から順位を上げた企業には、王子ホールディングスや日本製紙、Kolon Industries(韓)が挙げられます。

詳細については、ランキングデータ「繊維・紙・パルプ 特許資産規模ランキング2016」にてご覧いただけます。

■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2016/10/paper.html


<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/


<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/


<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
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