<スポーツアパレル・シューズ市場 調査レポート> スポーツアパレル、エクササイズ女性市場が13%増加
[17/10/30]
提供元:DreamNews
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<スポーツアパレル・シューズ市場 調査レポート>
スポーツアパレル、エクササイズ女性市場が13%増加
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツアパレル・シューズ市場情報サービス『Japan Sports Tracker※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、エクササイズに使用するスポーツアパレルに関する市場分析を10月30 日に発表します。
本分析では、大きく以下のことが分かります。2016年9月~2017年8月計(0-13歳除く)のスポーツに使用するアパレル購入において、女性着用者の割合は29%で前年同期比5%減でした。一方でエクササイズに使用するアパレル※2に限定すると、女性着用者の割合は約半数を占め、前年同期比で13%増加しました。
スポーツアパレル購入の女性着用者は29%
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているアパレルとシューズの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。直近1年(2016年9月~2017年8月計 0-13歳除く 金額ベース)のスポーツ使用目的※3で購入したアパレルの市場規模は2900億円で前年同期比2%増でした。
スポーツ使用目的で購入したアパレルの着用者性別構成比(金額ベース)は、男性71%、女性29%で、女性の比率が非常に低くなっています。このうち女性着用者の金額市場規模は前年同期比5%減と縮小しています。
使用目的別で金額シェアが高い4つのスポーツにおける着用者性別構成比(金額ベース)をみてみると(図表1)、ランニング/陸上競技、ゴルフ、ウォーキングでは女性着用者比率は2〜3割にとどまりますが、エクササイズでは51%と男性よりも2ポイント多く、女性比率が非常に高いことが分かります。また、エクササイズ使用の女性着用者の金額市場規模は前年同期比13%増と2桁成長でした。
エクササイズ使用の女性アパレルはジム/フィットネスがけん引
エクササイズ使用目的で購入した女性着用のスポーツアパレルについて更に細かく使用目的の金額シェアをみてみると、1番多いのはジム/フィットネス使用で46%と、2位エアロビクスの2倍以上です(図表2)。ジム/フィットネス使用は金額市場規模が昨年同期比22.5%増と大きく伸びました。
「45歳以上」「週に1〜2回使用」がジム/フィットネス女性
アパレル市場をけん引
ジム/フィットネス使用目的で購入したスポーツアパレルの女性着用者を年代別にみてみると、45歳以上で全体の59%を占めます(図表3)。最大シェアは55歳以上で33%、2番目の45-54歳は26%でした。
ジム/フィットネス女性アパレル市場の使用頻度をみると週1〜2回が最も多く54%を占めます。このグループの金額市場規模は前年同期比44%増と、ジム/フィットネス使用目的で購入したスポーツアパレル市場のけん引役となっていたことが分かります(特典データ)。
スポーツアパレル・シューズ市場が成長する中、女性市場はマイナス成長です。しかしスポーツメーカーや販売店は、スポーツを女性にも楽しんでもらおうという社会的意義と、ブームは女性がつくるという期待から、女性市場を成長させようとしています。
エクササイズ市場に関しては、最近はアパレルブランドとトレーニングジムやフィットネススタジオの相互参入が見られます。ジムの来場者にアパレルブランドの特典を渡したり、スポーツ施設内でスポーティーなアパレルを販売したりと、エクササイズ来場者をアパレル消費へと導く戦略です。背景には、ネットショッピングの成長により実店舗が差別化をはかるため実体験を強化していること、アスレジャーブームへの期待、そしてエクササイズ市場は女性の割合が高いこと、があげられます。
エクササイズ目的でのスポーツアパレルは、女性が男性を上回る規模であることに加え2桁成長をしており、女性市場を成長させる鍵となるとともに、新しいビジネスの場としても注目されます。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2018年5月末まで)
特典データ「スポーツアパレル 女性着用者 ジム/フィットネス使用目的 スポーツ頻度 図表(2016年9月~2017年8月計)」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker スポーツアパレル・シューズ市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL:http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
*2 エクササイズに使用するアパレル
購入したアパレルを使って行う主なスポーツが「ジム/フィットネス」「エアロビクス」「ダンス」「ヨガ/ピラティス」のいずれかであるもの
*3 使用目的
スポーツ使用=「スポーツ用のみ」「主にスポーツ用」「スポーツとそれ以外(普段着)に同程度」の計
カジュアル使用=「主にスポーツ(普段着)以外」「スポーツ以外(普段着)用のみ」の計
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108−0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email :npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
スポーツアパレル、エクササイズ女性市場が13%増加
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツアパレル・シューズ市場情報サービス『Japan Sports Tracker※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、エクササイズに使用するスポーツアパレルに関する市場分析を10月30 日に発表します。
本分析では、大きく以下のことが分かります。2016年9月~2017年8月計(0-13歳除く)のスポーツに使用するアパレル購入において、女性着用者の割合は29%で前年同期比5%減でした。一方でエクササイズに使用するアパレル※2に限定すると、女性着用者の割合は約半数を占め、前年同期比で13%増加しました。
スポーツアパレル購入の女性着用者は29%
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているアパレルとシューズの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。直近1年(2016年9月~2017年8月計 0-13歳除く 金額ベース)のスポーツ使用目的※3で購入したアパレルの市場規模は2900億円で前年同期比2%増でした。
スポーツ使用目的で購入したアパレルの着用者性別構成比(金額ベース)は、男性71%、女性29%で、女性の比率が非常に低くなっています。このうち女性着用者の金額市場規模は前年同期比5%減と縮小しています。
使用目的別で金額シェアが高い4つのスポーツにおける着用者性別構成比(金額ベース)をみてみると(図表1)、ランニング/陸上競技、ゴルフ、ウォーキングでは女性着用者比率は2〜3割にとどまりますが、エクササイズでは51%と男性よりも2ポイント多く、女性比率が非常に高いことが分かります。また、エクササイズ使用の女性着用者の金額市場規模は前年同期比13%増と2桁成長でした。
エクササイズ使用の女性アパレルはジム/フィットネスがけん引
エクササイズ使用目的で購入した女性着用のスポーツアパレルについて更に細かく使用目的の金額シェアをみてみると、1番多いのはジム/フィットネス使用で46%と、2位エアロビクスの2倍以上です(図表2)。ジム/フィットネス使用は金額市場規模が昨年同期比22.5%増と大きく伸びました。
「45歳以上」「週に1〜2回使用」がジム/フィットネス女性
アパレル市場をけん引
ジム/フィットネス使用目的で購入したスポーツアパレルの女性着用者を年代別にみてみると、45歳以上で全体の59%を占めます(図表3)。最大シェアは55歳以上で33%、2番目の45-54歳は26%でした。
ジム/フィットネス女性アパレル市場の使用頻度をみると週1〜2回が最も多く54%を占めます。このグループの金額市場規模は前年同期比44%増と、ジム/フィットネス使用目的で購入したスポーツアパレル市場のけん引役となっていたことが分かります(特典データ)。
スポーツアパレル・シューズ市場が成長する中、女性市場はマイナス成長です。しかしスポーツメーカーや販売店は、スポーツを女性にも楽しんでもらおうという社会的意義と、ブームは女性がつくるという期待から、女性市場を成長させようとしています。
エクササイズ市場に関しては、最近はアパレルブランドとトレーニングジムやフィットネススタジオの相互参入が見られます。ジムの来場者にアパレルブランドの特典を渡したり、スポーツ施設内でスポーティーなアパレルを販売したりと、エクササイズ来場者をアパレル消費へと導く戦略です。背景には、ネットショッピングの成長により実店舗が差別化をはかるため実体験を強化していること、アスレジャーブームへの期待、そしてエクササイズ市場は女性の割合が高いこと、があげられます。
エクササイズ目的でのスポーツアパレルは、女性が男性を上回る規模であることに加え2桁成長をしており、女性市場を成長させる鍵となるとともに、新しいビジネスの場としても注目されます。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2018年5月末まで)
特典データ「スポーツアパレル 女性着用者 ジム/フィットネス使用目的 スポーツ頻度 図表(2016年9月~2017年8月計)」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker スポーツアパレル・シューズ市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL:http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
*2 エクササイズに使用するアパレル
購入したアパレルを使って行う主なスポーツが「ジム/フィットネス」「エアロビクス」「ダンス」「ヨガ/ピラティス」のいずれかであるもの
*3 使用目的
スポーツ使用=「スポーツ用のみ」「主にスポーツ用」「スポーツとそれ以外(普段着)に同程度」の計
カジュアル使用=「主にスポーツ(普段着)以外」「スポーツ以外(普段着)用のみ」の計
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108−0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email :npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会