アウンコンサルティング発表 訪日アメリカ人のトレンド調査 〜歴史や文化を感じる観光地に関心が集まる傾向あり〜
[18/04/04]
提供元:DreamNews
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訪日アメリカ人の推移
2017年の訪日外国人数は、前年比19.3%増の約2,869万人(+466万人)(推計値)に達しました。(出典:日本政府観光局(JNTO) 訪日外国人旅行客統計)これは日本政府観光局(JNTO)が統計を取り始めた1964年以降、累計で過去最高を更新し、これで5年連続の増加となりました。各国とも訪日人数は増えているものの、国別でみた訪日外国人数はアジア圏が上位を占めており、欧米圏の訪日人数の伸び率は鈍化傾向にあります。欧米圏は、滞在期間がアジア圏よりも比較的長いと言われており、欧米圏の訪日人数を確保するため、トレンドや傾向を把握することが大事と考えます。
■訪日アメリカ人の概況
2016年1月から12月の訪日アメリカ人数は、前年比20.3%増の約124.2万人(+20.9万人)に対し、2017年の1月から12月は、前年比10.6%増の約137.5万人(+13.2万人)(推計値)に達しました。2011年の56.5万人から比較すると80.9万人増となっております。
また、訪日アメリカ人の1回目(初回)とリピーターの割合を、訪日客が多い時期である7月から9月期の訪日回数のデータで比較しました。2017年は、2011年と比較して1回目(初回)の割合が増えており、訪日外国人全体の数値と比較すると1回目の割合が約10%近く高いことがわかりました。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
■訪日アメリカ人の都道府県別宿泊数
都道府県別宿泊数について、訪日アメリカ人と訪日外国人全体を比較いたしました。上位10県を比較しても目立った差はありませんが、訪日客全体と比べて訪日アメリカ人は広島での宿泊数が多いことが分かります。その他、宿泊増加数に関しては東京・大阪・京都など主要観光都市が増加傾向にあります。(下記グラフ、訪日アメリカ人都道府県別宿泊数上位10県を黄色く色づけ。)
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
■訪日アメリカ人の都道府県別宿泊数と検索数
宿泊数・検索数ともに東京の数値が圧倒的に高く、沖縄と北海道も他県と比較して検索数が高いことが分かります。前述のデータより、初めて訪日するアメリカ人が多いことから、観光主要都市への関心度が高いことが、検索行動からも見て取れます。
また、宿泊者数の上位10県にて、「(県名) +Travel」の検索数を調査したところ、北海道と沖縄は増加傾向、京都は減少傾向にあることが分かりました。
(都道府県別の検索数推移2015年上位10県を黄色く色づけ。)
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
■観光地別検索数
観光地の検索数について、増加傾向および減少傾向にあるものをまとめました。道頓堀や通天閣、黒門市場など、都心にて日本の文化を感じられる場所の関心度が高い傾向にあります。また、白川郷や厳島神社といった、世界遺産に登録されている地方の観光地も関心を集めています。このことから、訪日アメリカ人も旅行時に訪れる場所が、日本の文化を感じられる都心と歴史を感じられる地方の二極化となっている傾向が考えられます。また、「清水寺」の検索数が減少傾向となっており、「京都旅行」の検索数が減少していることも関係していると考えられます。
■今後の訪日アメリカ人のトレンド
以下の図は、世界遺産に登録されている日本の観光地に関する検索数をアメリカと台湾で比較したものです。原爆ドームにおいては日本との歴史的背景への関心が高いのか、台湾の「0」に対して「8,090」という結果となりました。これは広島県の宿泊件数が訪日外国人全体と比べて多いことと関係していると考えられます。また、姫路城も台湾と比較して約10倍の検索数でした。
その他、世界遺産ではないですが、「江戸城」の検索数も調査ました。その結果、2017年の台湾人の検索数が「460」なのに対し、アメリカ人は「11,590」となりました。前回調査した訪日台湾人については、歴史的背景のある観光地よりも、きれいな景色や日本らしい風景への関心が高い傾向にありました。
今回調査した訪日アメリカ人については、現在では跡地となっている江戸城に対する関心度も高く、歴史的背景を重んじた観光地に興味関心がある傾向と考えられます。
アジア圏、欧米圏など、それぞれの傾向にあった場所やプロモーションを行うことが大事だと考えます。
その国の文化や、歴史的背景からも旅行のトレンドは異なります。過去の歴史や、現代の文化やトレンドなどを敏感に察知し、インバウンドプロモーションに活かしていく必要があります。
今後もインバウンド領域における検索市場からみなさまに有益な情報をお伝えできるよう努めてまいります。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
調査概要
【調査主旨】
訪日アメリカ人のトレンド調査 〜歴史や文化を感じる観光地に関心が集まる傾向あり〜
【調査要綱】
・ 調査日:2018年1月22日 〜 2018年2月8日
調査対象時期:2011年1月〜2017年12月
・ 発表日:2018年4月4日
プレスリリース本文に出てくる各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
・ 本プレスリリースをご掲載される場合、『アウンコンサルティング調べ』とご記載の上、弊社までご連絡をお願いいたします。
■アウンコンサルティングのインバウンドマーケティングサービスのご紹介
インバウンドマーケティングは国によって、訪日回数や観光先など好まれるポイントや消費金額が異なるため、各国ごとに適したマーケティングを行うことが必要です。
アウンコンサルティングは弊社現地拠点リソースや蓄積ノウハウを活用し、対象国にあわせて最適な施策を組み合わせ、認知・販促効果の最大化を支援致します。
アウンコンサルティングでは、SEO(検索エンジン最適化)、PPC(検索連動型広告)、ソーシャルメディア、スマートフォン広告などのグローバルマーケティングサービスを、日本語だけではなく、外国語も対象に行っています。現在48の国と地域にサービス実績があり、英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語やその他の外国語にも幅広く対応しています。また、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、韓国の海外7拠点を生かし、アジアの現地情報やグローバルインターネットマーケティングにおけるナレッジを蓄積しております。グローバルマーケティングについて、また、現地情報の収集の際にも是非ご相談ください。
【インバウンドマーケティングのサービス概要】
URL: https://www.globalmarketingchannel.com/inboundservice/
アウンコンサルティング株式会社
[事業内容]
東京、沖縄、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国のアジア8拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開
[設立]1998年6月8日
[本社]東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F
[代表者]代表取締役 信太明
[資本金]341,136千円 (2017年8月末現在)
[URL]https://www.auncon.co.jp
[沿革]
1998年6月 千葉県松戸市で設立
1998年9月 福島県福島市へ本社移転
1999年10月 SEOコンサルティングを開始
2001年1月 東京営業所を東京都文京区に開設
2002年11月 PPC(リスティング)広告を販売開始
2002年4月 東京都文京区に本社移転
2005年11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
2006年12月 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設
2008年4月 タイ・バンコクに現地法人設立
2010年6月 台湾・台北に現地法人設立
2010年9月 香港、韓国・ソウルに現地法人設立
2010年11月 シンガポールに現地法人設立
2015年6月 フィリピンに現地法人設立
2016年10月 東京証券取引所二部市場上場
2017年9月 ベトナムに現地法人設立
2017年の訪日外国人数は、前年比19.3%増の約2,869万人(+466万人)(推計値)に達しました。(出典:日本政府観光局(JNTO) 訪日外国人旅行客統計)これは日本政府観光局(JNTO)が統計を取り始めた1964年以降、累計で過去最高を更新し、これで5年連続の増加となりました。各国とも訪日人数は増えているものの、国別でみた訪日外国人数はアジア圏が上位を占めており、欧米圏の訪日人数の伸び率は鈍化傾向にあります。欧米圏は、滞在期間がアジア圏よりも比較的長いと言われており、欧米圏の訪日人数を確保するため、トレンドや傾向を把握することが大事と考えます。
■訪日アメリカ人の概況
2016年1月から12月の訪日アメリカ人数は、前年比20.3%増の約124.2万人(+20.9万人)に対し、2017年の1月から12月は、前年比10.6%増の約137.5万人(+13.2万人)(推計値)に達しました。2011年の56.5万人から比較すると80.9万人増となっております。
また、訪日アメリカ人の1回目(初回)とリピーターの割合を、訪日客が多い時期である7月から9月期の訪日回数のデータで比較しました。2017年は、2011年と比較して1回目(初回)の割合が増えており、訪日外国人全体の数値と比較すると1回目の割合が約10%近く高いことがわかりました。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
■訪日アメリカ人の都道府県別宿泊数
都道府県別宿泊数について、訪日アメリカ人と訪日外国人全体を比較いたしました。上位10県を比較しても目立った差はありませんが、訪日客全体と比べて訪日アメリカ人は広島での宿泊数が多いことが分かります。その他、宿泊増加数に関しては東京・大阪・京都など主要観光都市が増加傾向にあります。(下記グラフ、訪日アメリカ人都道府県別宿泊数上位10県を黄色く色づけ。)
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
■訪日アメリカ人の都道府県別宿泊数と検索数
宿泊数・検索数ともに東京の数値が圧倒的に高く、沖縄と北海道も他県と比較して検索数が高いことが分かります。前述のデータより、初めて訪日するアメリカ人が多いことから、観光主要都市への関心度が高いことが、検索行動からも見て取れます。
また、宿泊者数の上位10県にて、「(県名) +Travel」の検索数を調査したところ、北海道と沖縄は増加傾向、京都は減少傾向にあることが分かりました。
(都道府県別の検索数推移2015年上位10県を黄色く色づけ。)
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
■観光地別検索数
観光地の検索数について、増加傾向および減少傾向にあるものをまとめました。道頓堀や通天閣、黒門市場など、都心にて日本の文化を感じられる場所の関心度が高い傾向にあります。また、白川郷や厳島神社といった、世界遺産に登録されている地方の観光地も関心を集めています。このことから、訪日アメリカ人も旅行時に訪れる場所が、日本の文化を感じられる都心と歴史を感じられる地方の二極化となっている傾向が考えられます。また、「清水寺」の検索数が減少傾向となっており、「京都旅行」の検索数が減少していることも関係していると考えられます。
■今後の訪日アメリカ人のトレンド
以下の図は、世界遺産に登録されている日本の観光地に関する検索数をアメリカと台湾で比較したものです。原爆ドームにおいては日本との歴史的背景への関心が高いのか、台湾の「0」に対して「8,090」という結果となりました。これは広島県の宿泊件数が訪日外国人全体と比べて多いことと関係していると考えられます。また、姫路城も台湾と比較して約10倍の検索数でした。
その他、世界遺産ではないですが、「江戸城」の検索数も調査ました。その結果、2017年の台湾人の検索数が「460」なのに対し、アメリカ人は「11,590」となりました。前回調査した訪日台湾人については、歴史的背景のある観光地よりも、きれいな景色や日本らしい風景への関心が高い傾向にありました。
今回調査した訪日アメリカ人については、現在では跡地となっている江戸城に対する関心度も高く、歴史的背景を重んじた観光地に興味関心がある傾向と考えられます。
アジア圏、欧米圏など、それぞれの傾向にあった場所やプロモーションを行うことが大事だと考えます。
その国の文化や、歴史的背景からも旅行のトレンドは異なります。過去の歴史や、現代の文化やトレンドなどを敏感に察知し、インバウンドプロモーションに活かしていく必要があります。
今後もインバウンド領域における検索市場からみなさまに有益な情報をお伝えできるよう努めてまいります。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0404.html
調査概要
【調査主旨】
訪日アメリカ人のトレンド調査 〜歴史や文化を感じる観光地に関心が集まる傾向あり〜
【調査要綱】
・ 調査日:2018年1月22日 〜 2018年2月8日
調査対象時期:2011年1月〜2017年12月
・ 発表日:2018年4月4日
プレスリリース本文に出てくる各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
・ 本プレスリリースをご掲載される場合、『アウンコンサルティング調べ』とご記載の上、弊社までご連絡をお願いいたします。
■アウンコンサルティングのインバウンドマーケティングサービスのご紹介
インバウンドマーケティングは国によって、訪日回数や観光先など好まれるポイントや消費金額が異なるため、各国ごとに適したマーケティングを行うことが必要です。
アウンコンサルティングは弊社現地拠点リソースや蓄積ノウハウを活用し、対象国にあわせて最適な施策を組み合わせ、認知・販促効果の最大化を支援致します。
アウンコンサルティングでは、SEO(検索エンジン最適化)、PPC(検索連動型広告)、ソーシャルメディア、スマートフォン広告などのグローバルマーケティングサービスを、日本語だけではなく、外国語も対象に行っています。現在48の国と地域にサービス実績があり、英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語やその他の外国語にも幅広く対応しています。また、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、韓国の海外7拠点を生かし、アジアの現地情報やグローバルインターネットマーケティングにおけるナレッジを蓄積しております。グローバルマーケティングについて、また、現地情報の収集の際にも是非ご相談ください。
【インバウンドマーケティングのサービス概要】
URL: https://www.globalmarketingchannel.com/inboundservice/
アウンコンサルティング株式会社
[事業内容]
東京、沖縄、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国のアジア8拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開
[設立]1998年6月8日
[本社]東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F
[代表者]代表取締役 信太明
[資本金]341,136千円 (2017年8月末現在)
[URL]https://www.auncon.co.jp
[沿革]
1998年6月 千葉県松戸市で設立
1998年9月 福島県福島市へ本社移転
1999年10月 SEOコンサルティングを開始
2001年1月 東京営業所を東京都文京区に開設
2002年11月 PPC(リスティング)広告を販売開始
2002年4月 東京都文京区に本社移転
2005年11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
2006年12月 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設
2008年4月 タイ・バンコクに現地法人設立
2010年6月 台湾・台北に現地法人設立
2010年9月 香港、韓国・ソウルに現地法人設立
2010年11月 シンガポールに現地法人設立
2015年6月 フィリピンに現地法人設立
2016年10月 東京証券取引所二部市場上場
2017年9月 ベトナムに現地法人設立