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シュナイダーエレクトリック、EcoStruxure ITで、複雑化するハイブリッドIT環境の包括的な監視・管理を提供可能に

※本リリースは2022年6月8日に フランス リュエイユ・マルメゾンにて発表されたプレスリリースの抄訳です。

● 大規模データセンターからエッジコンピューティングまで、ハイブリッドなIT環境をカバーするために、DCIM(データセンター・インフラストラクチャ・マネジメント)のポートフォリオを更新
● ビジネスの継続に大きな影響を及ぼす、サステナビリティ、セキュリティ、レジリエンス(障害からの回復)を実現
● 世界のあらゆる場所で熟練エンジニアが導入をサポートする、カスタムソリューションチームを立ち上げ

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、ますます複雑さを増すハイブリッドITインフラの監視・管理のためのソリューションとして、EcoStruxure ITソフトウェアポートフォリオの刷新を発表しました。

ITインフラの普及拡大によって、現代社会では、エンドポイントからデータセンターまで、あらゆるITインフラにビジネスの継続性が依存するようになりつつあります。これに伴い、大規模集約型データセンターと同じレベルで、エッジのITインフラの重要性が増しており、インフラのレジリエンスとセキュリティを保つために、管理ソフトウェアには新たな役割が求められるようになってきました。さらに、持続可能性への機運が高まり、企業ではデータセンターのエネルギー消費量や炭素排出量を測定・管理しなければならなくなりました。2040年までに、データセンターの総エネルギー消費量は2,700TWhになり、その60%がエッジなどの分散型ITサイト、40%がいわゆるデータセンターで消費されると試算されています。(シュナイダーエレクトリック自社調べ)
従来のDCIM(データセンター・インフラストラクチャ・マネジメント)ソフトウェアは、このような懸念事項を考慮して開発されたものではありません。だからこそシュナイダーエレクトリックは、シュナイダーのDCIMの核であるEcoStruxure ITに投資してきました。EcoStruxure ITは、IT物理インフラの監視、管理、プランニング、モデリングを新たなレベルに引き上げ、オンプレミスとクラウドベースから選択可能な柔軟なソフトウェアで、数拠点規模から数千拠点規模まで、ハイブリッドで分散した IT 環境をグローバルにサポートします。

シュナイダーエレクトリックの、セキュアパワー EcoStruxure ソリューション シニアバイスプレジデントであるKevin Brownは、次のように述べています。「ソフトウェアのカテゴリーとしてDCIMが世の中に登場して以来、世界では非常に大きな変化がありました。ハイブリッドなIT環境は、ITシステムの障害からの回復力、セキュリティ、そしてサステナビリティを維持するために、非常に高いレベルのCIOの組織にさえも課題を突きつけています。私たちは、今起こっているこの潮流をDCIM 3.0と呼んでいます。シュナイダーエレクトリックは、EcoStruxure ITの進化に投資し、世界中のあらゆる企業やコロケーション施設にこれまで以上の機能、柔軟性、導入の選択肢を提供します。」

業界のトップトレンド、「サステナビリティ」「セキュリティ」「レジリエンス」に対応
大企業のCEOの99%がサステナビリティ(持続可能性)をビジネスの成功に重要な要素であると捉え、Allianz Risk Barometerでセキュリティがリスクの第1位となり、IT環境停止の62%がクラウドおよびコロケーションサプライヤーのインフラ障害によって起こっている、この今日の状況に対応するため、シュナイダーエレクトリックはEcoStruxure ITの刷新を行います。

EcoStruxure IT が実現するベンダーニュートラルな機能は、以下のような機能をもつ顧客主導のアプリケーションを通じて価値を提供します。

● 監視と管理: 電源や冷却装置のデバイス管理、物理的なセキュリティや環境の監視
● プランニングとモデリング: 可視化、アセットのトラッキング、シミュレーション、および 4000 を超えるデバイスの変更管理
● カスタムソリューションとインテグレーション: 自動化されたレポート、ダッシュボード、移行、および EcoStruxure IT とサードパーティ製システムまたはソフトウェアとのカスタム統合を通じて、お客様固有の要件に対応するカスタマイズされたソリューション

業界コンサルタントのDavid Cappuccioは、次のように述べています。「ITインフラストラクチャの状況は、個々のデータセンターから分散型ハイブリッドITへと進化するにつれて大きく変容しており、耐障害性、安全性、および持続可能性を確保するために、私たちが考える『従来のDCIM』以上のものが求められています。EcoStruxure ITは、広大なITアーキテクチャの複雑さを簡素化し、現在と将来の両方のニーズに合わせて近代化するのに役立っています。」

EcoDataCenterのクライメート・ポジティブなデータセンター
シュナイダーエレクトリックの顧客であるEcoDataCenterは、コロケーションサービスとハイパフォーマンスコンピューティングを提供しています。スウェーデンのファールンに位置する EcoDataCenter は、気候変動に配慮したソリューションに重点を置いて運営されています。このEcoDataCenterで最も環境に優しく、将来を見据えた新しいデータセンターを建設することになったとき、同社はサステナビリティの優先順位を共有するパートナーを求め、シュナイダーエレクトリックに目を向けました。

EcoDataCenter の CTO である Mikael Svanfeldt は次のように述べています。「シュナイダーの知識と技術、そして当社の意欲は、効率的で環境に優しい施設を目指すのに非常に良い相性だと言えるでしょう。EcoStruxureは、私たちの製品を統合し、データセンターの運用状況について真のインサイトを提供してくれるプラットフォームです。」

EcoStruxure ITの導入をグローバルに行うエンジニアの専門チーム
お客様がEcoStruxure ITを最大限に活用できるよう、シュナイダーエレクトリックは世界中のあらゆる場所でカスタムインテグレーションを行うことのできる、熟練エンジニアからなるカスタムソリューションチームを立ち上げています。このユニークなチームは、お客様がEcoStruxure ITを確実に導入できるよう、必要となるリソースと技能を提供します。

シュナイダーエレクトリックのKevin Brownは、「このチームは、シュナイダーエレクトリックが掲げている、“最もローカルなグローバル企業でありたい”という理念を体現しています。チームは、24の言語を話し、15の異なる国籍のメンバーから構成されています。彼らは、世界中のあらゆる地域の顧客とパートナーシップを結んでいます。私たちは、お客様が短期的にも長期的にも成功できるようにするために存在しています。」と述べています。

全世界で導入可能なEcoStruxure IT
EcoStruxure ITは、世界中で利用可能なソリューションです。世界中のお客様が、EcoStruxure ITのアカウントを作成することで、ソフトウェアとセキュリティ評価を30日間無料体験することができます。ソリューションの詳細やアカウントの作成方法については、ぜひEcoStruxure ITのWebサイト EcoStruxureIT.comをご覧ください。

EcoStruxureについて
「EcoStruxure」は、オープンで相互運用性を備えた、IoT対応のシステムアーキテクチャでありプラットフォームです。安全性、信頼性、効率性、持続可能性、接続性を向上させ、お客様に高い価値を提供します。EcoStruxureはIoT、モビリティ、センシング、クラウド、アナリティクス、サイバーセキュリティの先進技術を活用し、「Innovation at Every Level(あらゆる階層でのイノベーション)」を実現します。これには、「コネクテッド製品」、「エッジコントロール」、およびCustomer Lifecycle Softwareがサポートする「アプリケーション・アナリティクス・サービス」などがあります。EcoStruxureTMは約50万カ所の事業拠点に導入され、2万以上のデベロッパー、65万のサービスプロバイダーおよびパートナー、3,000の公益企業のサポートを受け、200万以上の管理対象資産を接続しています。

エネルギーおよび持続可能性コンサルティングから業務システムのライフサイクルの最適化まで、当社は全世界的サービスを用意して皆様のビジネスニーズに対応します。顧客本位の組織であるシュナイダーエレクトリックは信頼のおけるアドバイザーとして、資産の信頼性向上、TCO(総所有コスト)の改善、そして持続可能性や効率性、安全性に向けた企業のデジタルトランスフォーメーションを推進します。

Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
www.se.com/jp






配信元企業:シュナイダーエレクトリック
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