ヴァチカンも能登半島支援 広報非営利組織「トタプルクラ」日本代表団「ピース&カルチャーラリー」が輪島伝統の漆文化保護など能登半島支援を行う。
[24/01/25]
提供元:DreamNews
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映画監督で平和活動家の樽谷大助がヴァチカンから日本代表の名を受け、1月12日〜21日、10日間にわたり神戸→東京→金沢→能登→福井→神戸→大阪を巡る1370キロ、北日本支援の「ピース&カルチャーラリー」を行いました。
「ピース&カルチャーラリー」とは、歴史や宗教を超え友好を深め、経済を含めてユーラシア大陸を一つに繋ごうという趣旨で2017年に創設者のジョン・ヘンリ・タマヌエ氏によってモナコ公国で始まったプロジェクト。人道支援を行いながら、核廃絶や世界平和を訴え、訪問する各地の歴史や文化を尊重・応援していくことを目的としています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage1】
本プロジェクトの日本代表である樽谷は、トルコの地震支援や、広島への核廃絶の旅などを取り組んできました。デヴィ夫人や橋下徹(当時大阪市長)吉村洋文(現大阪府知事・当時大阪副市長)も参加しました。
一般社団法人ユーラシア国際映画祭代表理事で映画監督の増山麗奈は、東京でピースカルチャーに合流。金沢、能登、福井、神戸へのラリーに同行しました。
ヴァチカン広報非営利組織「トタ・プルクラ」の日本代表として、北日本への人道的遠征隊結成の任命を受けた樽谷大助が代表として行われました。
ヴァチカン広報非営利組織「トタ・プルクラ」HP↓
https://totapulchra.org/
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage2】
阪神淡路大震災を神戸で被災した樽谷大助監督は、神戸震災から29年となる1月17日5時46分(阪神淡路大震災が起きた時刻)に石川県庁を出発。
能登半島では、1月1日に発生した能登半島地震により、232人が死亡、全壊・半壊・一部破損した家は34万棟。地震から三週間経つ現在も断水が5万世帯で続き、4700戸が停電が続き、1万1000人が避難所生活を送り、最大4メートルの隆起が海岸で見られ、道路には大きな亀裂が各所で見られ、36路線の89ヶ所が通行止め。日本がかつて体験したことのない規模の大規模な被害が広がり、自衛隊や各県・市の災害支援、各地からの支援団体、国際NPO団体等の支援が続いています。
ヴァチカン公認の広報非営利組織「トタ・プルクラ」の任命を受けた「ピース&カルチャーラリー」は輪島に残る世界最高峰の漆文化を保護する芸術団体“彦十蒔絵”に所属する、能登唯一の鼓の木地職人の西端 良雄さんの工房を訪問しました。
彦十蒔絵HP↓
https://hikoju-makie.com/
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage3】
“彦十蒔絵”に所属する21人の職人の内、地域一帯が火災の被害にあった輪島朝市で一人が行方不明となり、7人が住む家を失い、電気もなく、仕事をする環境を失っています。
西端氏は、避難所での生活を行いながら、3日前に電気が復旧した工房にて製作を始めていました。
「今回の震災で、多くの職人仲間が仕事場を失い製作に取り組めず失意の中にあるが、自分から立ち上がり勇気を与えたい。漆の作品が仕上がる工程では、多くの職人の手が必要になるため、こういった活動から周りの職人たちも仕事を復活させるきっかけにしてほしい」(西端)。
増山麗奈は4000平米メートル一帯が火災で焼失した朝市で、瓦礫の中に残る炭で復興を願う絵を描きました。
1月18日、「ピース&カルチャーラリー」は、石川県羽咋郡志賀町中央部に位置する志賀原発敷地周辺を視察し、志賀原発を運営する北陸電力に取材を行いました。
志賀原発は13年前の福島原発事故以降、一号機二号機は停止中。1月1日の地震の際に、外部電源の供給の一部を失う中、使用済み核燃料の冷却を続けています。
冷却を続けるための電力を供給する5回線の内、最も大きな50万ボルト送電線と、27万5000ボルトの送電線が電力供給を停止している状況です。
残り27万五千ボルト・6万6000ボルトの回線で冷却を続けていますが、電気を一号機二号機に送る際の変圧器が故障し、その部分がブルーシートで覆われ、地震から三週間経った今も復旧はされていません。また、周辺地域同様羽咋郡志賀町では断水が続いており、使用済み核燃料冷却に使う冷却用の水源は、敷地内の貯水タンクから使用しています。それが枯渇した場合は敷地内にある大坪川ダム(有効貯水量36万m3)の大容量水源も利用するとしています。
万が一の事故が起きた場合、福島第一原発と同様大きな被害が懸念される原発ですが、現在復旧作業を民間事業者である北陸電力の職員のみで取り組んでおり、日本国の復興予算も使われておらず、国会議員や首相の視察もありません。
周辺では道路の亀裂があり、志賀原発のある海岸沿い6キロ地点では大きく陥没があり通行止めの道路がありました。
1月19日 日本にある12の現存天守の一つであり、北陸地方に残る唯一の天守、文化財保護法に基づき重要文化財に指定されている「丸岡城」を訪問。「丸岡城」は樽谷の先祖の本多家のルーツである。能登半島復興を祈願し、夜間、丸岡城をライトアップする“プロジェクションマッピング”とともに、樽谷ははとこの野中正一氏と演武を披露し、増山は輪島の炭で製作した復興祈願の絵に最後の筆を入れました。
「ピース&カルチャーラリー」の様子は、ドキュメンタリー映画を一般社団法人ユーラシア国際映画祭が製作。東京MXテレビ放送の「えにしの記憶」、渋谷クロスFM「大助と麗奈のムービースター」で紹介される。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage4】
【ピース&カルチャーラリーの工程】
1月12日(金) 1日目 神戸から東京に向けて出発。
1月13日(土) 2日目 48hourfilmprojectSandiegoに参加する映画「伝説のバイク」東京日の出町にて、日の出町議員鈴木正彦氏の協力の元撮影
1月14日(日) 3日目 48hourfilmprojectSandiegoに参加する映画「伝説のバイク」編集
1月15日(月) 4日目 内閣府認証特定非営利活動法人「日本空手松濤連盟」視察
1月16日(火) 5日目 松本城へ。支援物資調達後、雪山をドライブ。
1月17日(水) 6日目 能登の北に位置する輪島地震被災地へ。
1月18日(木) 7日目 志賀原発視察 金沢教会に戻り、残りの食料を渡した。毎日能登に水を届けに行くので、残りの食料を渡した。
1月19日(金) 8日目は樽谷の先祖、本多家のルーツである丸岡城へ。この城の城主は本多成重は“日本一短い手紙”の筆者として知られる。
1月20日(土) 9日目 平和と文化の道を求めて福井から神戸へ
1月21日(日) 10日目 関西最大の格闘技大会「アクセル」にて
能登半島で撮影した映像を上映・能登半島復興寄付活動
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage5】
配信元企業:一般社団法人ユーラシア国際映画祭
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「ピース&カルチャーラリー」とは、歴史や宗教を超え友好を深め、経済を含めてユーラシア大陸を一つに繋ごうという趣旨で2017年に創設者のジョン・ヘンリ・タマヌエ氏によってモナコ公国で始まったプロジェクト。人道支援を行いながら、核廃絶や世界平和を訴え、訪問する各地の歴史や文化を尊重・応援していくことを目的としています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage1】
本プロジェクトの日本代表である樽谷は、トルコの地震支援や、広島への核廃絶の旅などを取り組んできました。デヴィ夫人や橋下徹(当時大阪市長)吉村洋文(現大阪府知事・当時大阪副市長)も参加しました。
一般社団法人ユーラシア国際映画祭代表理事で映画監督の増山麗奈は、東京でピースカルチャーに合流。金沢、能登、福井、神戸へのラリーに同行しました。
ヴァチカン広報非営利組織「トタ・プルクラ」の日本代表として、北日本への人道的遠征隊結成の任命を受けた樽谷大助が代表として行われました。
ヴァチカン広報非営利組織「トタ・プルクラ」HP↓
https://totapulchra.org/
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage2】
阪神淡路大震災を神戸で被災した樽谷大助監督は、神戸震災から29年となる1月17日5時46分(阪神淡路大震災が起きた時刻)に石川県庁を出発。
能登半島では、1月1日に発生した能登半島地震により、232人が死亡、全壊・半壊・一部破損した家は34万棟。地震から三週間経つ現在も断水が5万世帯で続き、4700戸が停電が続き、1万1000人が避難所生活を送り、最大4メートルの隆起が海岸で見られ、道路には大きな亀裂が各所で見られ、36路線の89ヶ所が通行止め。日本がかつて体験したことのない規模の大規模な被害が広がり、自衛隊や各県・市の災害支援、各地からの支援団体、国際NPO団体等の支援が続いています。
ヴァチカン公認の広報非営利組織「トタ・プルクラ」の任命を受けた「ピース&カルチャーラリー」は輪島に残る世界最高峰の漆文化を保護する芸術団体“彦十蒔絵”に所属する、能登唯一の鼓の木地職人の西端 良雄さんの工房を訪問しました。
彦十蒔絵HP↓
https://hikoju-makie.com/
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage3】
“彦十蒔絵”に所属する21人の職人の内、地域一帯が火災の被害にあった輪島朝市で一人が行方不明となり、7人が住む家を失い、電気もなく、仕事をする環境を失っています。
西端氏は、避難所での生活を行いながら、3日前に電気が復旧した工房にて製作を始めていました。
「今回の震災で、多くの職人仲間が仕事場を失い製作に取り組めず失意の中にあるが、自分から立ち上がり勇気を与えたい。漆の作品が仕上がる工程では、多くの職人の手が必要になるため、こういった活動から周りの職人たちも仕事を復活させるきっかけにしてほしい」(西端)。
増山麗奈は4000平米メートル一帯が火災で焼失した朝市で、瓦礫の中に残る炭で復興を願う絵を描きました。
1月18日、「ピース&カルチャーラリー」は、石川県羽咋郡志賀町中央部に位置する志賀原発敷地周辺を視察し、志賀原発を運営する北陸電力に取材を行いました。
志賀原発は13年前の福島原発事故以降、一号機二号機は停止中。1月1日の地震の際に、外部電源の供給の一部を失う中、使用済み核燃料の冷却を続けています。
冷却を続けるための電力を供給する5回線の内、最も大きな50万ボルト送電線と、27万5000ボルトの送電線が電力供給を停止している状況です。
残り27万五千ボルト・6万6000ボルトの回線で冷却を続けていますが、電気を一号機二号機に送る際の変圧器が故障し、その部分がブルーシートで覆われ、地震から三週間経った今も復旧はされていません。また、周辺地域同様羽咋郡志賀町では断水が続いており、使用済み核燃料冷却に使う冷却用の水源は、敷地内の貯水タンクから使用しています。それが枯渇した場合は敷地内にある大坪川ダム(有効貯水量36万m3)の大容量水源も利用するとしています。
万が一の事故が起きた場合、福島第一原発と同様大きな被害が懸念される原発ですが、現在復旧作業を民間事業者である北陸電力の職員のみで取り組んでおり、日本国の復興予算も使われておらず、国会議員や首相の視察もありません。
周辺では道路の亀裂があり、志賀原発のある海岸沿い6キロ地点では大きく陥没があり通行止めの道路がありました。
1月19日 日本にある12の現存天守の一つであり、北陸地方に残る唯一の天守、文化財保護法に基づき重要文化財に指定されている「丸岡城」を訪問。「丸岡城」は樽谷の先祖の本多家のルーツである。能登半島復興を祈願し、夜間、丸岡城をライトアップする“プロジェクションマッピング”とともに、樽谷ははとこの野中正一氏と演武を披露し、増山は輪島の炭で製作した復興祈願の絵に最後の筆を入れました。
「ピース&カルチャーラリー」の様子は、ドキュメンタリー映画を一般社団法人ユーラシア国際映画祭が製作。東京MXテレビ放送の「えにしの記憶」、渋谷クロスFM「大助と麗奈のムービースター」で紹介される。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage4】
【ピース&カルチャーラリーの工程】
1月12日(金) 1日目 神戸から東京に向けて出発。
1月13日(土) 2日目 48hourfilmprojectSandiegoに参加する映画「伝説のバイク」東京日の出町にて、日の出町議員鈴木正彦氏の協力の元撮影
1月14日(日) 3日目 48hourfilmprojectSandiegoに参加する映画「伝説のバイク」編集
1月15日(月) 4日目 内閣府認証特定非営利活動法人「日本空手松濤連盟」視察
1月16日(火) 5日目 松本城へ。支援物資調達後、雪山をドライブ。
1月17日(水) 6日目 能登の北に位置する輪島地震被災地へ。
1月18日(木) 7日目 志賀原発視察 金沢教会に戻り、残りの食料を渡した。毎日能登に水を届けに行くので、残りの食料を渡した。
1月19日(金) 8日目は樽谷の先祖、本多家のルーツである丸岡城へ。この城の城主は本多成重は“日本一短い手紙”の筆者として知られる。
1月20日(土) 9日目 平和と文化の道を求めて福井から神戸へ
1月21日(日) 10日目 関西最大の格闘技大会「アクセル」にて
能登半島で撮影した映像を上映・能登半島復興寄付活動
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000293350&id=bodyimage5】
配信元企業:一般社団法人ユーラシア国際映画祭
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