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「高麗郡フェスティバル」を11月22〜24日に開催

高麗郡建郡1300年記念事業委員会は、11月22日(土)〜24日(月)の3日間、埼玉県日高市で「高麗郡フェスティバル」を開催します。「馬射戲 (MASAHI)」騎射競技大会から妖怪ウォッチジバニャンショー、グルメ、四半的弓道・乗馬体験、歴史セミナーまで、家族揃って楽しめるイベントです。

高麗郡建郡1300年記念事業委員会(会長 : 大野松茂)は、11月22日(土)〜24日(月)の3日間、埼玉県日高市で「高麗郡フェスティバル」を開催します。

霊亀2年(716年)に武蔵国に高麗郡が設置され、平成26年(2016年)に1300年を迎えます。当地の発展に寄与したすべての先人へ感謝を捧げ、高麗の歴史の再認識、当地の発展および周辺・関連地域との連携・交流などを図るため、本会では、高麗郡建郡1300年を記念したさまざまな事業に取り組んでいます。

このたび開催する「高麗郡フェスティバル」は、1300年記念事業の中でも最も規模が大きく、また、老若男女を問わず家族連れでも参加できるイベントです。これまで単独開催をしていた「第3回高麗王杯馬射戲 騎射競技大会〜MASAHI〜(日韓)」を中心に、妖怪ウォッチのキャラクター「ジバニャン」のバラエティーショー、よさこい、地元出身音楽アーティストなどのイベントステージから、四半的弓道や乗馬の体験コーナー、地元グルメ・コリアングルメや物産品の出店、キムチづくり講習会、歴史セミナーまで、地域の歴史や文化を学びながら日韓交流も楽しめる多彩なプログラムを用意しています。

「高麗郡フェスティバル」の主なイベントと概要は次のとおりです。
■ 第3回高麗王杯馬射戲競技大会 馬射戲〜MASAHI〜
11月22日(土) 公開練習日、23日(日) 10:30〜競技大会
馬射戲(マサヒ)は、高句麗古墳壁画に描かれた騎射の様子を元に再現された競技で、日高市で初めての演武が行なわれています。今回の競技大会は、日本騎射協会所属の日本選手と世界騎射連盟(30カ国加盟)所属の韓国選手が参加する予定です。
【日本】宮川 昇 (日本騎射協會・會長)/榎本 純(25歳・馬歴10年)【韓国】オ・ハンユ(Oh Han You)/キム・ウソン(Kim Woo Seong)/パク・ボンナム(Park Beom Nam)/オ・ギョンテ(Oh Kyung Tae)/ジャン・シヨン(Chang Shi Yeon)/ジャン・スア(Jang SuA)

■イベントステージ・体験コーナー
イベントステージでは、子供たちに人気沸騰中の妖怪ウォッチ「ジバニャン」を迎えてのバラエティーショーを23日(日)に開催するほか、韓国伝統芸能、よさこい13チーム大集結、高麗美舞体操、地元出身アーティスト稲垣伸一とAssy(芦沢みゆき)のライブステージなどが行われる予定です。また、四半的弓道や乗馬の体験コーナーを用意しています。さらには8市3町のゆるキャラも集合します。

■グルメ&地産品
高麗の台所(グルメコーナー)では、埼玉県南西部の8市3町から、高麗鍋、里芋コロッケなど地域のB級グルメをはじめとしたお店やコリアングルメが軒を連ねます(11月4日現在 40店舗)。また高麗市場では、お土産や持ち帰りの地元物産を販売します。

■文化・歴史を学ぶコーナー
日韓食文化研究会の主催で行われるキムジャン(韓国キムチづくり講習会)は、韓国から安明子先生を招き、キムチ作りを学びます。また、高句麗文化セミナーとして、大阪大学大学院文学研究科の川合 康教授が「鎌倉武士と馬」と題した講演を行います。また、高句麗衣装展示、世界の騎射競技紹介展示も予定しています。

■PRブース
8市3町の観光PRブース、韓国観光公社PRブース、協賛社のPRブース(予定)など

それぞれのイベントの詳細は、公式ホームページ ( http://komagun.jp/fest )に掲載しています。

【高麗郡フェスティバル 2014の開催概要】
■日時:2014年11月22(土)・23(日)・24日(月祝)
 9:00開場 10:00〜16:00 ( 雨天決行 )
■会場:小林牧場地/高麗神社境内〈埼玉県日高市新堀:小林牧場は高麗神社東側の高麗川東沿岸地〉JR川越線・八高線「高麗川」駅より徒歩15分/西武池袋線「飯能」駅南口よりシャトルバス運行
■主催:高麗郡建郡1300年記念事業委員会
■共催:世界騎射連盟/日本騎射協会/日韓騎射連盟
■特別協力:在日本大韓民国民団中央本部 
■協力:韓民族伝統馬上武術撃毬協会/小林牧場
■後援:NHKさいたま放送局/埼玉新聞社/テレ玉/飯能日高テレビ/文化新聞/駐日韓国大使館 韓国文化院/韓国観光公社/在日本大韓民国民団埼玉地方本部/世界武術連盟WoMAU-UNESCO/渡来文化を考える会/埼玉県西部地域振興センター/入間市/川越市/坂戸市/狭山市/鶴ヶ島市/所沢市/飯能市/日高市/越生町/川島町/川越商工会議所/所沢商工会議所/飯能商工会議所/狭山商工会議所/日高市商工会/入間市商工会/坂戸市商工会/鶴ヶ島市商工会/毛呂山町商工会/越生町商工会/川島町商工会
■特別協賛: 高麗神社
■協賛: 西武鉄道(株)/モランボン(株)/駿河台大学/コカ・コーライーストジャパン(株)

【高麗郡建郡1300年記念事業委員会の概要】
霊亀2年(716年)、武蔵国に高麗郡(こまぐん)が置かれました。『続日本紀(しょくにほんぎ)』によれば、高麗郡建郡当初、東国7ヶ国に住む高麗人1799人が武蔵国に移住したとあります。高麗郡は初め、現在の日高市と飯能市あたりに置かれましたが、高麗郡が廃止された1896年(明治29年)には、鶴ヶ島市を始め、川越市、狭山市、入間市の一部を含む広域にわたっていました。2016年(平成28年)、高麗郡建郡から1300年を迎えます。高麗郡の廃止から120年余り、本会は、これまで語られることの少なかった歴史を掘り起こし、それを軸とした地域間連携による「まちおこし」に取り組むとともに、国際交流を通じて世界に平和と友好のメッセージを届けていくべく、さまざまな活動を行っています。

【参考資料】 馬射戲 ( マサヒ ) とは

408年の徳興里壁画古墳の壁画に「馬射戲図」が描かれています。現存する中では騎射競技を描いた最古のものといわれ、当時すでに武芸鍛錬のひとつとして行われていたことが分かります。

日本の武士のたしなみだった流鏑馬(やぶさめ)。江戸時代の文献に「古く朝鮮半島からもたらされた馬と馬術がそのルーツである」といったことも記されています。馬術と弓術に長けていたといわれている、いにしえの高句麗人。当時、その訓練を兼ねて行なわれていた騎射競技が「馬射戲〜MASAHI〜」(まさひ)として現代によみがえりました。

的は、60cm角・40cm角・20cm角の大中小の3種類が用意されます。1種類の的は、30メートル間隔で5つ設置され、連射しなければなりません。つまり1種類の的ごとに、馬上から弓矢を5回射り、的に当てなければなりません。同じ大きさの的を2回繰り返し、3種類の的で計6回行い、的に当たった合計点を競います。的から、馬の走路までの距離は5メートル離れており、なかなか当てることは難しい騎射競技です。

2012年8月、韓国で開催された第8回世界騎射選手権競技会のセミナーで、世界騎射連盟、日本騎射協会、世界武術連盟WoMAU-UNESCOが検討を重ねた馬射戲の暫定ルールが発表されました。その初めての演武が、2012年11月23日に「第1回高麗王杯馬射戲〜MASAHI〜」として日高市で行われました。2015年にはアジア大会、そして高麗郡建郡1300年となる2016年には、国際大会の開催を目指しています。2017年に韓国で開催される「世界武術オリンピック」で正式種目となる予定です。

【本件に関するお問い合わせ先】
高麗郡建郡1300年記念事業委員会 事務局
TEL:042-978-7432
Email:info@komagun.jp
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