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ラティス・テクノロジー、新たな3Dビューワを開発 ? 使い勝手を改善したXVL Player Ver. 9.0を無償配布開始

ラティス・テクノロジー株式会社は、超軽量3DデータXVLを閲覧するビューワソフトウェアの「XVL Player」を全面的にリニューアルし、7月6日より、XVL Player Ver. 9.0として、ラティスのWebサイトから無償配布を開始しました。
2007年7月6日、東京 (日本) ? ラティス・テクノロジー株式会社 (代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、超軽量3DデータXVLを閲覧するビューワソフトウェアの「XVL Player」を全面的にリニューアルし、7月6日より、XVL Player Ver. 9.0として、ラティスのWebサイトから無償配布を開始しました。

XVL Playerは、回転、パン、ズームなどの簡単な機能を搭載しており、誰もが手軽に3Dデータを閲覧する目的で開発・配布されていたソフトウェアです。無償の手軽な3Dビューワとして、これまで、製造業、建設業などの各分野で活用されており、2000年のリリースから、累計で約50万件がダウンロードされています。

今回、新たに開発したXVL Player Ver. 9.0では、これまでのユーザからの要望にこたえ、大幅な機能拡張と、使い勝手を改善しました。3D部品の構成ツリーを参照し、部品や要素の選択が行えるようになったため、3Dデータをより正確に把握することができるようになりました。また、ラティスの主力製品である「XVL Studio」と共通の使い勝手を実現したため、XVL Studioのユーザも操作感の違いを感じることなく、XVL Playerの機能を十分に活用しやすくなりました。

さらに、ユーザが所持しているXVL製品のライセンスにより、XVL Playerで使える機能が拡大します。たとえば、XVL Player Proのライセンスを持つユーザは、XVL Playerの機能に加え、断面、計測などのメニューを利用できます。また、XVL Studioシリーズのライセンスを持つユーザは、XVL Studioを別途立ち上げることなく、XVL Playerの中で、XVL Studioに搭載されている断面、計測、注記や寸法の編集、そしてXVLファイルの出力などの主要機能を使うことが可能です。

ラティスは、XVL活用の拡大を目的に、XVL Playerの配布数をさらに伸ばし、XVLファイルの普及を加速させる考えです。そして、ビューワ市場におけるXVL Studioのシェアの拡大とXVL関連製品の拡販により、2007年度、15億6000万円(ラティス・テクノロジーグループの連結)の売り上げ達成を目標としています。


■用語解説■
・XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。(http://www.lattice.co.jp/)。

現在、XVLをベースとした技術文書を作成する製品群や、干渉チェック機能を搭載したビューワ製品などが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の会社で採用されています。3Dデータの精度とアセンブリ構造データを保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デジタルモックアップ、シミュレーション、パーツカタログなどの用途に活用されています。製造業大手では、3D CADの普及により蓄積した3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。

・XVL Studio
XVLファイルのオーサリングから、形状確認、アニメーション作成、さらには協調設計におけるデザインレビューと幅広い場面でソリューションを提供する XVL 編集ツールです。


■会社概要■
ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上でのグラフィックスソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。「XVL」技術の研究開発と標準化、CADやCGデータをXVLに変換し、これを編集してネット配信可能にするXVL製品群を開発提供しています。「XVL」を最適処理するネット指向3Dコンポーネントソフト、XVLカーネルをベースにネットワーク上でのグラフィックスソリューションを幅広く提供しています。

ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
   TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ : http://www.lattice.co.jp
E-mail : casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長 : 鳥谷 浩志
資本金 : 6億8875万円
設立 : 1997年10月


■当リリース記事に関するお問い合わせ先■

ラティス・テクノロジー株式会社
営業統括本部 マーケティング室 松浦 真弓
 E-mail:matsuura@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121

XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。


《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/
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