京都府北部の舞鶴市は、“軍港都市の歴史や日本近代化の躍動を体感できるまち”というストーリーを、横須賀市、呉市、佐世保市と共同で「日本遺産」に申請しました。
京都府北部の日本海に面する“海軍ゆかりのまち”舞鶴市は、明治34年に旧海軍舞鶴鎮守府が開庁され、軍港都市として発展してきました。このほど「軍港都市 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 −日本近代化の躍動を体感できるまち−」と題したストーリーを、日本で唯一、軍港と鎮守府が置かれた歴史をもつ横須賀市(神奈川県)、呉市(広島県)、佐世保市(長崎県)と共同で、文化庁が認定する「日本遺産」に申請しました。
平成28年2月22日
舞鶴市観光まちづくり室観光商業課
###############################
《日本海に面した海軍ゆかりのまち・舞鶴》
舞鶴に残る旧海軍の赤れんが倉庫群、水道施設など
平成28年度「日本遺産」に申請!
日本で唯一、軍港と鎮守府が置かれた横須賀・呉・佐世保と共同で
###############################
京都府北部の日本海に面する舞鶴市(市長:多々見良三)は、
神奈川県横須賀市、広島県呉市、長崎県佐世保市と共同で、
「軍港都市 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 −日本近代化の躍動を
体感できるまち−」と題したストーリーを、文化庁が認定する
「日本遺産」に申請しました。
舞鶴市は、明治34(1901)年に旧海軍舞鶴鎮守府が開庁され、
日本海側で唯一の軍港都市として発展してきました。現在でも、
市内には明治から大正時代にかけて建設された赤れんが建造物が
数多く残っています。
今回、軍港都市の歴史や文化を伝える文化財として、旧海軍が
明治時代に建設した赤れんが造りの倉庫や弾薬庫、水道施設の
ほか、東郷平八郎が旧海軍舞鶴鎮守府の初代司令長官として使用
した官舎、旧海軍の調理法を紹介する教科書などを申請しました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfenp3SHphV0N1YS5qcGc.jpg ]
「日本遺産」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の
文化・伝統を語るストーリーを認知する文化庁の所管事業で、
魅力ある有形・無形の文化財群を総合的に活用する取り組みへの
支援制度。平成27年度の第1回では全国で18件が認定され、
今回が2回目の募集で、結果は本年4月に発表される予定です。
【「日本遺産」申請した舞鶴市関連の概要】
申請者
京都府舞鶴市、神奈川県横須賀市、広島県呉市(代表市)、
長崎県佐世保市
申請日
平成28年2月4日(木)
認定を目指すタイトル
「軍港都市 横須賀・呉・佐世保・舞鶴
−日本近代化の躍動を体感できるまち−」
申請したストーリーに関する舞鶴市の主な構成文化財
■舞鶴赤れんがパーク(舞鶴旧鎮守府倉庫施設)
※国の重要文化財
全部で12棟からなる東舞鶴・北吸地区の「赤れんが倉庫群」
は、旧海軍舞鶴鎮守府の軍需品や弾薬庫等の保管倉庫として、
明治から大正時代にかけて建てられました。
そのうち8棟が平成20(2008)年に国の重要文化財に指定
され、平成24(2012)年に「舞鶴赤れんがパーク」として
オープンしました。
現在、舞鶴の歴史・文化・観光情報が集まるゲートウエイ
として、また市民の交流拠点としての役割を担っています。
情緒あふれる赤れんがの風景は、映画やドラマのロケ地として
頻繁に活用されています。
■旧北吸浄水場配水池(舞鶴旧鎮守府水道施設)
※国の重要文化財
旧海軍舞鶴鎮守府の開庁に向けて、軍港内の諸施設と艦艇用に
大量の飲料水を確保する目的から、北吸地区を見下ろす高台に
明治34(1901)年に完成させた施設です。
れんが造りの上屋をもち、内部には高さ5.6mのれんが造りの
導水壁が交互に5列並んでいます。
平成15(2003)年、国の重要文化財に指定されました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfWHNCUGxkcHJ3Uy5qcGc.jpg ]
■海上自衛隊舞鶴地方総監部会議所(旧舞鶴鎮守府司令長官官舎)
東郷平八郎が旧海軍舞鶴鎮守府の初代司令長官として2年間を
過ごした官舎。
舞鶴市では親しみを込めて「東郷邸」と呼んでいます。
平成27(2015)年4月から、海上自衛隊舞鶴地方総監部の
協力を得て、毎月第1日曜に一般公開しています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfWlpnbGNRUE1qZC5qcGc.jpg ]
■海軍割烹術参考書
旧海軍が調理の担当隊員を育成するために、明治41(1908)
年に編さんされました。寿司や漬け物などの日本食から、
当時あまり馴染みがなかった洋食や洋菓子まで、約200種類の
調理法が紹介されています。
原本が舞鶴海上自衛隊第4術科学校だけに保存されており、
長年にわたり受け継がれてきました。
当時の言葉をわかりやすく現代語訳した「復刻版」が
市民の手により発行され、1冊500円で市販されています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfRW1ZUnlXRERPbC5qcGc.jpg ]
※旧軍港四市の「日本遺産」申請に関する情報は、舞鶴市の公式ホームページを参照してください。
http://www.city.maizuru.kyoto.jp/modules/sangyoshinp/index.php?content_id=769
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:舞鶴市
担当者名:観光商業課「日本遺産」担当者
TEL:0773-66-1024(直通)
平成28年2月22日
舞鶴市観光まちづくり室観光商業課
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《日本海に面した海軍ゆかりのまち・舞鶴》
舞鶴に残る旧海軍の赤れんが倉庫群、水道施設など
平成28年度「日本遺産」に申請!
日本で唯一、軍港と鎮守府が置かれた横須賀・呉・佐世保と共同で
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京都府北部の日本海に面する舞鶴市(市長:多々見良三)は、
神奈川県横須賀市、広島県呉市、長崎県佐世保市と共同で、
「軍港都市 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 −日本近代化の躍動を
体感できるまち−」と題したストーリーを、文化庁が認定する
「日本遺産」に申請しました。
舞鶴市は、明治34(1901)年に旧海軍舞鶴鎮守府が開庁され、
日本海側で唯一の軍港都市として発展してきました。現在でも、
市内には明治から大正時代にかけて建設された赤れんが建造物が
数多く残っています。
今回、軍港都市の歴史や文化を伝える文化財として、旧海軍が
明治時代に建設した赤れんが造りの倉庫や弾薬庫、水道施設の
ほか、東郷平八郎が旧海軍舞鶴鎮守府の初代司令長官として使用
した官舎、旧海軍の調理法を紹介する教科書などを申請しました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfenp3SHphV0N1YS5qcGc.jpg ]
「日本遺産」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の
文化・伝統を語るストーリーを認知する文化庁の所管事業で、
魅力ある有形・無形の文化財群を総合的に活用する取り組みへの
支援制度。平成27年度の第1回では全国で18件が認定され、
今回が2回目の募集で、結果は本年4月に発表される予定です。
【「日本遺産」申請した舞鶴市関連の概要】
申請者
京都府舞鶴市、神奈川県横須賀市、広島県呉市(代表市)、
長崎県佐世保市
申請日
平成28年2月4日(木)
認定を目指すタイトル
「軍港都市 横須賀・呉・佐世保・舞鶴
−日本近代化の躍動を体感できるまち−」
申請したストーリーに関する舞鶴市の主な構成文化財
■舞鶴赤れんがパーク(舞鶴旧鎮守府倉庫施設)
※国の重要文化財
全部で12棟からなる東舞鶴・北吸地区の「赤れんが倉庫群」
は、旧海軍舞鶴鎮守府の軍需品や弾薬庫等の保管倉庫として、
明治から大正時代にかけて建てられました。
そのうち8棟が平成20(2008)年に国の重要文化財に指定
され、平成24(2012)年に「舞鶴赤れんがパーク」として
オープンしました。
現在、舞鶴の歴史・文化・観光情報が集まるゲートウエイ
として、また市民の交流拠点としての役割を担っています。
情緒あふれる赤れんがの風景は、映画やドラマのロケ地として
頻繁に活用されています。
■旧北吸浄水場配水池(舞鶴旧鎮守府水道施設)
※国の重要文化財
旧海軍舞鶴鎮守府の開庁に向けて、軍港内の諸施設と艦艇用に
大量の飲料水を確保する目的から、北吸地区を見下ろす高台に
明治34(1901)年に完成させた施設です。
れんが造りの上屋をもち、内部には高さ5.6mのれんが造りの
導水壁が交互に5列並んでいます。
平成15(2003)年、国の重要文化財に指定されました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfWHNCUGxkcHJ3Uy5qcGc.jpg ]
■海上自衛隊舞鶴地方総監部会議所(旧舞鶴鎮守府司令長官官舎)
東郷平八郎が旧海軍舞鶴鎮守府の初代司令長官として2年間を
過ごした官舎。
舞鶴市では親しみを込めて「東郷邸」と呼んでいます。
平成27(2015)年4月から、海上自衛隊舞鶴地方総監部の
協力を得て、毎月第1日曜に一般公開しています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfWlpnbGNRUE1qZC5qcGc.jpg ]
■海軍割烹術参考書
旧海軍が調理の担当隊員を育成するために、明治41(1908)
年に編さんされました。寿司や漬け物などの日本食から、
当時あまり馴染みがなかった洋食や洋菓子まで、約200種類の
調理法が紹介されています。
原本が舞鶴海上自衛隊第4術科学校だけに保存されており、
長年にわたり受け継がれてきました。
当時の言葉をわかりやすく現代語訳した「復刻版」が
市民の手により発行され、1冊500円で市販されています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNjMyNCMxNTc1MDAjMzYzMjRfRW1ZUnlXRERPbC5qcGc.jpg ]
※旧軍港四市の「日本遺産」申請に関する情報は、舞鶴市の公式ホームページを参照してください。
http://www.city.maizuru.kyoto.jp/modules/sangyoshinp/index.php?content_id=769
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:舞鶴市
担当者名:観光商業課「日本遺産」担当者
TEL:0773-66-1024(直通)