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アイテック阪神が Web ベースのビル設備管理システム「OCTBAS-i」に、米 SL 社のリアルタイム Java GUI を採用、システム専用のビルダーも提供

株式会社 SL ジャパンは、システム・インテグレーションで業界をリードするアイテック阪神株式会社が、その新しい Web ベースのビル設備管理システムに、米 SL 社の SL-GMS J/Developer ならびに SL-GMS Custom Editor 製品を組み込み採用したことを、本日発表した。
報道機関様各位

プレス・リリース

■■ アイテック阪神が Web ベースのビル設備管理システム「OCTBAS-i」に、
■■ 米 SL 社のリアルタイム Java GUI を採用 ■■

 米 SL 社のカスタム・エディタ技術を駆使し、システム専用のビルダーも提供

■■ 2007 年 8 月 28 日 東京発 ■■

リアルタイム監視制御システムのダイナミック GUI とエディタ技術で業界を
リードする株式会社 SL ジャパン(米国本社: SL Corporation,SL ジャパン
所在地: 東京都港区、代表取締役社長 羽島良重)は、システム・インテグ
レーションで業界をリードするアイテック阪神株式会社が、その新しい Web
ベースのビル設備管理システムに、SL-GMS J/Developer ならびに
SL-GMS Custom Editor 製品を組み込み採用したことを、本日発表しました。

これまで、アイテック阪神ではオープン系の最新技術を取り込み、エレベータ、
エスカレータや防犯設備などのさまざまなビルや駅設備の監視制御を行なう
ビル管理システムの設計開発の数々を手掛けて来ました。そのノウハウと
テクノロジーを結集した、同社の総合ビル管理システム「OCTBAS-i (Open
Control Technology / Building Automation System)」は、電力・空調などの
設備を Web 画面を利用して監視制御したり、遠隔からのリモート監視や、
機器異常発生時にメール送信により外部へ連絡するなど、従来の管理者
のみのビル管理システムから、オープンな設備機器監視システムへと変革
しています。

この OCTBAS-i の中枢となる「BA (Building Automation) システム」は、
米ビル・システム業界の標準技術となった LonWorks (米エシェロン社開発)
知的分散制御ネットワーク技術やアイテック阪神社製の自立分散型コント
ローラによる中央監視システムをコアに、設備の運転・故障・警報監視や
運転制御、実績データの収集を行ない、エネルギー管理や LCD 照明・
空調の制御、課金管理など他の OCTBAS-i 構成システムと連携します。
そして、今回一新されたその Web ベースのグラフィック監視画面に、SL 社
の比類なくコンパクトで高速な SL-GMS J/Developer が採用されています。
SL-GMS J/Developer は、コンテンツリッチでシンクライアントな Java の
リアルタイム・ダイナミック GUI を容易に構築するための開発ツールで、
世界の監視制御システムの数々で使用されています。

設備管理システムの Web 監視画面は、スケジュール設定、トレンド測定
履歴、受変電系統制御、警報監視、遠隔操作など、多数画面で構成されて
おり、中央監視システムで収集されたデータ駆動で、SL-GMS J/Developer
によって高速に表示されます。SL-GMS J/Developer では、さまざまな動的
属性を持ったグラフィック・オブジェクトを SL-GMSDraw エディタで対話的に
作成し、その動的振る舞いをすぐにプレビューして確認できるため、多種
多様の監視制御画面を迅速に開発することができます。さらに、現場で
プログラミングすることなく、これらの監視画面を容易に変更し、保守費用を
最小限にできる、システム専用のオーサリング環境が、SL-GMS Custom
Editor で構築されています。SL-GMS Custom Editor は、オブジェクト・
パレットやデータとの接続など、アプリケーション固有のビルダーとして
作り込むことが可能で、その開発工数を、数人年から数人月に削減します。

「高性能な Web 監視画面を迅速に開発できるばかりではなく、OCTBAS-i
システム固有のカスタム・エディタを容易に開発できたことより、プログラ
ミング知識がない現場でも、容易にグラフィック監視画面を変更できる。
これにより、現場の画面保守にかかる費用を削減し、そのときおりの顧客
要求にタイムリーに対応できることが、今回の SL-GMS を選択する上での
重要な点となった」と、アイテック阪神のエンジニアリングソリューション部の
青山浩昭課長は述べました。

「SL 社の比類なくコンパクトで高速なリアルタイム GUI 技術とそのエディタ
技術は、国内でも1991年来、数々の監視制御システムや製品に組み込ま
れてきた。アイテック阪神のビル設備管理システムはオープンな最新技術
を駆使し、機能性・拡張性・運用性の向上とライフルサイクル・コストの低減
を実現し、都市ビルの新しい価値を創造している。また新しい業界主要製品
の市場投入の早期実現に貢献できた」と、SL ジャパンの代表取締役社長で
ある羽島良重は述べました。


■■ アイテック阪神について www.itec.hanshin.co.jp

アイテック阪神株式会社は、顧客満足の実現を目指し、ビル関連事業の他、
インターネット事業、アウトソーシング事業、医療システム事業、ソリュー
ション・システム開発事業、技術サービス事業、機器販売事業による有機的
かつ効果的なシステム・インテグレーションで業界をリードし、IT 社会の急速
な進展をトップ技術で支えています。インターネット事業では、CATV インター
ネット接続サービスや阪神タイガース公認の全国向け ADSL インターネット
接続サービス「Tigers-net.com」を提供しています。またビル関連事業では、
ビルや駅施設などのエレベータ、エスカレータの設計支援と販売で、バリア
フリー社会実現への一翼を担い、活躍しています。


■■ SL 社 (Sherrill-Lubinski Corporation) について www.sl-j.co.jp

1983 年以来、20 年以上にわたって、リアルタイム・データの監視とダイナ
ミックでグラフィックな可視化で業界をリードしてきた、専門メーカーです。
顧客企業は SL 社の技術を活用し、強力なリアルタイム・ビジネス・インテリ
ジェンス (BI)、インフラストラクチャ/アプリケーション監視の機能、ネットワーク
管理やプロセス制御などの業界特有の監視制御アプリケーションを、エンド
ユーザに提供しています。製造業、エネルギー/公益、金融サービス、通信、
宇宙/防衛、輸送などの各産業における世界のミッション・クリティカルな
アプリケーションで、81,000 以上(2006 年末現在)がライセンスされています。
株式会社 SL ジャパンは、1998 年に設立された SL 社の日本法人です。


■■ お問い合わせ先

株式会社 SL ジャパン 広報担当 publicity@sl-j.co.jp
電話 03-3423-6051
〒107-0062 東京都港区南青山 3-1-30 エイベックス ビル3階


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