グリーンシートの名学館、私塾から子会社株式の譲渡で合意
グリーンシート銘柄でいずれも当社が代表取扱証券会社を務める名学館と私塾は、昨日、来月9日付で名学館が私塾の子会社である稲門進学ゼミの株式100%を取得することに合意しました。
報道機関各位
グリーンシート銘柄でいずれも当社が代表取扱証券会社を務める名学館と私塾は、昨日、来月9日付で名学館が私塾の子会社である稲門進学ゼミの株式100%を取得することに合意しました。
私塾は関西地区で難関大学を目指す高校生を主な対象とした受験専門の学習塾を展開していますが、完全子会社の稲門進学ゼミは神奈川県を地盤とする小中学生を対象とする学習塾であることからシナジーが少なく連結業績低迷の原因となっておりました。そこで経営資源を大学受験塾事業に集中して経営効率を高めるべく、稲門進学ゼミの全株式を譲渡することにしたものです。
一方、名学館は主に小中学生を対象とした学習塾を全国展開しており、関東エリアにおける事業拡大の一環で、稲門進学ゼミの子会社化は事業シナジーが大きいと判断しました。稲門進学ゼミは現在、神奈川県を中心に11教室を展開。名学館では直営方式とFC方式により個別指導型の学習塾を展開していますが、集合指導から個別指導へのシフトを図りつつある稲門進学ゼミを事業に取り込むことは、今後の新たな成長へのステップであると考えています。
なお、今回の株式譲渡に当たり、私塾では稲門進学ゼミの不採算の教室を閉鎖して収益力を高めるとともに、稲門進学ゼミに対して有する債権の全額を現物出資して実質的に債権を放棄することを通じて、企業価値の向上を図ることとしました。
今回のケースのように、成長志向企業が多いグリーンシート企業には、成長戦略の一環としてM&A戦略に対するニーズが高まっています。当社ではこのようなニーズに対応するために平成19年4月より新たにM&A戦略を支援する部署として企業金融部を設置いたしました。本件は、当社企業金融部の活動によりグリーンシート企業間でM&Aが成立した初めてのケースです。今後はグリーンシート企業及び当社主幹事の上場企業等を対象とした「若葉会」の活動活発化等を通じて、企業間のM&Aまたはアライアンス支援をさらに積極化していく計画です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ディー・ブレイン証券株式会社
取締役総務本部長 志村 実
電 話 03?5645?8805
FAX 03?5645?8811
《関連URL》
http://www.d-brain.co.jp/
http://www.d-brain.co.jp/ir/pdf/td20071204.pdf
グリーンシート銘柄でいずれも当社が代表取扱証券会社を務める名学館と私塾は、昨日、来月9日付で名学館が私塾の子会社である稲門進学ゼミの株式100%を取得することに合意しました。
私塾は関西地区で難関大学を目指す高校生を主な対象とした受験専門の学習塾を展開していますが、完全子会社の稲門進学ゼミは神奈川県を地盤とする小中学生を対象とする学習塾であることからシナジーが少なく連結業績低迷の原因となっておりました。そこで経営資源を大学受験塾事業に集中して経営効率を高めるべく、稲門進学ゼミの全株式を譲渡することにしたものです。
一方、名学館は主に小中学生を対象とした学習塾を全国展開しており、関東エリアにおける事業拡大の一環で、稲門進学ゼミの子会社化は事業シナジーが大きいと判断しました。稲門進学ゼミは現在、神奈川県を中心に11教室を展開。名学館では直営方式とFC方式により個別指導型の学習塾を展開していますが、集合指導から個別指導へのシフトを図りつつある稲門進学ゼミを事業に取り込むことは、今後の新たな成長へのステップであると考えています。
なお、今回の株式譲渡に当たり、私塾では稲門進学ゼミの不採算の教室を閉鎖して収益力を高めるとともに、稲門進学ゼミに対して有する債権の全額を現物出資して実質的に債権を放棄することを通じて、企業価値の向上を図ることとしました。
今回のケースのように、成長志向企業が多いグリーンシート企業には、成長戦略の一環としてM&A戦略に対するニーズが高まっています。当社ではこのようなニーズに対応するために平成19年4月より新たにM&A戦略を支援する部署として企業金融部を設置いたしました。本件は、当社企業金融部の活動によりグリーンシート企業間でM&Aが成立した初めてのケースです。今後はグリーンシート企業及び当社主幹事の上場企業等を対象とした「若葉会」の活動活発化等を通じて、企業間のM&Aまたはアライアンス支援をさらに積極化していく計画です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ディー・ブレイン証券株式会社
取締役総務本部長 志村 実
電 話 03?5645?8805
FAX 03?5645?8811
《関連URL》
http://www.d-brain.co.jp/
http://www.d-brain.co.jp/ir/pdf/td20071204.pdf