ケータイリサイクル実態調査〜リサイクルをしないのは「思い出を残したい」「個人情報流出が不安」〜
ネットエイジア)では、「ケータイリサイクル」に関しての実態調査を実施しました。その結果、これまでケータイをリサイクルした経験があるのは全体の41.8%、58.2%のユーザーは「リサイクル経験なし」と回答し、ケータイリサイクルがまだまだ浸透していない状況が明らかになるなど興味深い結果が出ています。
モバイルリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)を展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)(本社/東京都港区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)では、「ケータイリサイクル」に関しての実態調査をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施しました。今回の調査は、20歳〜49歳の携帯電話ユーザーに対して実施、435名の回答を集計いたしました。その結果、これまでケータイをリサイクルした経験があるのは全体の41.8%、58.2%のユーザーは「リサイクル経験なし」と回答し、ケータイリサイクルがまだまだ浸透していない状況が明らかになるなど興味深い結果が出ています。今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をモバイルリサーチによりタイムリーに提供してまいります。また、今回調査結果については、モバイルマーケティング情報ポータルサイト「モバイルマーケティング.jp β版 」(http://www.mobile-marketing.jp/)にてご覧いただけます。
<<ネットエイジアリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)調査結果>>
◆ 直近のケータイ買い替え時、古い端末は「自宅に保管」60%強、リサイクルは11%
直近のケータイ(携帯電話・PHS)の買い替え時に、買い替える前の古い端末をどのようにしたか、を聞いたところ(回答母数432名)、最も多かったのが「自宅に置いている」との回答で全体の62.3%だった。次いで「自宅等で電話以外の用途に使っている」が21.8%となっている。「買い替え時等で、ケータイショップを通じリサイクルとして回収に提供した」は11.1%だった。特に2008年に買い換えたユーザーではリサイクル率が5.6%となっており2007年買い替えした人が12.0%だったのに比べ比率が落ち込んでいる現状が表れている(2006年以前16.5%)。
◆ ケータイのリサイクル経験、20代で低め
ケータイをリサイクルした経験があるのは全体の41.8%。年代別に見ると20代では39.2%、30代43.8%、40代で41.7%と20代でリサイクル経験が少なめとなっている。男女での差はほとんどなかった。
ケータイをリサイクルしたことがない回答者(母数253名)に対し、リサイクルしない理由を複数回答で聞いたところ、「端末に残している写真など思い出として取っておきたいから」との回答が最も多く54.5%、次いで「個人情報の流出が怖いから」が41.5%と多くなっている。この他「通話以外の機能で使いたいから」27.7%、「子どもにおもちゃとして使わせるため 」19.4%、「端末が故障した場合の予備に取っておきたいから」が18.6%で続いている。
◆ 古いケータイ端末の用途は、「アラーム」「カメラ」「アルバム」
通話ができないケータイ端末を自宅に置いている回答者(母数402名)に、端末をどのような用途で利用しているかを複数回答形式で聞いた。その結果、「アラーム(目覚まし)機能」が36.3%でトップ、以下、「カメラ機能」25.6%、「アルバム機能」22.6%、「ゲーム機能」18.4%、「アドレス帳」16.7%、「時計機能」14.9%、「メールの確認」12.9%、「動画機能」12.7%という回答だった。
◆ レアメタルの自宅埋蔵率、92.4%
ケータイ端末は資源として量が少ない、もしくは量が多くても産出が難しい金属(銅、金、銀等)・・・「レアメタル」が含まれており、よってリサイクルの価値もある。このことを「知っていた」回答者は全体の76.3%だった。現在、通話ができないケータイを、自宅に何台置いているのか、を尋ねたところ、「1台」が19.5%、「2台」29.2%、「3台」22.3%、「4台以上」で括ると21.4%となり「1台も置いていない」との回答は7.6%だった。実にケータイユーザーの92.4%がリサイクル可能な、身近なレアメタルと呼べるケータイを自宅に置いている、との現実が明らかとなった。
◆ ケータイリサイクルについて感じること
ケータイリサイクルについての感想を自由回答形式で聞いたところ、「リサイクルの必要性」を肯定する意見が多数だったものの、「個人情報流出への懸念」やリサイクルの内容公表を望む声も複数あった。また、「リサイクルした場合に特典があるような補助制度の確立」や「保証金制度の制定」を指摘する意見も出ている。
□調査概要(クローズド調査)
○調査対象・・・20歳〜49歳のケータイユーザー
○調査地域・・・全国
○調査期間・・・7月24日〜7月28日
○回答サンプル数・・・435名(回答者キャリア内訳;NTTドコモ52.2%、au37.9%、ソフトバンク9.9%)
性別;男性49.7%、女性50.3%
<本件についてのお問い合わせ>
マーケティング事業本部 担当:境野(サカイノ)
http://www.mobile-research.jp/
Tel: 03-3589-3255 Fax: 03-3589-3256 mobile-press@netasia.co.jp
<<ネットエイジアリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)調査結果>>
◆ 直近のケータイ買い替え時、古い端末は「自宅に保管」60%強、リサイクルは11%
直近のケータイ(携帯電話・PHS)の買い替え時に、買い替える前の古い端末をどのようにしたか、を聞いたところ(回答母数432名)、最も多かったのが「自宅に置いている」との回答で全体の62.3%だった。次いで「自宅等で電話以外の用途に使っている」が21.8%となっている。「買い替え時等で、ケータイショップを通じリサイクルとして回収に提供した」は11.1%だった。特に2008年に買い換えたユーザーではリサイクル率が5.6%となっており2007年買い替えした人が12.0%だったのに比べ比率が落ち込んでいる現状が表れている(2006年以前16.5%)。
◆ ケータイのリサイクル経験、20代で低め
ケータイをリサイクルした経験があるのは全体の41.8%。年代別に見ると20代では39.2%、30代43.8%、40代で41.7%と20代でリサイクル経験が少なめとなっている。男女での差はほとんどなかった。
ケータイをリサイクルしたことがない回答者(母数253名)に対し、リサイクルしない理由を複数回答で聞いたところ、「端末に残している写真など思い出として取っておきたいから」との回答が最も多く54.5%、次いで「個人情報の流出が怖いから」が41.5%と多くなっている。この他「通話以外の機能で使いたいから」27.7%、「子どもにおもちゃとして使わせるため 」19.4%、「端末が故障した場合の予備に取っておきたいから」が18.6%で続いている。
◆ 古いケータイ端末の用途は、「アラーム」「カメラ」「アルバム」
通話ができないケータイ端末を自宅に置いている回答者(母数402名)に、端末をどのような用途で利用しているかを複数回答形式で聞いた。その結果、「アラーム(目覚まし)機能」が36.3%でトップ、以下、「カメラ機能」25.6%、「アルバム機能」22.6%、「ゲーム機能」18.4%、「アドレス帳」16.7%、「時計機能」14.9%、「メールの確認」12.9%、「動画機能」12.7%という回答だった。
◆ レアメタルの自宅埋蔵率、92.4%
ケータイ端末は資源として量が少ない、もしくは量が多くても産出が難しい金属(銅、金、銀等)・・・「レアメタル」が含まれており、よってリサイクルの価値もある。このことを「知っていた」回答者は全体の76.3%だった。現在、通話ができないケータイを、自宅に何台置いているのか、を尋ねたところ、「1台」が19.5%、「2台」29.2%、「3台」22.3%、「4台以上」で括ると21.4%となり「1台も置いていない」との回答は7.6%だった。実にケータイユーザーの92.4%がリサイクル可能な、身近なレアメタルと呼べるケータイを自宅に置いている、との現実が明らかとなった。
◆ ケータイリサイクルについて感じること
ケータイリサイクルについての感想を自由回答形式で聞いたところ、「リサイクルの必要性」を肯定する意見が多数だったものの、「個人情報流出への懸念」やリサイクルの内容公表を望む声も複数あった。また、「リサイクルした場合に特典があるような補助制度の確立」や「保証金制度の制定」を指摘する意見も出ている。
□調査概要(クローズド調査)
○調査対象・・・20歳〜49歳のケータイユーザー
○調査地域・・・全国
○調査期間・・・7月24日〜7月28日
○回答サンプル数・・・435名(回答者キャリア内訳;NTTドコモ52.2%、au37.9%、ソフトバンク9.9%)
性別;男性49.7%、女性50.3%
<本件についてのお問い合わせ>
マーケティング事業本部 担当:境野(サカイノ)
http://www.mobile-research.jp/
Tel: 03-3589-3255 Fax: 03-3589-3256 mobile-press@netasia.co.jp