CSR、ステレオDSPを搭載した世界初のROMベースBluetoothを発表
CSR、ステレオDSPを搭載した世界初のROMベースBluetoothを発表
高品質のワイヤレス ステレオ オーディオの開発を業界最低価格で実現
CSR plcは、本日、デジタル シグナル プロセッサ(DSP)を内蔵したステレオ ヘッドセット向け、世界初のROMベースBluetoothソリューション、「BlueTunes ROM」を発表しました。BlueTunes ROMは、ワイヤレスの音楽再生と音声通話をシームレスに切り替える機能をエンドユーザーに提供します。さらに、本ソリューションは、低消費電力設計を採用しており、ステレオ ヘッドセットやワイヤレス スピーカー製品向けのBluetooth音楽ソリューションとしては業界最高の費用対効果と品質を誇ります。
BlueTunes ROMは、BlueCore5-Multimediaをベースとしています。BlueCore5-Multimediaは、S/N比が95dBの内蔵ステレオCODECにより、卓越したオーディオ性能を提供します。また柔軟なDSPアーキテクチャを備えているため、開発者の皆様は、最終製品を差別化する機能を追加することができます。BlueTunes ROMは、SBCとMP(要ライセンス)3双方のデコーディングに対応しているので、音楽再生のオーディオ品質を向上させるだけでなく、調節可能な5バンドEQにより、さらに優れたエンドユーザー体験を提供します。BlueTunes ROMの低消費電力設計は、180mAhのバッテリで10時間以上の音楽再生を可能にします。
またBlueTunes ROMには、遅延が少なく高品質の音楽・音声CODECによってオーディオ リンクの遅延を大幅に低減することで、「映像と音声のズレ」を回避・調整する機能、「FastStream」が搭載されています。FastStreamは、特に、ビデオ画像を見ながらヘッドセットやスピーカーを使ってオーディオを聞く場合に真価を発揮します。標準的なBluetoothソリューションの遅延は最大200msで、ゲーム、ビデオ、モバイルTVなどのリアルタイムのアプリケーションでは、使用できる環境が限られます。
BlueTunes ROMは、音楽再生機能が優れているだけでなく、通話時におけるハイエンドのBluetooth音声ヘッドセット機能もサポートしています。BlueTunes ROMには、シングルとデュアルの両方のマイク ソリューションに対応可能なCSR独自のクリア ボイス キャプチャ(CVC)テクノロジが搭載されています。CVCによるバックグラウンド ノイズの除去だけでなく、アコースティック エコー キャンセラーが、エコーを抑えることで、エンドユーザー体験をさらに向上させます。BlueTunes ROMには、CSR独自のAuriStreamボイスCODECも搭載されており、通話の際に卓越した音声品質を提供します。
BlueTunes ROMは、優れたエンドユーザー体験を実現するため、Bluetooth v2.1+EDRに完全に準拠しています。またセキュア シンプル ペアリングをサポートしているので、Bluetoothのペアリング プロセスを大幅に簡素化します。
CSRは、開発用ボード、イグザンプル リファレンス デザイン、オーディオ アダプタ及び、ミュージック ビデオ(MV)ドングルを含む完全なBlueTunes ROM開発キットを提供することで、開発作業を簡単にします。開発キットには、音声通話や音楽のリスニング用にオーディオ性能のチューニングを行う設定ツールも含まれています。
CSR社、ワイヤレス オーディオ ストラテジック ビジネス ユニット担当SVP、Anthony Murrayのコメント:
「BlueTunes ROMは、これまで以上に小さく、軽量で、費用対効果が高く、多機能なBluetoothステレオ ヘッドセットの開発機会をメーカーの皆様に提供します。MP3プレーヤーと携帯電話を組み合わせるメーカーが増える中で、BlueTunes ROMは、ワイヤレス接続による音楽と通話の機能をユーザーが簡単に切り替えられる機能を有します。当社は、FastStreamとCVCテクノロジを統合することで、ヘッドセット メーカーの皆様が市場をリードするクラス最高のオーディオ品質をエンドユーザーに提供できるように支援します」
CSRのBlueTunes ROMシリコンと開発キットは、現在サンプル出荷中で、12月から発売される予定です。
【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
03-5276-2911
《関連URL》
http://www.csr.com/images/hires/pem4834.jpg
CSR plcは、本日、デジタル シグナル プロセッサ(DSP)を内蔵したステレオ ヘッドセット向け、世界初のROMベースBluetoothソリューション、「BlueTunes ROM」を発表しました。BlueTunes ROMは、ワイヤレスの音楽再生と音声通話をシームレスに切り替える機能をエンドユーザーに提供します。さらに、本ソリューションは、低消費電力設計を採用しており、ステレオ ヘッドセットやワイヤレス スピーカー製品向けのBluetooth音楽ソリューションとしては業界最高の費用対効果と品質を誇ります。
BlueTunes ROMは、BlueCore5-Multimediaをベースとしています。BlueCore5-Multimediaは、S/N比が95dBの内蔵ステレオCODECにより、卓越したオーディオ性能を提供します。また柔軟なDSPアーキテクチャを備えているため、開発者の皆様は、最終製品を差別化する機能を追加することができます。BlueTunes ROMは、SBCとMP(要ライセンス)3双方のデコーディングに対応しているので、音楽再生のオーディオ品質を向上させるだけでなく、調節可能な5バンドEQにより、さらに優れたエンドユーザー体験を提供します。BlueTunes ROMの低消費電力設計は、180mAhのバッテリで10時間以上の音楽再生を可能にします。
またBlueTunes ROMには、遅延が少なく高品質の音楽・音声CODECによってオーディオ リンクの遅延を大幅に低減することで、「映像と音声のズレ」を回避・調整する機能、「FastStream」が搭載されています。FastStreamは、特に、ビデオ画像を見ながらヘッドセットやスピーカーを使ってオーディオを聞く場合に真価を発揮します。標準的なBluetoothソリューションの遅延は最大200msで、ゲーム、ビデオ、モバイルTVなどのリアルタイムのアプリケーションでは、使用できる環境が限られます。
BlueTunes ROMは、音楽再生機能が優れているだけでなく、通話時におけるハイエンドのBluetooth音声ヘッドセット機能もサポートしています。BlueTunes ROMには、シングルとデュアルの両方のマイク ソリューションに対応可能なCSR独自のクリア ボイス キャプチャ(CVC)テクノロジが搭載されています。CVCによるバックグラウンド ノイズの除去だけでなく、アコースティック エコー キャンセラーが、エコーを抑えることで、エンドユーザー体験をさらに向上させます。BlueTunes ROMには、CSR独自のAuriStreamボイスCODECも搭載されており、通話の際に卓越した音声品質を提供します。
BlueTunes ROMは、優れたエンドユーザー体験を実現するため、Bluetooth v2.1+EDRに完全に準拠しています。またセキュア シンプル ペアリングをサポートしているので、Bluetoothのペアリング プロセスを大幅に簡素化します。
CSRは、開発用ボード、イグザンプル リファレンス デザイン、オーディオ アダプタ及び、ミュージック ビデオ(MV)ドングルを含む完全なBlueTunes ROM開発キットを提供することで、開発作業を簡単にします。開発キットには、音声通話や音楽のリスニング用にオーディオ性能のチューニングを行う設定ツールも含まれています。
CSR社、ワイヤレス オーディオ ストラテジック ビジネス ユニット担当SVP、Anthony Murrayのコメント:
「BlueTunes ROMは、これまで以上に小さく、軽量で、費用対効果が高く、多機能なBluetoothステレオ ヘッドセットの開発機会をメーカーの皆様に提供します。MP3プレーヤーと携帯電話を組み合わせるメーカーが増える中で、BlueTunes ROMは、ワイヤレス接続による音楽と通話の機能をユーザーが簡単に切り替えられる機能を有します。当社は、FastStreamとCVCテクノロジを統合することで、ヘッドセット メーカーの皆様が市場をリードするクラス最高のオーディオ品質をエンドユーザーに提供できるように支援します」
CSRのBlueTunes ROMシリコンと開発キットは、現在サンプル出荷中で、12月から発売される予定です。
【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
03-5276-2911
《関連URL》
http://www.csr.com/images/hires/pem4834.jpg