数量限定で『北海道産・新種ジャガイモ6種類』の試験販売を発表
食品販売業の有限会社ノースホープ(所在地:北海道札幌市西区 代表取締役社長 吉田ユリ子)は、新品種のジャガイモを揃え『北海道産・新種ジャガイモ6種類』の試験販売を開始すると発表した。
今回 発表する「北海道産・新種ジャガイモ6種類」の試験販売の概要は以下のとおりである。
■ 製品・サービス詳細
北海道は寒冷地であるため、入植当初は主食となる米が十分に生育させることが難しく、まずは食料の確保が重要な課題であった。そのため寒冷地でも栽培ができる「ジャガイモ」は当時の入植者にとり貴重な食料として重宝されていた。しかも、ジャガイモには越冬にも耐えうるような保存性があったことや、1株で1升枡5個分が収穫できるなどの効率性から広く栽培されるようになり、北海道には欠かせない農産物となった。現在でもジャガイモの生産量は日本全国で一番の地位を占めるが、昨今の食生活の多様化などによりジャガイモの消費量・生産量は年々減少の一途をたどっているのも事実である。そのために、それを打破しようと生産者たちは新しい種類のジャガイモを積極的に研究・栽培するようになった。新しい品種のジャガイモは従来の種類とは「色」や「味」、「形」などに特徴のあるものが多く、また見た目にも華やかなものが栽培されるようになってきた。
ジャガイモは新しい品種として登録された後、生産方法が確立されるまでの期間や、種芋が広く一般的に生産・流通し、大規模な生産が開始されるには5年程度必要とされる。そのために新種のジャガイモが開発直後の時期に一般消費者へ提供されることはまれで、流通経路に乗せるだけの収穫量を確保することは困難であるとされている。しかしながら弊社は生産者への特別ルートを確保し、新品種のジャガイモをいち早く一般の消費者に供給することを可能にした。新種ジャガイモの単品種を販売している農家などは存在しても、6種類もの多品種の新種ジャガイモを横断的に取り扱っているところは他に類を見ない。
また広く一般への安定的な販売は来年以降と思われているが、弊社はそのような状況の中でも一定量を確保できたので、ここに試験販売を開始し、市場や一般消費者の動向を見ることとした。したがって、在庫量はいずれの品種によっても僅少である。
■ 特徴
具体的には以下の新種ジャガイモの小売販売や予約販売を開始した。いずれも「食用」を前提としているので、種芋には不向きである。
1. 『インカのひとみ』:新世代のジャガイモとして成功を収めている「インカのめざめ」は収穫量が少ないと言う難点があった。その点を改良したのがこの「インカのひとみ」であり、栗のような濃黄色の果実と食感は損なわれていない。「インカのめざめ」の第2世代とも呼ばれる将来のホープである。小売価格は2.5キロ箱単位で2,900円(税込み)。
2. 『キタムラサキ』:アントシアニンを多く含み、やや粘質。サラダやフレークの原料として優れている。ジャガイモに対するイメージを変え、一般的にジャガイモの果実は白色や淡黄色系というイメージの中で、ジャガイモの種類として「紫」というまったく新しい色を実現することにより新しい加工品を製造することが可能となった。今後は紫色のポテトチップスやマッシュポテト、フライドポテト、コロッケ、てんぷら、酢の物など今までの市場になかった新しい商品開発が期待される。2.5キロ単位で2,500円(税込み)。
(注釈)アントシアニン:ブドウやプルーン、ラズベリーなど赤紫色した果物や野菜などに多く含まれ、植物細胞の生成、活性化などを助ける働きをもつポリフェノールの代表的な存在。疲れ目や肝機能向上などが期待できるとされている。
3. 『シャドークイーン』:キタムラサキのおよそ3倍というアントシアニンを含む紫系の新種。ただし、キタムラサキと比べると病気に弱いために、栽培は非常に難しいとされる。味は「男爵薯」レベルまで高められており今後は紫系をリードしていく存在になることが期待されている。今後、高齢化が進む日本や先進国において、抗活性酸素や肝機能向上などが期待されるアントシアニンが多く含まれるジャガイモの安定的な供給が待ち望まれている。2.5キロ箱単位で2,800円(税込み)。
4. 『スタールビー』:赤皮で、肉色は淡黄色。従来の赤皮品種より貯蔵性が良い。やや粉質で、油やバターとの愛称が良く、調理後でも黒く変色することも少なく洋風料理に適している。北海道の地域在来品種等として認定されている。赤皮と、育成地である北海道の美しく雄大な夜空を併せて命名された。2.5キロ箱単位で1,980円(税込み)。
5. 『ローズポテト』:表面だけでなく内部まで赤肉であるところが最大の特徴である品種で、調理後でも変色することが少ないのでサラダなどに入れた場合、まったく新しい驚きがある。ちなみに明治時代に栽培されていた「アーリーローズ」などのローズポテトとは種類が異なる品種である。2.5キロ箱単位で1,980円(税込み)。
6. 『越冬・インカのめざめ』(予約販売):「インカのめざめ」は栗のような食味と濃黄色の果実から、北海道を代表する新しい農産物としての地位を固めつつある。しかしながら、低温で一定の期間保管することにより、果実内のショ糖量が増加することはあまり知られていない。新しく収穫された状態よりも越冬させることによりさらに食味が向上するために、弊社では今年の秋に収穫された「インカのめざめ」を2009年1月中旬ころまで冷蔵庫内で低温保存をし、熟成が進んだ状態の「インカのめざめ」を『越冬・インカのめざめ』と呼び、その予約販売を開始した。2.5キロ箱単位で1,950円(税込み)。
【本件の連絡先】
有限会社ノースホープ
〒063-0801札幌市西区二十四軒1条4丁目5−20
広報担当:田中猛(たなか・たけし)
Tel 011-615-7688 / FAX 011-615-8955
連絡先: info@north-hope.co.jp
URL: http://www.kitanoirodori.com/
以 上
■ 製品・サービス詳細
北海道は寒冷地であるため、入植当初は主食となる米が十分に生育させることが難しく、まずは食料の確保が重要な課題であった。そのため寒冷地でも栽培ができる「ジャガイモ」は当時の入植者にとり貴重な食料として重宝されていた。しかも、ジャガイモには越冬にも耐えうるような保存性があったことや、1株で1升枡5個分が収穫できるなどの効率性から広く栽培されるようになり、北海道には欠かせない農産物となった。現在でもジャガイモの生産量は日本全国で一番の地位を占めるが、昨今の食生活の多様化などによりジャガイモの消費量・生産量は年々減少の一途をたどっているのも事実である。そのために、それを打破しようと生産者たちは新しい種類のジャガイモを積極的に研究・栽培するようになった。新しい品種のジャガイモは従来の種類とは「色」や「味」、「形」などに特徴のあるものが多く、また見た目にも華やかなものが栽培されるようになってきた。
ジャガイモは新しい品種として登録された後、生産方法が確立されるまでの期間や、種芋が広く一般的に生産・流通し、大規模な生産が開始されるには5年程度必要とされる。そのために新種のジャガイモが開発直後の時期に一般消費者へ提供されることはまれで、流通経路に乗せるだけの収穫量を確保することは困難であるとされている。しかしながら弊社は生産者への特別ルートを確保し、新品種のジャガイモをいち早く一般の消費者に供給することを可能にした。新種ジャガイモの単品種を販売している農家などは存在しても、6種類もの多品種の新種ジャガイモを横断的に取り扱っているところは他に類を見ない。
また広く一般への安定的な販売は来年以降と思われているが、弊社はそのような状況の中でも一定量を確保できたので、ここに試験販売を開始し、市場や一般消費者の動向を見ることとした。したがって、在庫量はいずれの品種によっても僅少である。
■ 特徴
具体的には以下の新種ジャガイモの小売販売や予約販売を開始した。いずれも「食用」を前提としているので、種芋には不向きである。
1. 『インカのひとみ』:新世代のジャガイモとして成功を収めている「インカのめざめ」は収穫量が少ないと言う難点があった。その点を改良したのがこの「インカのひとみ」であり、栗のような濃黄色の果実と食感は損なわれていない。「インカのめざめ」の第2世代とも呼ばれる将来のホープである。小売価格は2.5キロ箱単位で2,900円(税込み)。
2. 『キタムラサキ』:アントシアニンを多く含み、やや粘質。サラダやフレークの原料として優れている。ジャガイモに対するイメージを変え、一般的にジャガイモの果実は白色や淡黄色系というイメージの中で、ジャガイモの種類として「紫」というまったく新しい色を実現することにより新しい加工品を製造することが可能となった。今後は紫色のポテトチップスやマッシュポテト、フライドポテト、コロッケ、てんぷら、酢の物など今までの市場になかった新しい商品開発が期待される。2.5キロ単位で2,500円(税込み)。
(注釈)アントシアニン:ブドウやプルーン、ラズベリーなど赤紫色した果物や野菜などに多く含まれ、植物細胞の生成、活性化などを助ける働きをもつポリフェノールの代表的な存在。疲れ目や肝機能向上などが期待できるとされている。
3. 『シャドークイーン』:キタムラサキのおよそ3倍というアントシアニンを含む紫系の新種。ただし、キタムラサキと比べると病気に弱いために、栽培は非常に難しいとされる。味は「男爵薯」レベルまで高められており今後は紫系をリードしていく存在になることが期待されている。今後、高齢化が進む日本や先進国において、抗活性酸素や肝機能向上などが期待されるアントシアニンが多く含まれるジャガイモの安定的な供給が待ち望まれている。2.5キロ箱単位で2,800円(税込み)。
4. 『スタールビー』:赤皮で、肉色は淡黄色。従来の赤皮品種より貯蔵性が良い。やや粉質で、油やバターとの愛称が良く、調理後でも黒く変色することも少なく洋風料理に適している。北海道の地域在来品種等として認定されている。赤皮と、育成地である北海道の美しく雄大な夜空を併せて命名された。2.5キロ箱単位で1,980円(税込み)。
5. 『ローズポテト』:表面だけでなく内部まで赤肉であるところが最大の特徴である品種で、調理後でも変色することが少ないのでサラダなどに入れた場合、まったく新しい驚きがある。ちなみに明治時代に栽培されていた「アーリーローズ」などのローズポテトとは種類が異なる品種である。2.5キロ箱単位で1,980円(税込み)。
6. 『越冬・インカのめざめ』(予約販売):「インカのめざめ」は栗のような食味と濃黄色の果実から、北海道を代表する新しい農産物としての地位を固めつつある。しかしながら、低温で一定の期間保管することにより、果実内のショ糖量が増加することはあまり知られていない。新しく収穫された状態よりも越冬させることによりさらに食味が向上するために、弊社では今年の秋に収穫された「インカのめざめ」を2009年1月中旬ころまで冷蔵庫内で低温保存をし、熟成が進んだ状態の「インカのめざめ」を『越冬・インカのめざめ』と呼び、その予約販売を開始した。2.5キロ箱単位で1,950円(税込み)。
【本件の連絡先】
有限会社ノースホープ
〒063-0801札幌市西区二十四軒1条4丁目5−20
広報担当:田中猛(たなか・たけし)
Tel 011-615-7688 / FAX 011-615-8955
連絡先: info@north-hope.co.jp
URL: http://www.kitanoirodori.com/
以 上