CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー スキルコンペ) 2008 受賞者を発表〜優秀な「講習スキル」を持つインストラクター及びトレーナーを表彰〜
CompTIA日本支局では、インストラクター及びトレーナーの受講者の信頼の獲得、講習内容に対する学習意欲の喚起等、講習内容への精通度以外に効果的な講習を実現するために必要な「講習スキル」のクオリティを競うCompTIA Japan ITSC 2008を開催し、厳正な審査の結果、各受賞者を決定致しました。
CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー スキルコンペ) 2008 受賞者を発表
〜優秀な「講習スキル」を持つインストラクター及びトレーナーを表彰〜
【2009年1月19日 東京】
CompTIA(コンプティア:コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州)日本支局では、インストラクター及びトレーナーの「講習スキル」のクオリティを競うCompTIA Japan ITSC 2008(CompTIA日本支局 インストラクター・トレーナー スキルコンペ 2008 主催:CompTIA日本支局、CompTIA CTT+ VBT採点委員会)を開催し、2008年9月15日から12月26日までに多くのご応募をいただきました。応募いただきました資料を厳正に審査いたしました結果、以下のとおり各受賞者を決定致しました。
「講習スキル」とは、受講者からの信頼の獲得、受講者とのやり取り、講習内容に対する学習意欲の喚起など、講習内容への精通度(専門性)以外に効果的な講習を実現するために必要なスキルです。
審査は、CompTIA CTT+ VBTにおける「12のスキル基準」をITSC用にアレンジした「コンピテンス評価ガイド」に基づき、各参加者の講義DVD及びドキュメントフォームを、CompTIA CTT+ VBT採点委員複数名で採点。採点結果(10〜40点)に基づき、各賞の対象者選出(Gold:38点以上、Silver:36点以上、Bronze:34点以上)を行いました。
CompTIA CTT+については、http://www.comptia.jp/cont_certif_08.htmlをご覧下さい。
=Gold (1名)=
キヤノンビジネスサポート株式会社 池上 元一 氏
《VBT採点委員会の選評》
講習全体を通して、受講者を非常に良く観察しており、受講者の思考スピードに合わせて、間を効果的に活用されていました。特に、効果的であったのは、導入でのディスカッションから、受講者のニーズを引き出し、研修を受講するメリットを強調し、受講者の学習意欲を高めていたこと。受講者の理解度を把握し、より深い理解を促すために質問を活用するだけでなく、受講者の発言を正しい回答に導く、あるいは、より深く考えてもらうために、受講者の回答に対して、再質問を行っていたこと。特に圧巻であったのは、終盤の確認問題で、比較的理解度の低いと思われる受講者を指名し、質問と補足説明を加えながら、正しい答えを気づかせていた点です。受講者の理解を高めると同時に、受講者に自信を与える対応でした。
=Silver(1名)=
リコーテクノシステムズ株式会社 西山 勝久 氏
《VBT採点委員会の選評》
講習全体を通して、受講者の心理的環境の管理が行き届いており、受講者を名前で呼ぶ、不安そうな受講者に
声をかける、ユーモアのある表現をするなど、受講者がリラックスかつ積極的に参加できるようコントロールされ
ていました。導入部分での学習意欲の向上、理解度を確認する質問の活用も効果的に行われており、心理的環
境の管理との相乗効果で、テンポの良い講習(時間効率の高い講習)を展開されていました。
=Bronze(3名)=
eigo life 南 佳代 氏
《VBT採点委員会の選評》
規定の時間内に、「導入・中間部・(休憩前の)まとめ」という完結した構成の講習を組み立てていました。講義・ディスカッション・質問・練習といった教授法を効果的に組み合わせ、かつ教授法間のスムーズな移行を行いながら、重要ポイントを効果的に受講者に習得させ、密度の高い講習を展開されていました。
トランスコスモス株式会社 大場 美智子 氏
《VBT採点委員会の選評》
言語・非言語が効果的に使用されていました。音声の強弱だけでなく、間の活用やトーンの調整によって、重要ポイントを印象づけていました。アイコンタクトとジェスチャーも効果的に使用されており、表情、言葉づかいと合わせて、受講生に対する柔軟性が表れていました。受講生に身近な話題を使ったディスカッションなどの教授法の運用も適切でした。
リコーテクノシステムズ株式会社 石田 邦博 氏
《VBT採点委員会の選評》
受講者を良く観察しており、理解度を測る質問をしたり、受講者の興味や努力を刺激する対応をしたりしていました。特に、具体例(業務や受講者にとって身近な事柄)を使った説明による、受講者の理解を効果的に促すメッセージの調整が効果的でした。残念な点としては、「まとめ」の部分が22分以降に収録されており、評価の対象外となったことです。
【CompTIAとは(http://www.comptia.jp)】
1980年初頭、EDIが様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEEに対し標準化を提言するため、各社が集まる場として1982年にシカゴで設立。その後、欧米を中心とし14拠点を持つ非営利グローバルIT業界組織として、技術標準化の提言や各業務の業務保証となる実務能力基準の認定活動等を行っています。会員は、IT企業や各種団体、教育機関など100ヶ国22,000機関以上が参加しています(2007年7月現在)。尚、日本では、支局が平成13年4月に設立されています。
【CompTIA認定資格とは(http://www.comptia.jp/cont_certif.html)】
1993年のPCの爆発的な普及に伴い、クライアント環境の運用管理業務を理解する人材が急激に不足するといった事態に対処するため、技術標準化を進めるノウハウを生かし、各社が集まり、「業務」に対する標準化を進め、個々人の「業務保証」のガイドラインを作成してできたのが「CompTIA A+」です。2008年12月現在、Network+など12分野に及ぶ業務に関する認定を行っています。現在は、OJTの削減やトレーニングコストの削減、各レベル(新入社員、主任、管理職など)やパートナーなど実務評価基準を背景とし、それぞれの業務分野における業界各社が試験作成委員会に参加し、現在の業務環境における理解と問題解決や状況判断などの業務遂行能力のガイドライン(試験範囲)の作成から、調査分析、作問を担当。1993年の認定資格提供開始後、CompTIA認定資格者は、ワールドワイドで100万を突破。
【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 http://www.comptia.jp
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:info_jp@comptia.org
担当:吉村
※試験名、名称、会社名は各社の商標または登録商標です。
〜優秀な「講習スキル」を持つインストラクター及びトレーナーを表彰〜
【2009年1月19日 東京】
CompTIA(コンプティア:コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州)日本支局では、インストラクター及びトレーナーの「講習スキル」のクオリティを競うCompTIA Japan ITSC 2008(CompTIA日本支局 インストラクター・トレーナー スキルコンペ 2008 主催:CompTIA日本支局、CompTIA CTT+ VBT採点委員会)を開催し、2008年9月15日から12月26日までに多くのご応募をいただきました。応募いただきました資料を厳正に審査いたしました結果、以下のとおり各受賞者を決定致しました。
「講習スキル」とは、受講者からの信頼の獲得、受講者とのやり取り、講習内容に対する学習意欲の喚起など、講習内容への精通度(専門性)以外に効果的な講習を実現するために必要なスキルです。
審査は、CompTIA CTT+ VBTにおける「12のスキル基準」をITSC用にアレンジした「コンピテンス評価ガイド」に基づき、各参加者の講義DVD及びドキュメントフォームを、CompTIA CTT+ VBT採点委員複数名で採点。採点結果(10〜40点)に基づき、各賞の対象者選出(Gold:38点以上、Silver:36点以上、Bronze:34点以上)を行いました。
CompTIA CTT+については、http://www.comptia.jp/cont_certif_08.htmlをご覧下さい。
=Gold (1名)=
キヤノンビジネスサポート株式会社 池上 元一 氏
《VBT採点委員会の選評》
講習全体を通して、受講者を非常に良く観察しており、受講者の思考スピードに合わせて、間を効果的に活用されていました。特に、効果的であったのは、導入でのディスカッションから、受講者のニーズを引き出し、研修を受講するメリットを強調し、受講者の学習意欲を高めていたこと。受講者の理解度を把握し、より深い理解を促すために質問を活用するだけでなく、受講者の発言を正しい回答に導く、あるいは、より深く考えてもらうために、受講者の回答に対して、再質問を行っていたこと。特に圧巻であったのは、終盤の確認問題で、比較的理解度の低いと思われる受講者を指名し、質問と補足説明を加えながら、正しい答えを気づかせていた点です。受講者の理解を高めると同時に、受講者に自信を与える対応でした。
=Silver(1名)=
リコーテクノシステムズ株式会社 西山 勝久 氏
《VBT採点委員会の選評》
講習全体を通して、受講者の心理的環境の管理が行き届いており、受講者を名前で呼ぶ、不安そうな受講者に
声をかける、ユーモアのある表現をするなど、受講者がリラックスかつ積極的に参加できるようコントロールされ
ていました。導入部分での学習意欲の向上、理解度を確認する質問の活用も効果的に行われており、心理的環
境の管理との相乗効果で、テンポの良い講習(時間効率の高い講習)を展開されていました。
=Bronze(3名)=
eigo life 南 佳代 氏
《VBT採点委員会の選評》
規定の時間内に、「導入・中間部・(休憩前の)まとめ」という完結した構成の講習を組み立てていました。講義・ディスカッション・質問・練習といった教授法を効果的に組み合わせ、かつ教授法間のスムーズな移行を行いながら、重要ポイントを効果的に受講者に習得させ、密度の高い講習を展開されていました。
トランスコスモス株式会社 大場 美智子 氏
《VBT採点委員会の選評》
言語・非言語が効果的に使用されていました。音声の強弱だけでなく、間の活用やトーンの調整によって、重要ポイントを印象づけていました。アイコンタクトとジェスチャーも効果的に使用されており、表情、言葉づかいと合わせて、受講生に対する柔軟性が表れていました。受講生に身近な話題を使ったディスカッションなどの教授法の運用も適切でした。
リコーテクノシステムズ株式会社 石田 邦博 氏
《VBT採点委員会の選評》
受講者を良く観察しており、理解度を測る質問をしたり、受講者の興味や努力を刺激する対応をしたりしていました。特に、具体例(業務や受講者にとって身近な事柄)を使った説明による、受講者の理解を効果的に促すメッセージの調整が効果的でした。残念な点としては、「まとめ」の部分が22分以降に収録されており、評価の対象外となったことです。
【CompTIAとは(http://www.comptia.jp)】
1980年初頭、EDIが様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEEに対し標準化を提言するため、各社が集まる場として1982年にシカゴで設立。その後、欧米を中心とし14拠点を持つ非営利グローバルIT業界組織として、技術標準化の提言や各業務の業務保証となる実務能力基準の認定活動等を行っています。会員は、IT企業や各種団体、教育機関など100ヶ国22,000機関以上が参加しています(2007年7月現在)。尚、日本では、支局が平成13年4月に設立されています。
【CompTIA認定資格とは(http://www.comptia.jp/cont_certif.html)】
1993年のPCの爆発的な普及に伴い、クライアント環境の運用管理業務を理解する人材が急激に不足するといった事態に対処するため、技術標準化を進めるノウハウを生かし、各社が集まり、「業務」に対する標準化を進め、個々人の「業務保証」のガイドラインを作成してできたのが「CompTIA A+」です。2008年12月現在、Network+など12分野に及ぶ業務に関する認定を行っています。現在は、OJTの削減やトレーニングコストの削減、各レベル(新入社員、主任、管理職など)やパートナーなど実務評価基準を背景とし、それぞれの業務分野における業界各社が試験作成委員会に参加し、現在の業務環境における理解と問題解決や状況判断などの業務遂行能力のガイドライン(試験範囲)の作成から、調査分析、作問を担当。1993年の認定資格提供開始後、CompTIA認定資格者は、ワールドワイドで100万を突破。
【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 http://www.comptia.jp
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:info_jp@comptia.org
担当:吉村
※試験名、名称、会社名は各社の商標または登録商標です。