防災に関する調査!能登半島地震や南海トラフが影響?中部地方は防災意識が特に高まっている。保存食・飲料水を「十分に備えている」人は、5%未満!
中部電力ミライズ株式会社は、防災の日(9月1日)に向けて、全国47都道府県の男女1000名を対象に「防災に関する調査」を実施しました。
本調査では、防災への意識、保存食・飲料水の備蓄状況のほか、備蓄が十分ではない理由など、防災用品を備える上での課題が明らかになりました。先日は、南海トラフ地震臨時情報として注意が呼びかけられましたが、防災の日をきっかけに、日ごろからの災害への備えについて今一度考えてみてはいかがでしょうか。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfYU9pZ0R5SWRGeC5KUEc.JPG ]
中部電力ミライズ株式会社は、8月28日(水)より、防災ポータルサイト「カテエネ防災部!」を公開。災害への備えについて再確認いただくきっかけになることを目指し、取り組んでまいります。また、「こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン」を2024年9月30日(月)までの期間(※)、実施中です。
※キャンペーンは先着制のため、定員に達し次第終了となります。
【カテエネ防災部!】
https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/lp/katene-disaster-prevention/
調査トピックス
1. 防災への意識が高まっている人多数!
エリア別防災意識ランキング 1位「中部」 2位「九州・沖縄」
能登半島地震、南海トラフ、水害の多さが影響か?
被災経験者が語る“持っていて良かったもの、持っていれば良かったもの”公開!
2. 防災意識は高まっているものの、保存食・飲料水を「十分に備えている」人は、5%未満!
備えていない理由は「保管場所がない」などのほか、知識不足という回答も!
防災用の保存食といえば? “保存食=乾パン”というイメージが根強い結果に。
おいしそうな保存食ランキング! 「レトルト食品」や「カップ麺・乾麺」が上位に。
食品・飲料水以外の防災用品においても、約半数が準備不足!
3. ローリングストック、意味まで知る人は4人に1人程度!半数以上は「まったく知らない」
ローリングストックを知る人の約8割は、防災用に食料を備蓄!
1.防災への意識が高まっている人多数!
日本は、地震、台風、大雨、津波、火山噴火など、気候や地形によって災害が発生しやすい土地といえます。先日は、南海トラフ地震臨時情報として注意が呼びかけられたほか、台風7号の接近などもあり、より災害を身近に感じた人も少なくはないと思われます。年始に発生した大きな災害の記憶も新しい中、アンケート回答者自身の防災への意識が以前と比べて高まっているかを質問しました。その結果、約6割の人の意識は高まっていることが明らかに。さらに、住んでいる自治体の防災における意識・取り組みに関する質問では、半数以上が高まっていると回答し、回答者自身の意識と近しい結果となりました。意識が「低くなっている」と回答した人はわずかで、災害に対する何かしらの備えが必要であると考える人が多いことが分かりました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfZFZGZ0NIdGtacy5KUEc.JPG ]
日本国内において、2021年からの直近3年で比較的大きな揺れである震度4以上の地震があったのは、計213回。2018年から前の3年間では、計158回でした。地震の発生数が増えていることが、防災意識に高まりに大きく影響していると考えられます。
※気象庁「震度データベース検索」(参照2024年7月25日)
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html
期間:2018年7月24日〜2021年7月23日(前3年間)、2021年7月24日〜2024年7月23日(直近3年間)
エリア別防災意識ランキング 1位「中部」 2位「九州・沖縄」
能登半島地震、南海トラフ、水害の多さが影響か?
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄の8地域で比較すると、最も意識が高まっていたのは、中部地方※でした。中部地方は比較的水害が多いこと、年始の能登半島地震、加えて、静岡県、愛知県、三重県などはこれから起こる可能性の高いとされる南海トラフ地震で甚大な被害が出ると言われており、中部地方に住む人の意識の高まりと関係していると考えられます。2位の「九州・沖縄」も地震に加え、台風などの被害を受けやすい傾向にあり、3位の東北もまた震災の影響を受けていると言えます。
※新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfeXp3RFRiUU9xeS5wbmc.png ]
※エリア別防災意識ランキング:「非常に高まっている」「高まっている」「やや高まっている」と回答した人の割合を合算
また、8地域の過去3年間における震度4以上の地震発生数が最も多かったのは、能登半島を含む「中部(90回)」、続いて「東北(37回)」、「九州・沖縄(30回)」、「関東(26回)」でした。防災意識の高まりは、地震の発生頻度とかなり密接な関係があると予想できます。
※気象庁「震度データベース検索」(参照2024年7月25日)
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html
期間:2021年7月24日〜2024年7月23日
被災経験者が語る“持っていて良かったもの、持っていれば良かったもの”公開!
被災経験がある人に対して、持っていてよかったものや、持っていれば良かったと後悔したものについて質問。食料や水、燃料、バッテリーなどの回答が目立ちました。防災用品を備えるにあたり、参考にしてみてはいかがでしょうか。
「台風で家が停電したとき、懐中電灯を持っていて良かった」(三重県・28歳女性)
「携帯ラジオで情報を早く得られた。ただ、乾電池持ってなかったため、長い時間はラジオを使えなかった」(愛知県・69歳男性)
「食料と飲料水の備蓄は役立った」(山口県・44歳女性)
「備蓄食料は持っていれば良かった。役立ったのは懐中電灯、ラジオ、合羽など 」(長野県・48歳男性)
「飲料水。冬だからよかったものの夏の場合は死活問題」(兵庫県・45歳男性)
「食品のストックやトイレットペーパー等の紙類のストック」(神奈川県・37歳女性)
「水道が出なかったから、水を持っていれば良かった」(三重県・51歳女性)
「あって良かったのは、生理用品、飲料水、ウエットティッシュ。あれば良かったのは、ライト、食料、毛布」(佐賀県・25歳女性)
「携帯トイレを持っていればよかった。断水しており、外で用を足すしかなかったから」(山形県・34歳女性)
「トイレをしばらく使えるだけの水を持っておけばよかった」(静岡県・27歳男性)
「バッテリー、非常食、ホッカイロ」(福井県・29歳男性)
「スマホの充電器、モバイルバッテリー、飲み物」(富山県・51歳女性)
「モバイルバッテリーやカセットコンロ、クッキーなどの非常食は助かった」(岩手県・44歳男性)
「蓄電池を持っていたらよかったと思う」(滋賀県・27歳男性)
「普段使いようPC用UPS。 落雷停電でもデーター保存が出来た」(長野県・60歳男性)
「カセットコンロとボンベ。ガスが止まってもカップ麺などを食べられるから」(京都府・45歳男性)
「サンダル。持っていたが、自宅内で使うという発想がなかった。食器が落下して大量に割れ、真夜中だったので怪我が怖かった」(北海道・40歳男性)
「現金。停電でATMが使えなかったから」(宮城県・43歳女性)
2.防災意識は高まっているものの、保存食・飲料水を「十分に備えている」人は、5%未満!備えていない理由は「保管場所がない」などのほか、知識不足という回答も!
被災した際に必要となるのは食料です。そこで、保存食・飲料水の備えについて聞くと、「全く備えていない(15.2%)」「ほとんど備えていない(24.1%)」人は合わせて4割ほどでした。前述の調査で防災への意識が高まっている一方で、保存食・飲料水を「十分に備えている(4.5%)」と、自信を持って言える人は意外にもわずか5%未満という結果でした。
保存食・飲料水を備えていない人を対象に、その理由について尋ねたところ、もっとも多かったのは「保管場所がない(29.7%)」といった物理的な理由でした。「何を備えればいいのかわからない(23.6%)」という、保存食に対する知識不足によって備えていない人、使用するのかわからないのに購入して賞味期限がきれてしまうのが「もったいない(19.6%)」と回答した人も一定数いました。理由を聞いたことにより、保存食・飲料水の備蓄に対する難点が明らかになりました。
この調査は、8月8日に宮崎県で起こった地震以前に行ったものですが、今回の地震で、保存食・飲料水の日ごろからの備えについて重要性を感じた人も多いのではないでしょうか。きっかけや打開策があれば、備える人は増えることが予想できます。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfQWp1eW9qV0FaSS5KUEc.JPG ]
防災用の保存食といえば? “保存食=乾パン”というイメージが根強い結果に。
おいしそうな保存食ランキング! 「レトルト食品」や「カップ麺・乾麺」が上位に。
防災用の保存食が浸透しない要因のひとつとして、保存食の味にネガティブなイメージがあることが理由かもしれません。そこで、防災用として思い浮かぶ保存食を聞くと、「乾パン(31.3%)」がダントツ1位、2位以下はアウトドアや日常でも食べる機会が多い「カップ麺・乾麺(17.4%)」「レトルト食品(12.4%)」という結果となりました。「乾パン」の歴史は長く、幅広い世代で保存食を連想させるほど定着しているようです。
昨今、防災用として様々な種類の保存食が販売されています。実際に食したことがある人であれば、そのクオリティの高さを認識している人も多いと思います。続いての質問では、おいしそうだと思う防災用保存食について聞きました。1位は、カレー、スープ、おかゆ等の「レトルト食品(25.3%)」でした。2位「カップ麺・乾麺(21.7%)」、3位「缶詰(7.6%)」という結果に。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfVkd4b1FYdmRndy5KUEc.JPG ]
3.ローリングストック、意味まで知る人は4人に1人程度!半数以上は「まったく知らない」ローリングストックを知る人の約8割は、食料を備蓄!
保存食の賞味期限が近づいたものから消費して、消費した分を補充することで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つ方法のことを「ローリングストック」と言います。「ローリングストック」について、知っているかを回答してもらったところ、「まったく知らない(54.5%)」人は全体の半数以上。「言葉・意味ともに知っている(27.3%)」人は3割程度でした。また、意味まで知っている人と知らない人について、保存食・飲料水の備蓄状況を比べたところ、ローリングストックを知っている人の方が圧倒的に、保存食・飲料水を備えているということが分かりました。
保存食も日々の食卓で消費すれば、無駄を減らすことができます。現代に合った備蓄方法を知ることで、防災意識の向上と共に、保存食を備えることへのハードルを下げることができるかもしれません。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfRWtpdGlWYWd5RS5KUEc.JPG ]
※グラフの構成比は小数点以下第2位で四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
【参考】
ローリングストックとは
ローリングストックとは、いつも利用している食品や日用品で、非常時にも利用できるものを少し多めに備蓄(ストック)する方法のこと。調味料やトイレットペーパーを予備として多めに買っておくこととは別ものであり、非常用の乾パンや賞味期限が年単位の缶詰といった、“非常食”を備蓄しておくこととも異なる。
あくまで、“日常的”に利用している食品や日用品を、非常時にも乗り切れる分だけ常にストックしておき、それを生活の中で消費し、消費した分だけ買い足していくことであるため、より手軽で無駄がない方法を指す。
ローリングストックの一般的なメリット
メリット? ?食品の量や賞味期限が自然に把握でき管理が楽。
一般的な非常食では、買ったはいいものの賞味期限まで全く触れずにいつの間にか切れていたということが起こりやすいが、定期的に新しいものと入れ替えることで賞味期限が更新され、食品ロスを軽減できる。
メリット? ?災害時でも普段の食事に近い食品が食べられる。
日頃からスーパーで買っている慣れ親しんだ食材をストックしておけるため、非常時でもいつもの食事に近いものが食べられるというのは安心できるポイント。
メリット? ?お財布に優しく、手軽にできる。
賞味期限が年単位のものや非常食は金額的にも割高になり、わざわざ災害のために買うという心理的負担もあるが、日頃から使えるものであれば無駄もなく、お財布にも優しい。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfWVFETnhCR2htdS5wbmc.png ]
【調査概要】
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査テーマ:防災に関する調査
・調査対象者:全国の20〜70代男女 計1000名
・調査期間:2024年7月2日〜5日
・調査主体:中部/電力ミライズ株式会社
・調査機関:株式会社ネオマーケティング
■防災ポータルサイト「カテエネ防災部!」
8月28日(水)より、防災ポータルサイト「カテエネ防災部!」を開設します。防災への取り組みを部活動として発信。部のモットーは「むずかしくない、たのしい防災」。カテエネコを「部長」に、活動に共感し、ともに取り組んでいただくカテエネ会員さんを「部員」に災害に強い中部エリアをつくっていきます。
【カテエネ防災部!】 https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/lp/katene-disaster-prevention/
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfbVZTaHZWYk1QcS5KUEc.JPG ]
■中部電力ミライズ「こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン」
今回の調査により、防災に関する意識や実態が明らかになりました。防災に対する意識は高まっている人が多い一方で、保存食や飲料水、防災用品は備えられていないという人も一定数いました。いつどんな時に起こるのか分からない災害に対して、日頃から備えておくことが重要といえます。
この度、防災の日(9月1日)に合わせ、2024年7月1日(月)〜9月30日(月)の期間(※)、中部電力ミライズは「こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン」を実施中です。該当の期間に1セット購入すると、先着で1500名様に翌月もう1セット無料でお送りいたします。
※キャンペーンは先着制のため、定員に達し次第終了となります。
【こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン】
■期間:2024年7月1日(月)〜9月30日(月)
■条件:1セット(3,980円)購入すると、先着1500名様にもう1セット無料で提供
■申込方法:
1.クーポンをゲット
2.専用サイトでお手続き
3.商品が届く
4.アンケートでポイントゲット
■提供品:スープ・ごはん類・麺類・主菜 等
■キャンペーンURL:https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/campaign/kurashi_prj/rs-trialcp-summer/
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfYWpVTE5oSGFQWC5qcGc.jpg ]
■中部電力ミライズ株式会社
【会社概要】
会社名:中部電力ミライズ株式会社
本店所在地:〒461-8680 名古屋市東区東新町1番地
代表者:代表取締役 社長執行役員 神谷 泰範
創立:2020年4月1日
事業概要:
1.電気事業
2.ガス事業
3.エネルギー関連の機械器具および設備の製造、販売、賃貸、リース、修理、運転および保守
4.蒸気、温水、冷水などの熱供給に関する事業
5.電気通信事業法に定める電気通信事業
6.各種情報の収集、分析、処理、加工、提供および販売に関する事業ならびに広告事業
7.エネルギー利用、環境および前各号に関する調査、エンジニアリングおよびコンサルティング
8.法人および個人向け各種支援サービスの提供および斡旋
9.会員向け優待サービスの提供および斡旋
10.銀行代理業、電子決済など代行業その他金融サービス業
11.割賦販売法に定める信用購入あっせん
12.資金決済に関する法律に定める前払式支払手段の発行および資金移動業
13.損害保険代理業、自動車損害賠償保障法に基づく保険代理業および生命保険募集業その他保険媒介代理業、保険サービス業
14.前各号に附帯関連する事業
?
本調査では、防災への意識、保存食・飲料水の備蓄状況のほか、備蓄が十分ではない理由など、防災用品を備える上での課題が明らかになりました。先日は、南海トラフ地震臨時情報として注意が呼びかけられましたが、防災の日をきっかけに、日ごろからの災害への備えについて今一度考えてみてはいかがでしょうか。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfYU9pZ0R5SWRGeC5KUEc.JPG ]
中部電力ミライズ株式会社は、8月28日(水)より、防災ポータルサイト「カテエネ防災部!」を公開。災害への備えについて再確認いただくきっかけになることを目指し、取り組んでまいります。また、「こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン」を2024年9月30日(月)までの期間(※)、実施中です。
※キャンペーンは先着制のため、定員に達し次第終了となります。
【カテエネ防災部!】
https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/lp/katene-disaster-prevention/
調査トピックス
1. 防災への意識が高まっている人多数!
エリア別防災意識ランキング 1位「中部」 2位「九州・沖縄」
能登半島地震、南海トラフ、水害の多さが影響か?
被災経験者が語る“持っていて良かったもの、持っていれば良かったもの”公開!
2. 防災意識は高まっているものの、保存食・飲料水を「十分に備えている」人は、5%未満!
備えていない理由は「保管場所がない」などのほか、知識不足という回答も!
防災用の保存食といえば? “保存食=乾パン”というイメージが根強い結果に。
おいしそうな保存食ランキング! 「レトルト食品」や「カップ麺・乾麺」が上位に。
食品・飲料水以外の防災用品においても、約半数が準備不足!
3. ローリングストック、意味まで知る人は4人に1人程度!半数以上は「まったく知らない」
ローリングストックを知る人の約8割は、防災用に食料を備蓄!
1.防災への意識が高まっている人多数!
日本は、地震、台風、大雨、津波、火山噴火など、気候や地形によって災害が発生しやすい土地といえます。先日は、南海トラフ地震臨時情報として注意が呼びかけられたほか、台風7号の接近などもあり、より災害を身近に感じた人も少なくはないと思われます。年始に発生した大きな災害の記憶も新しい中、アンケート回答者自身の防災への意識が以前と比べて高まっているかを質問しました。その結果、約6割の人の意識は高まっていることが明らかに。さらに、住んでいる自治体の防災における意識・取り組みに関する質問では、半数以上が高まっていると回答し、回答者自身の意識と近しい結果となりました。意識が「低くなっている」と回答した人はわずかで、災害に対する何かしらの備えが必要であると考える人が多いことが分かりました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfZFZGZ0NIdGtacy5KUEc.JPG ]
日本国内において、2021年からの直近3年で比較的大きな揺れである震度4以上の地震があったのは、計213回。2018年から前の3年間では、計158回でした。地震の発生数が増えていることが、防災意識に高まりに大きく影響していると考えられます。
※気象庁「震度データベース検索」(参照2024年7月25日)
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html
期間:2018年7月24日〜2021年7月23日(前3年間)、2021年7月24日〜2024年7月23日(直近3年間)
エリア別防災意識ランキング 1位「中部」 2位「九州・沖縄」
能登半島地震、南海トラフ、水害の多さが影響か?
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄の8地域で比較すると、最も意識が高まっていたのは、中部地方※でした。中部地方は比較的水害が多いこと、年始の能登半島地震、加えて、静岡県、愛知県、三重県などはこれから起こる可能性の高いとされる南海トラフ地震で甚大な被害が出ると言われており、中部地方に住む人の意識の高まりと関係していると考えられます。2位の「九州・沖縄」も地震に加え、台風などの被害を受けやすい傾向にあり、3位の東北もまた震災の影響を受けていると言えます。
※新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfeXp3RFRiUU9xeS5wbmc.png ]
※エリア別防災意識ランキング:「非常に高まっている」「高まっている」「やや高まっている」と回答した人の割合を合算
また、8地域の過去3年間における震度4以上の地震発生数が最も多かったのは、能登半島を含む「中部(90回)」、続いて「東北(37回)」、「九州・沖縄(30回)」、「関東(26回)」でした。防災意識の高まりは、地震の発生頻度とかなり密接な関係があると予想できます。
※気象庁「震度データベース検索」(参照2024年7月25日)
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html
期間:2021年7月24日〜2024年7月23日
被災経験者が語る“持っていて良かったもの、持っていれば良かったもの”公開!
被災経験がある人に対して、持っていてよかったものや、持っていれば良かったと後悔したものについて質問。食料や水、燃料、バッテリーなどの回答が目立ちました。防災用品を備えるにあたり、参考にしてみてはいかがでしょうか。
「台風で家が停電したとき、懐中電灯を持っていて良かった」(三重県・28歳女性)
「携帯ラジオで情報を早く得られた。ただ、乾電池持ってなかったため、長い時間はラジオを使えなかった」(愛知県・69歳男性)
「食料と飲料水の備蓄は役立った」(山口県・44歳女性)
「備蓄食料は持っていれば良かった。役立ったのは懐中電灯、ラジオ、合羽など 」(長野県・48歳男性)
「飲料水。冬だからよかったものの夏の場合は死活問題」(兵庫県・45歳男性)
「食品のストックやトイレットペーパー等の紙類のストック」(神奈川県・37歳女性)
「水道が出なかったから、水を持っていれば良かった」(三重県・51歳女性)
「あって良かったのは、生理用品、飲料水、ウエットティッシュ。あれば良かったのは、ライト、食料、毛布」(佐賀県・25歳女性)
「携帯トイレを持っていればよかった。断水しており、外で用を足すしかなかったから」(山形県・34歳女性)
「トイレをしばらく使えるだけの水を持っておけばよかった」(静岡県・27歳男性)
「バッテリー、非常食、ホッカイロ」(福井県・29歳男性)
「スマホの充電器、モバイルバッテリー、飲み物」(富山県・51歳女性)
「モバイルバッテリーやカセットコンロ、クッキーなどの非常食は助かった」(岩手県・44歳男性)
「蓄電池を持っていたらよかったと思う」(滋賀県・27歳男性)
「普段使いようPC用UPS。 落雷停電でもデーター保存が出来た」(長野県・60歳男性)
「カセットコンロとボンベ。ガスが止まってもカップ麺などを食べられるから」(京都府・45歳男性)
「サンダル。持っていたが、自宅内で使うという発想がなかった。食器が落下して大量に割れ、真夜中だったので怪我が怖かった」(北海道・40歳男性)
「現金。停電でATMが使えなかったから」(宮城県・43歳女性)
2.防災意識は高まっているものの、保存食・飲料水を「十分に備えている」人は、5%未満!備えていない理由は「保管場所がない」などのほか、知識不足という回答も!
被災した際に必要となるのは食料です。そこで、保存食・飲料水の備えについて聞くと、「全く備えていない(15.2%)」「ほとんど備えていない(24.1%)」人は合わせて4割ほどでした。前述の調査で防災への意識が高まっている一方で、保存食・飲料水を「十分に備えている(4.5%)」と、自信を持って言える人は意外にもわずか5%未満という結果でした。
保存食・飲料水を備えていない人を対象に、その理由について尋ねたところ、もっとも多かったのは「保管場所がない(29.7%)」といった物理的な理由でした。「何を備えればいいのかわからない(23.6%)」という、保存食に対する知識不足によって備えていない人、使用するのかわからないのに購入して賞味期限がきれてしまうのが「もったいない(19.6%)」と回答した人も一定数いました。理由を聞いたことにより、保存食・飲料水の備蓄に対する難点が明らかになりました。
この調査は、8月8日に宮崎県で起こった地震以前に行ったものですが、今回の地震で、保存食・飲料水の日ごろからの備えについて重要性を感じた人も多いのではないでしょうか。きっかけや打開策があれば、備える人は増えることが予想できます。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfQWp1eW9qV0FaSS5KUEc.JPG ]
防災用の保存食といえば? “保存食=乾パン”というイメージが根強い結果に。
おいしそうな保存食ランキング! 「レトルト食品」や「カップ麺・乾麺」が上位に。
防災用の保存食が浸透しない要因のひとつとして、保存食の味にネガティブなイメージがあることが理由かもしれません。そこで、防災用として思い浮かぶ保存食を聞くと、「乾パン(31.3%)」がダントツ1位、2位以下はアウトドアや日常でも食べる機会が多い「カップ麺・乾麺(17.4%)」「レトルト食品(12.4%)」という結果となりました。「乾パン」の歴史は長く、幅広い世代で保存食を連想させるほど定着しているようです。
昨今、防災用として様々な種類の保存食が販売されています。実際に食したことがある人であれば、そのクオリティの高さを認識している人も多いと思います。続いての質問では、おいしそうだと思う防災用保存食について聞きました。1位は、カレー、スープ、おかゆ等の「レトルト食品(25.3%)」でした。2位「カップ麺・乾麺(21.7%)」、3位「缶詰(7.6%)」という結果に。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfVkd4b1FYdmRndy5KUEc.JPG ]
3.ローリングストック、意味まで知る人は4人に1人程度!半数以上は「まったく知らない」ローリングストックを知る人の約8割は、食料を備蓄!
保存食の賞味期限が近づいたものから消費して、消費した分を補充することで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つ方法のことを「ローリングストック」と言います。「ローリングストック」について、知っているかを回答してもらったところ、「まったく知らない(54.5%)」人は全体の半数以上。「言葉・意味ともに知っている(27.3%)」人は3割程度でした。また、意味まで知っている人と知らない人について、保存食・飲料水の備蓄状況を比べたところ、ローリングストックを知っている人の方が圧倒的に、保存食・飲料水を備えているということが分かりました。
保存食も日々の食卓で消費すれば、無駄を減らすことができます。現代に合った備蓄方法を知ることで、防災意識の向上と共に、保存食を備えることへのハードルを下げることができるかもしれません。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfRWtpdGlWYWd5RS5KUEc.JPG ]
※グラフの構成比は小数点以下第2位で四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
【参考】
ローリングストックとは
ローリングストックとは、いつも利用している食品や日用品で、非常時にも利用できるものを少し多めに備蓄(ストック)する方法のこと。調味料やトイレットペーパーを予備として多めに買っておくこととは別ものであり、非常用の乾パンや賞味期限が年単位の缶詰といった、“非常食”を備蓄しておくこととも異なる。
あくまで、“日常的”に利用している食品や日用品を、非常時にも乗り切れる分だけ常にストックしておき、それを生活の中で消費し、消費した分だけ買い足していくことであるため、より手軽で無駄がない方法を指す。
ローリングストックの一般的なメリット
メリット? ?食品の量や賞味期限が自然に把握でき管理が楽。
一般的な非常食では、買ったはいいものの賞味期限まで全く触れずにいつの間にか切れていたということが起こりやすいが、定期的に新しいものと入れ替えることで賞味期限が更新され、食品ロスを軽減できる。
メリット? ?災害時でも普段の食事に近い食品が食べられる。
日頃からスーパーで買っている慣れ親しんだ食材をストックしておけるため、非常時でもいつもの食事に近いものが食べられるというのは安心できるポイント。
メリット? ?お財布に優しく、手軽にできる。
賞味期限が年単位のものや非常食は金額的にも割高になり、わざわざ災害のために買うという心理的負担もあるが、日頃から使えるものであれば無駄もなく、お財布にも優しい。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfWVFETnhCR2htdS5wbmc.png ]
【調査概要】
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査テーマ:防災に関する調査
・調査対象者:全国の20〜70代男女 計1000名
・調査期間:2024年7月2日〜5日
・調査主体:中部/電力ミライズ株式会社
・調査機関:株式会社ネオマーケティング
■防災ポータルサイト「カテエネ防災部!」
8月28日(水)より、防災ポータルサイト「カテエネ防災部!」を開設します。防災への取り組みを部活動として発信。部のモットーは「むずかしくない、たのしい防災」。カテエネコを「部長」に、活動に共感し、ともに取り組んでいただくカテエネ会員さんを「部員」に災害に強い中部エリアをつくっていきます。
【カテエネ防災部!】 https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/lp/katene-disaster-prevention/
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfbVZTaHZWYk1QcS5KUEc.JPG ]
■中部電力ミライズ「こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン」
今回の調査により、防災に関する意識や実態が明らかになりました。防災に対する意識は高まっている人が多い一方で、保存食や飲料水、防災用品は備えられていないという人も一定数いました。いつどんな時に起こるのか分からない災害に対して、日頃から備えておくことが重要といえます。
この度、防災の日(9月1日)に合わせ、2024年7月1日(月)〜9月30日(月)の期間(※)、中部電力ミライズは「こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン」を実施中です。該当の期間に1セット購入すると、先着で1500名様に翌月もう1セット無料でお送りいたします。
※キャンペーンは先着制のため、定員に達し次第終了となります。
【こだわりの保存食をおトクに体験!キャンペーン】
■期間:2024年7月1日(月)〜9月30日(月)
■条件:1セット(3,980円)購入すると、先着1500名様にもう1セット無料で提供
■申込方法:
1.クーポンをゲット
2.専用サイトでお手続き
3.商品が届く
4.アンケートでポイントゲット
■提供品:スープ・ごはん類・麺類・主菜 等
■キャンペーンURL:https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/campaign/kurashi_prj/rs-trialcp-summer/
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2ODQzMCMzNDI1MDMjNjg0MzBfYWpVTE5oSGFQWC5qcGc.jpg ]
■中部電力ミライズ株式会社
【会社概要】
会社名:中部電力ミライズ株式会社
本店所在地:〒461-8680 名古屋市東区東新町1番地
代表者:代表取締役 社長執行役員 神谷 泰範
創立:2020年4月1日
事業概要:
1.電気事業
2.ガス事業
3.エネルギー関連の機械器具および設備の製造、販売、賃貸、リース、修理、運転および保守
4.蒸気、温水、冷水などの熱供給に関する事業
5.電気通信事業法に定める電気通信事業
6.各種情報の収集、分析、処理、加工、提供および販売に関する事業ならびに広告事業
7.エネルギー利用、環境および前各号に関する調査、エンジニアリングおよびコンサルティング
8.法人および個人向け各種支援サービスの提供および斡旋
9.会員向け優待サービスの提供および斡旋
10.銀行代理業、電子決済など代行業その他金融サービス業
11.割賦販売法に定める信用購入あっせん
12.資金決済に関する法律に定める前払式支払手段の発行および資金移動業
13.損害保険代理業、自動車損害賠償保障法に基づく保険代理業および生命保険募集業その他保険媒介代理業、保険サービス業
14.前各号に附帯関連する事業
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