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UMLモデリングツール「Enterprise Architect」バージョン7.5および「Enterprise Architect Suite」発売のお知らせ

スパークスシステムズジャパン株式会社は、UMLモデリングツール「Enterprise Architect」のバージョン7.5を2009年3月25日より発売いたします。

スパークスシステムズジャパン株式会社(神奈川県横浜市:代表取締役 河野 岳史)は、UMLモデリングツール「Enterprise Architect」のバージョン7.5を2009年3月25日より発売いたします。また、あわせてスイート製品「Enterprise Architect Suite」を同日より発売します。


「Enterprise Architect」(エンタープライズアーキテクト)は、日本国内で25,000ライセンスを超える販売実績のあるUML2.1対応のモデリングツールです。低価格ながら多くの機能と高い拡張性を備えています。アドインにより、UMLだけでなくBPMN・SysML・DFD・SPEM・フローチャートなどの表記にも対応し、さまざまな設計開発で幅広く利用できます。


■Enterprise Architect Suiteについて


バージョン7.5のリリースに合わせて、「Enterprise Architect Suite」(エンタープライズアーキテクト スイート)シリーズとして、以下の3つのエディションの提供を開始します。この新しいシリーズには、「Enterprise Architectコーポレート版」と既存の別売りアドインが含まれます。また、独自の機能も搭載しています。


各エディションの概要は以下の通りです。


・ビジネスモデリング版


ビジネスモデリング版は、BPMNなどのビジネスモデリングや、ザックマンフレームワークやTOGAFなどのEnterprise Architectureフレームワークを利用した業務・ビジネスの分析設計などを行う人を対象にしたスイート製品です。


・システムエンジニアリング版


システムエンジニアリング版は、ハードウェア系の言語からソースコードを生成することに重点を置いたエディションです。利用できる言語としてADA2005, SystemC, Verilog, VHDLの4種類の言語が追加されます。また、ステートマシン図からSystemC, Verilog, VHDLのソースコード生成が可能です。


・アルティメット版


アルティメット版では、ビジネスモデリング版とシステムエンジニアリング版の両方の機能が利用できます。要求管理ツールRaQuestや情報リサイクルツールARCSeekerも利用できます。


■Enterprise Architect Suite独自の機能について


ビジネスモデリング版では、BPMN1.1で作成したモデルからBPELコードを生成することができます。また、要求や制約などの「ルール」を出発点に、実際の処理を含んだソースコードを生成する「ビジネスルールモデリング」機能も搭載しました。


ビジネスモデリング版・システムエンジニアリング版の両方で、ステートマシン図・シーケンス図・アクティビティ図からC言語, C++, Java, C#, VB.NETのソースコードを生成する機能が搭載されました。


システムエンジニアリング版では、さらにVerilog, VHDL, SystemCに対しても、ステートマシン図からソースコードを生成することができます。


■バージョン7.5について


最新版で強化される主なポイントは、以下の3つです。


1. 数多くの新しいモデリング記法に対応

2. モデリングを効率化する新機能の搭載

3. 分散環境での設計開発における速度改善


そのほかにも、ActionScript3で作成されたプログラムの動作結果からシーケンス図を自動生成する機能など、日本・世界のお客様から寄せられた100項目を超える細かい機能強化やバグ修正に対応しました。


上記の3つの主な強化ポイントの説明です。


1. 数多くの新しいモデリング記法に対応


バージョン7.5では、Archimateなどさまざまなモデリング記法に対応しました。バージョン7.5では以下のモデリング記法が利用できます。


・ SysML 1.1*

・ BPMN 1.1

・ DFD (データフロー図)・構造図

・ SPEM 2.0?

・ Archimate

・ 戦略モデリングのための表現

(バランススコアカード・バリューチェーン・戦略マップ・フローチャート・デシジョンツリー・組織図)

・ 画面設計

・ Webサイトの構成設計

・ 状態遷移表


このような表現をUMLと合わせて利用することで、より明確な仕様の定義が可能なるほか、ソフトウェアの設計開発以外にも幅広く利用できます。


2. モデリングを効率化する新機能の搭載


バージョン7.5では、モデリングを効率的に行うための様々な新機能も搭載しました。


「クイックツールバー」機能は、「クイックリンク」機能をさらに拡張したものです。図の中の要素を選択した際にアイコンが表示され、よく使う機能をすぐに呼び出すことのできる機能です。そのほか、「スマート配置」「スイーパー機能」「10種類の自動レイアウト機能」など、いくつかの便利な機能を搭載しました。


3. 分散環境での設計開発における速度改善


バージョン7.5では、分散環境において利用する際の速度を改善する機能を追加しました。これらの機能を利用することにより、設計開発作業の全体を通して従来よりも快適に作業を行うことができます。特に、通信速度が遅い分散環境において効果を発揮します。


■ Enterprise Architectの概要と主な機能


UMLモデリングツール「Enterprise Architect」は、システムの設計開発などUMLを利用したモデリングのためのツールです。作成したモデルからRTFやHTMLの形式のドキュメントを生成したり、対応する10種類の言語(Enterprise Architect Suiteシステムエンジニアリング版では14種類)のソースコードを生成したりすることができます。


また、システムの設計開発に付随するデータベース構造・XMLスキーマ・WSDLなどについても同様にモデリングを行うこともできます。


本製品は、世界各国において2009年2月末で17万ライセンスを超える販売実績があります。日本では2003年4月1日の発売開始から2009年2月末までの累計販売数は2万5千ライセンスを超えています。


Enterprise Architectは、利用できる機能により「デスクトップ版」「プロフェッショナル版」「コーポレート版」の3種類があります。また、「Enterprise Architectコーポレート版」の機能に加えて、数多くのアドインも利用できるスイート製品「Enterprise Architect Suite」として、「ビジネスモデリング版」「システムエンジニアリング版」「アルティメット版」の3種類があります。


本製品は「パッケージ版」と直販の「ダウンロード版」があります。パッケージ版はオープン価格です。Enterprise Architectのダウンロード版の直販価格は、1ライセンスあたり17,325円から44,100円です。Enterprise Architect Suiteのダウンロード版の直販価格は、1ライセンスあたり77,700円から136,500円です。


本製品はWindows 2000/XP/Vistaに対応しています。今後1年間で日本国内において4,000ライセンスの販売を見込んでいます。


本製品の主な特長および機能は以下のとおりです。


・ UML2.1で定義された13種類すべての図が描画可能

・ C++, C言語, Java, C#, Visual Basic, VB.NET, Delphi, PHP, Python, Action Scriptのコード生成と読み込み(リバースエンジニアリング)

(システムエンジニアリング版ではVerilog, VHDL, SystemC, ADA2005にも対応)

・ JARファイルおよび.NETアセンブリの読み込み

・ 既存のプログラムおよびソースコードからシーケンス図の生成

(Java, Visual C++, C#, VB.NET, Action Script)

・ HTML形式およびRTF形式でのドキュメントの生成

(ドキュメント生成内容はカスタマイズ可能)

・ BPMN 1.1を利用したビジネスモデリング

・ 既存のデータベース構造の読み込み

(Oracle, SQLServer, MySQLなど多数のDBMSに対応)

・ データベース設計し、結果をDDLとして生成

・ モデル情報の変更履歴管理・差分表示

・ MDA(PIMからPSMへの変換)

・ XMLスキーマおよびWSDLの読み込みとモデリング・生成

・ DFD(データフロー図)およびフローチャートの作成


なお、無償の機能評価版も用意しています。興味のある方は評価版をご利用ください。


製品の概要などを紹介するWebサイトは以下のURLとなります。

http://www.sparxsystems.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】

広報担当 河野
E-mail:info@sparxsystems.co.jp
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