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「ネットスーパーの利用実態」に関する調査結果発表

株式会社ドゥ・ハウス(港区: 代表:稲垣佳伸)は2009年11月に
実施した「ネットスーパーの利用実態」に関するアンケート調査結果を
今月25日発行の『事実新聞 第39号』(季刊発行 発行ドゥ・ハウス)にて
発表しました。
「ネットスーパーの利用実態」に関する調査結果発表

 賢く利用するネットスーパー、気に入った商品の継続購入が中心。
 →20代、60代はネットスーパーを積極的に利用する理由がある。
 →ネットスーパーでは、品質が分かっているリピート購入が中心。


 株式会社ドゥ・ハウス(港区: 代表:稲垣佳伸)は2009年11月に
実施した「ネットスーパーの利用実態」に関するアンケート調査結果を
今月25日発行の『事実新聞 第39号』(季刊発行 発行ドゥ・ハウス)にて
発表しました。

 ここ1〜2年で利用が広がってきているネットスーパーですが、実際のと
ころ生活者はどのようなシーンで利用し、どのように実店舗との使い分けをして
いるのでしょうか。今回『事実新聞 第39号』の特集はネットスーパーの利用
実態に迫ります。



■すでにネットスーパーは1割以上が利用

 今回、インターネットリサーチモニター3,431名を対象にアンケートを
実施したところ、20代から60代既婚女性でネットスーパーを現在利用して
いる人は全体で12.9%となりました。

50代までは年代による差はほとんど見られません。
60代では若干下がり、9.5%となっていますが、約10人に1人はネット
スーパーを普段から利用していることがわかります。


利用頻度のボリュームゾーンは「月に数回」で39.9%となりました。
週に1回以上(「週に1回」+「週に数回」+「ほぼ毎日」)の割合が40
代で少なくなっている以外は、年代による変化はほとんどありません。

利用率が他の年代より低かった60代を見ても、「週に1回以上」は34.8
%となっており、むしろ他の年代よりも頻度が高くなっています。

参考資料⇒図1,2



■20代・60代は、ネットスーパーを積極的に利用する理由がある

 ネットスーパーユーザーが「実店舗よりもネットスーパーで買うことが多
いと答えた商品」についてみると、全体では、

  「お米」(41%)
  「ソフトドリンク」(22%)
  「水」(22%)
  「冷凍食品」(18.1%)

と続いており、持ち運びがしにくい商品を中心に購入しているように見受け
られます。

 年代別でみると、20代・60代で「ネットスーパーの方が買うことの多
い商品はない」と答えた割合が低く、20代と60代の利用に特徴がありそ
うです。

 20代が他の年代よりも「実店舗よりもネットスーパーで買うことが多いと
答えた商品」を見ると、「鮮魚」「精肉」「菓子デザート」「惣菜・弁当」と
なっています。実際の店舗との使い分けを聞くと、

  「息子が二人になって両手がふさがることが増えたので、実店舗での買
   い物は本当に今日急遽必要になったものだけで済ませて、ネットスーパ
   ーで大まかな買い物は済ますようにしている。(26歳女性)」

と、鮮魚や精肉など、自分の目で見て買いたいと思われがちな商品も、ネッ
トスーパーで購入に至っているようです。

 一方60代で高かった項目は、「お米」「水」「お酒」といった重い商品
であることが共通しており、

  「ジュース・水・お茶等重いものは運べないので頼みます。
   体調の悪いときや疲れているときにも使います。(63歳女性)」

というように、体調を崩した時や疲れているときなどに、利用している様子
が伺えます。

参考資料⇒図3



■ネットスーパーでは、品質がわかっているリピート購入が中心

 実際の店舗で買い物をする時と、ネットスーパーで買い物をする時の重視点
を比較すると、実店舗よりもネットスーパーの買い物で重視される項目は

  「容量・重さ」
  「自宅のストック」
  「商品名」

となっています。

宅配なので、重いものを気にすることなく注文でき、自宅での注文なのでストッ
ク状況もすぐに確認できるという利点、更に実物を見て確認できないので、品
質について安心できる商品名が重要になっている様子が伺えます。

一方、ネットスーパーの買い物で重視されなくなる項目をみると、

  「賞味期限・鮮度」
  「特売や値引き」
  「家族の好み」

となっています。
ネットスーパーでは価格よりも品質を重視し、更に品質のわかっているリピー
ト購入が中心となっているのかもしれません。

今後、新製品の発見など買い物を楽しむのは実店舗で、ストック補充や必需
品の買い物はネットスーパーといった利用をされていく可能性もありそうです。


参考資料⇒図4,5



<調査概要>「ネットスーパーの利用実態」に関するアンケート調査
●調査期間:2009年11月
●調査手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチモニター・ネットワー
クである「きかせて・net」会員に対して行った。
全国の20歳〜69歳の既婚女性にEメールでアンケートを実施。
3,431名から回答を得た。



■参考資料
 別添資料(調査概要および図1〜5、紙面イメージ)

■詳しい調査結果は「事実新聞第39号(1月25日発売)」特集ページ
にて、掲載しています。

「事実新聞」は、様々な切り口で生活者の買い物行動をとりあげ、売り場作り
や販促企画作りを協力にサポートする情報誌です。

 <2010年1月25日号 紙面(番号はページ番号)>
 1)特集!ネットスーパーの利用実態
 2)3ヵ月後の食卓
 3)3ヵ月後のチラシ
 6)来店動機【西友】
 10)真の購買動機・3秒間【野菜・ジュース売場】
 12)3ヵ月後のエンド 5月【野菜ジュース】

 年間購読料:¥14,700(税込み)
 発行:ドゥ・ハウス(年4回発行)
 WEBサイト: http://factnews.dohouse.co.jp/index.asp



□株式会社ドゥ・ハウス  http://www.dohouse.co.jp
株式会社ドゥ・ハウスは、「Human Networking Industryの創造に貢献する」
という事業理念のもと、アナログ、デジタル合わせて250万人の「人のネット
ワーク」を介して、クチコミ・プロモーションと定性リサーチサービスを展
開しています。

近年は、「店頭TV」や「モラタメ.net」http://www.moratame.net/ など、
「店頭」と「プロモーション」系のサービスに力を入れ、新時代のマーケティ
ングコミュニケーションを実践しています。

設立:1980年7月7日
資本金:658百万円
従業員数:120名(2009年10月)
お取引企業数:約300社/年間プロジェクト数 約2000件
年間売上:1,860百万円(2009年9月期)



以上

本プレスリリースに関するお問合せ先       

株式会社ドゥ・ハウス http://www.dohouse.co.jp/        
事実新聞編集部:濱田 広報担当:宮崎 
mail:navi@dohouse.co.jp
〒105-0004 東京都港区新橋6-20-2 Tel03-5472-7901 Fax03-5472-7917
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