「横領の手口 国・自治体はスキミング、金融機関は不正支出が4割超」横領等の社内不正発生状況に関する調査報告書を発表
対象期間2009年10月1日〜2010年9月30日において、インターネット上で公表(報道)された不正事案に関する記事を検索して収集した347ケースの対象不正事案について分析した。
報道機関各位
プレスリリース
2011年2月28日
一般社団法人 日本公認不正検査士協会
理事長 安冨 潔
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一般社団法人 日本公認不正検査士協会
「横領の手口 国・自治体はスキミング、金融機関は不正支出が4割超」
横領等の社内不正発生状況に関する調査報告書を発表
http://www.acfe.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=137&vp=20110228
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一般社団法人 日本公認不正検査士協会(所在地:東京都中央区八重洲1-5-3
不二ビル2階 理事長: 安冨 潔)は、最近1年間にインターネット上に公表され
た横領等の社内不正事案に関する記事をもとに、
「横領等の社内不正発生状況に関する調査報告書」を発表した。
■概要
最近1年間にインターネット上に公表された横領等の社内不正事案に関する記事を
もとに、業種別・実行者属性別および不正行為の手口別の特徴的な傾向を抽出した。
■トピック
・手口の割合: 国・自治体はスキミング43%、金融機関は不正支出48%
・外部の情報提供による発覚端緒の割合: 国・自治体48%、金融機関67%
・不正継続平均期間: 金融機関50.7ヶ月
・手口別継続平均期間: 不正支出39.7ヶ月
・動機に関しては、「ギャンブル、遊興費ほしさ」が比較的多い など
■提供方法
一般向けは当協会ホームページより、4月から公開。
ACFE会員は当協会ホームページにログインし、ダウンロード資料にて取得。
報道関係者は当協会事務局へご連絡ください。
■報告書内容
1 業種別の特徴的な傾向
1.1 発生件数の割合
1.2 手口の割合
1.3 発覚の端緒の割合
1.4 損害額平均
1.5 不正継続期間の平均
2 不正実行者の特徴的な傾向
2.1 年齢構成及び性別
2.2 役職構成と損害額平均
3 評価項目相互間の特徴的な傾向
3.1 手口別の発見の端緒の割合
3.2 手口別の不正行為継続期間平均
4 不正実行者の個人的事情について
5 結び
■調査対象
1)対象期間 2009年10月1日〜2010年9月30日
2)対象不正案件
a) 対内的事案
当該企業の役員あるいは従業員が、窃盗・横領・詐欺行為により
会社資産を不法に着服した事案。
b) 対外的事案
当該企業の役員あるいは従業員が、当該企業の業務に関連させた方法を
用いて、窃盗・横領・詐欺行為により、取引先・顧客等の企業外部の
関係者の資産を不法に着服した事案。
3)対象不正事案のカテゴリー
・スキミング:会計上の記録がされる前の会社の現金を着服
・ラーセニー:会計上の記録が済んでいる会社の現金を着服
・不正支出 :正当な支払手続きを偽装し、支出された現金を着服
・商品等着服:在庫品・有価証券等の現物資産を着服
・その他 :対外的事案(上記2のb)
4)データ収集方法と該当件数
上記対象期間において、インターネット上で公表(報道)された不正事案に
関する記事を検索して収集した347ケースの対象不正事案について分析した。
■公認不正検査士協会
公認不正検査士協会は、世界的な規模で不正対策に関するトップレベルの
トレーニングを提供。世界140ヶ国以上に約50,000人にも及ぶ会員を有する協会として、
世界最先端の知識と実践的な問題解決策の提供を通じて、不正対策の専門家の
方々が結束して不正防止・早期発見に取組めるよう支援している。
■プレスリリースに関するお問合せ
一般社団法人 日本公認不正検査士協会
事務局 吉田
電話番号:03-5201-8880 (代表)
FAX番号:03-5201-8881
メールアドレス:info@acfe.jp
ホームページ: http://www.acfe.jp/
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-3 不二ビル2階
以 上
プレスリリース
2011年2月28日
一般社団法人 日本公認不正検査士協会
理事長 安冨 潔
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一般社団法人 日本公認不正検査士協会
「横領の手口 国・自治体はスキミング、金融機関は不正支出が4割超」
横領等の社内不正発生状況に関する調査報告書を発表
http://www.acfe.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=137&vp=20110228
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一般社団法人 日本公認不正検査士協会(所在地:東京都中央区八重洲1-5-3
不二ビル2階 理事長: 安冨 潔)は、最近1年間にインターネット上に公表され
た横領等の社内不正事案に関する記事をもとに、
「横領等の社内不正発生状況に関する調査報告書」を発表した。
■概要
最近1年間にインターネット上に公表された横領等の社内不正事案に関する記事を
もとに、業種別・実行者属性別および不正行為の手口別の特徴的な傾向を抽出した。
■トピック
・手口の割合: 国・自治体はスキミング43%、金融機関は不正支出48%
・外部の情報提供による発覚端緒の割合: 国・自治体48%、金融機関67%
・不正継続平均期間: 金融機関50.7ヶ月
・手口別継続平均期間: 不正支出39.7ヶ月
・動機に関しては、「ギャンブル、遊興費ほしさ」が比較的多い など
■提供方法
一般向けは当協会ホームページより、4月から公開。
ACFE会員は当協会ホームページにログインし、ダウンロード資料にて取得。
報道関係者は当協会事務局へご連絡ください。
■報告書内容
1 業種別の特徴的な傾向
1.1 発生件数の割合
1.2 手口の割合
1.3 発覚の端緒の割合
1.4 損害額平均
1.5 不正継続期間の平均
2 不正実行者の特徴的な傾向
2.1 年齢構成及び性別
2.2 役職構成と損害額平均
3 評価項目相互間の特徴的な傾向
3.1 手口別の発見の端緒の割合
3.2 手口別の不正行為継続期間平均
4 不正実行者の個人的事情について
5 結び
■調査対象
1)対象期間 2009年10月1日〜2010年9月30日
2)対象不正案件
a) 対内的事案
当該企業の役員あるいは従業員が、窃盗・横領・詐欺行為により
会社資産を不法に着服した事案。
b) 対外的事案
当該企業の役員あるいは従業員が、当該企業の業務に関連させた方法を
用いて、窃盗・横領・詐欺行為により、取引先・顧客等の企業外部の
関係者の資産を不法に着服した事案。
3)対象不正事案のカテゴリー
・スキミング:会計上の記録がされる前の会社の現金を着服
・ラーセニー:会計上の記録が済んでいる会社の現金を着服
・不正支出 :正当な支払手続きを偽装し、支出された現金を着服
・商品等着服:在庫品・有価証券等の現物資産を着服
・その他 :対外的事案(上記2のb)
4)データ収集方法と該当件数
上記対象期間において、インターネット上で公表(報道)された不正事案に
関する記事を検索して収集した347ケースの対象不正事案について分析した。
■公認不正検査士協会
公認不正検査士協会は、世界的な規模で不正対策に関するトップレベルの
トレーニングを提供。世界140ヶ国以上に約50,000人にも及ぶ会員を有する協会として、
世界最先端の知識と実践的な問題解決策の提供を通じて、不正対策の専門家の
方々が結束して不正防止・早期発見に取組めるよう支援している。
■プレスリリースに関するお問合せ
一般社団法人 日本公認不正検査士協会
事務局 吉田
電話番号:03-5201-8880 (代表)
FAX番号:03-5201-8881
メールアドレス:info@acfe.jp
ホームページ: http://www.acfe.jp/
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-3 不二ビル2階
以 上